能登半島地震で被災した子どもたちに安心できる居場所を届けたい
(YOUTH PACE)

寄付受付開始日:2024/04/15

  • 領収書なし
[能登半島地震で被災した子どもたちに安心できる居場所を届けたい (YOUTH PACE)]の画像
中高生たちと企画した能登島でのキャンプ(上・2024年8月7日、石川県七尾市)、遊び道具を詰め込んだプレイカー企画(下・2025年4月5日、石川県金沢市)

一般社団法人YOUTH PACE

プロジェクト概要

更新日:2025/10/01

被災したこどもたちが安心できる居場所を届けたい

私たちYOUTH PACEは、⼦どもから⼤⼈へと変わりゆくユース世代の、居場所と機会、そしてつながりを届ける活動をしています。
2023年には、若者の居場所となる「ユースセンター」を金沢市に開設しました。

そうしたなか2024年元日、能登半島地震が発生しました。
発災後、能登から金沢には多くの方が避難してきました。
自宅から遠く離れた慣れない環境で、不安を抱えるこどもたちがいる。
その現状を知り、避難先となった金沢市でこどもたちの居場所を開設しました。

能登半島地震発生後の町の様子(2024年1月5日、能登町白丸)

私たちが危惧するのは、広域避難による「隠れ孤立」です。
避難者が個々に遠方へ避難したため、支援が届きにくい状況になりました。
そうしたなか、こどもたちの多くは「他の人はもっと大変だから」と萎縮しがちです。問題なく見えても実はストレスを抱えながら、孤立していることも珍しくありません。

そこで私たちはこどもたちへの居場所・機会・つながりの支援に取り組んでいます。
被災以来、オンラインでは話せても、友達と対面で会えていない子も多く見受けられました。
そこで他団体と連携し、交流会やキャンプなどのイベントを企画し、友達と直接会える機会をつくりました。

また、自習支援として新たに居場所を開所したり、学校に直接出向いてくつろげる場をつくってきました。

2次避難者の受け入れ先ホテルで子どもの居場所を開設(2024年1月10日〜4月28日 延べ約670人利用)

支援に必要な関係性や運営ノウハウなどは、ユースセンター開設での経験やつながりが活かされました。
さらに、能登地域を中心にこどもたちの支援に取り組む他団体と、情報交換や連携できる体制を整備。
開始当初は、緊急性の高い情報交換の場でしたが、次第に未来の話へと発展し、協議会を立ち上げました。

ここで関わったこどもたちは将来、何人かは能登・石川の未来を担うことでしょう。
そうしたときに、こどもたちがのびのびと過ごせる未来を描いてほしい。

そのために私たちは、いま目の前にいるこどもたち一人ひとりと、真剣に向き合っていきます。

2024年8月には能登にゆかりのある中高生が企画したキャンプを実施(七尾市)

<寄付受付期間延長のお知らせ>
能登半島地震の発生から1年以上が経過しました。
緊急支援が必要な時期から、日常のストレスへと移行しています。
子どもたちのさまざまな気持ちに引き続き寄り添うため、今後ともご支援いただきたく、寄付受付期間を延長いたします。(2025年9月24日更新)

寄付金の使いみち

本プロジェクトで集まったご寄付は、令和6年能登半島地震で被害を受けた地域での若者居場所・学習支援や若者を支援するネットワークの運営支援などに使用させていただきます。

1.居場所支援
被災した子どもたちが安心して時間をすごせるユースセンターの運営費

2.学習サポート支援
被災した子どもたちを対象に居場所での学習サポートをおこなうための運営費

3.相談支援
被災した子どもたちの心のケアをおこなうための運営費

4.ネットワーク事業
各地にある若者支援事業に携わる団体とのネットワーク運営費

また、ご寄付の余剰分が生じた場合には、若者支援活動のために活用させていただきます。ご了承ください。

"#2024notopeninsulaearthquake"

活動報告

更新日:2025/12/19

変わりゆく環境の中で、子ども・若者が「自分らしく」いられる居場所と「安心」できるつながりを(2025年12月19日更新)

・状況の変化に合わせて、寄り添い続ける
「みんなのこども部屋」は、2次避難先からみなし仮設住宅等への移行が進むなか、常設での活動には区切りをつけました。しかし、支援はそこで終わりではありません。

