公爵令嬢のレジーナは、亡き母に代わって孤児院の運営を支え続ける働き者。周囲からの信頼も厚く、人々と助け合いながら生きていたが、その平穏はある日突然終わりを告げる―…。「なんで悪役になってないわけ?」養女として迎えられた少女・アリアが放った耳を疑う一言。明確な敵意を向けてくる彼女は、無垢な笑顔と天真爛漫な振る舞いで瞬く間に人々の心を掴んでいく。気付けばレジーナは完全に孤立し、婚約者も友人も家族にさえも言葉が届かなくなってしまった。すべてを失ったレジーナに手を差し伸べたのは隣国王太子のクロトで――!?何もかも奪われたレジーナは自分の人生を取り戻すために、再び立ち上がる!