トランプ氏主張の「1週間攻撃停止」合意 ウクライナは歓迎、ロシアは沈黙
(CNN) トランプ米大統領は、ウクライナが厳しい寒さに見舞われていることから、ロシアのプーチン大統領が首都キーウを含む主要都市への攻撃を1週間停止することで合意したと主張した。
トランプ氏は29日、ホワイトハウスで行われた閣議でこの主張を展開したが、ロシア側はこれを確認していない。
トランプ氏は閣議でウクライナが直面している「極寒」に触れ、「プーチン大統領に1週間、キーウをはじめとする各都市を攻撃しないよう個人的に要請し、彼はそれに同意した」と述べた。
プーチン氏といつ会話したのか明らかにしなかった。ロシアはウクライナのエネルギーインフラへの攻撃を強め、同国の大部分が電力不足と停電に陥っている。
ウクライナのゼレンスキー大統領はトランプ氏に謝意を示し、極寒の時期に攻撃が一時的にでもやめば、重要なエネルギーインフラを守れる可能性があるとし、電力供給は「生命の基盤」だと述べた。
「我々は、人命を守るために手を差し伸べてくれるパートナーの努力を評価している。トランプ大統領、ありがとう」とゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)に投稿。合意の履行に期待感を示した。
ゼレンスキー氏は、先週アラブ首長国連邦(UAE)首都アブダビで行われた米国・ウクライナ・ロシアによる3カ国協議で、エネルギーインフラへの攻撃の一時停止について話し合ったことを確認した。
協議に詳しい関係者によると、米当局者は一時休戦を提案したが、当時ロシアが同意するかどうかは不明だった。
ロシアは、攻撃休止の提案を受け入れたことを公式に確認していない。このことについて問われたペスコフ大統領報道官は29日、「まだコメントできない」と述べ、明言を避けた。
これまでロシアとウクライナの間で行われてきた一時停戦の試みは、いずれも失敗に終わっている。




