万博1カ月、インスタは「ミャクミャク」 Xは開幕1週間で投稿半減
大阪・関西万博について、開幕から13日まで1カ月分のX(旧ツイッター)とインスタグラムの投稿を分析したところ、Xは開幕した週から投稿数が半減していたことがわかった。頻出する単語を比べると、「パビリオン」はX、インスタ双方で目立ったが、それ以外では違いが現れた。
SNS分析ツール「ソーシャルインサイト」を使い、「万博」「EXPO2025」などの言葉が入った投稿を、朝日新聞社メディア研究開発センターが調べた。
1カ月間のXの投稿数(リポストを含む)は992.3万件。開幕第1週(4月13~19日)に460.7万件と集中したが、第2週(4月20~26日)は208.7万件と半数以下に。
第3週(4月27日~5月3日)、第4週(5月4~10日)も173.6万件、105.8万件と減少傾向が続いた。
期間中のインスタの投稿数は10.6万件だった。第1週の2.8万件に対し、第2週は2.3万件、第3週は2.4万件、第4週は2.1万件と大きな落ち込みは見られなかった。
拡散された投稿については、出現頻度が高い単語ほど文字が大きくなる「ワードクラウド」を用いて可視化した。Xはリポスト数、インスタはいいね数の上位10%を対象にした。
Xとインスタで共通した単語は「パビリオン」。来場者の感想に加えて、各館の入場方法や待ち時間の情報などがつづられていた。インスタではインフルエンサーやテレビ局のアナウンサーらの投稿に多くのいいねが集まった。
このほか、Xではトラブルや運営に批判的な文脈で「万博会場」「協会」「維新」などの言葉が現れた。
インスタで大きく現れたのは「ミャクミャク」。会場内のモニュメントや着ぐるみの写真、グッズを紹介する投稿などが寄せられた。ハッシュタグでも使われる「expo」も目立った。
週単位で特徴的な単語をみる…
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