現在はプレイカー(移動式遊び場)や同窓会イベントなどを通じ、環境が変わっても子どもたちや親御さんがホッと息抜きでき、顔を合わせられる機会をつくり続けています。
「参加するたびにこどもたちの成長を感じられてうれしい」「ここで生まれたつながりを大切にしたい」という嬉しい声も寄せられています。

久しぶりの再会に笑顔がこぼれる同窓会イベント。子どもたちの成長を感じます。(2025年8月9日、やなぎだ植物公園・能登町)

・「待つ」だけでなく「会いに行く」活動へ
被災した中高生等の第三の居場所「ユースのリビング」は役割を完遂し、同場所にて行政委託によるユースセンター運営を行っています。さらに、センターに来られない若者ともつながるため、学校や施設などへ出向く「出張ユースセンター」も開始し、より多くの若者へ活動を広げています。

学校での出張ユースワーク。大人と話したり、ボードゲームをしたり、ユース同士が交流したり。(2024年10月28日、能登高校・能登町)

また、オンラインで能登の当時の中高生が集まる場は現在も月に数回開催しています。学校のことを話したり、自習をサポートしたり、やりたいことを話し合ったりしています。

・地域全体で支えるためのネットワーク
今回の経験や得られたネットワークを発展させ、北陸地域におけるユースワークのプラットフォーム「ほくりくユースワーク協議会」を発足しました。金沢での交流会や、2025年11月には七尾で合宿も実施。立ち上げメンバー及び事務局として、地域全体でのユースワークの質の向上と持続可能性を高めることを目指します。

他団体と連携し、活動の輪を広げていきます。(2025年2月23日、石川県政記念しいのき迎賓館・金沢市)

もうすぐ2年がたとうとしていますが、復旧・復興はまだ道半ばです。子どもたちもさまざまな状況、心境にあり、安心して過ごせる居場所とつながりを長期的に支える必要があります。私たちは目の前の子どもたち一人ひとりと真剣に向き合い、微力ながらもできることを積み重ねていきます。

こどもたちが困難な状況を乗り越え成長できる環境を(2024年10月15日更新)

活動報告(2024年10月1日)

・みんなのこども部屋
2次避難者の受け入れ先となった、金沢市内のホテルで開設したこどもたちの居場所です。2024年1月10日から2024年4月28日までの約3カ月半のあいだ毎日開館しました。利用者が0〜6歳の乳幼児が中心で、さながら保育園や児童館の雰囲気でした。
ふだん保育士として働くメンバーがスタッフとして常駐し、子どもたちの声に耳を傾けながら、その日やりたいことをみんなで取り組みました。

また、本来こどもたちが経験するはずだった、季節の行事やイベントも企画。節分やひな祭り、お花見からゴスペルのライブまで、多彩なイベントを実施しました。
みなし仮設などへの移動が進んだことで、2024年4月末に閉館。現在は、おもちゃを積んだトラックを派遣するなど、各地に散らばったこどもたちのもとに出向く形での企画に取り組んでいます。

おもちゃを積んだトラックを派遣するイベントを実施(2024年4月20日、金沢市)

・ユースのリビング
みんなのこども部屋が乳幼児を中心とした受け入れの場となるなか、そのスペースの端で勉強する中高生を見かけました。
彼らへの勉強の機会も提供したいということで、10代の若者向けの居場所を、金沢市の青少年交流センターの一室をお借りして開設しています。
こちらは大学生を中心としたユースワーカーが常駐し、一緒に遊んだり、勉強したり、雑談したりと、彼らが本来の自分でいられる場づくりに努めています。

これまでに、みんなで一緒につくるごはん会やダーツ大会など、さまざまなイベントも実施。現在も開館を続けています。

中高生を中心とした10代向けの居場所は現在も開館中(2024年4月21日、金沢市)

これまでにのべ890名を超えるこどもたちに利用いただきました。
震災によって失われたこどもたちの「居場所」「機会」「つながり」を提供し、スタッフがこどもたちに寄り添いながら、一緒に工夫しやりたいことを実現する。
こうした取り組みを通じて、こどもたち一人ひとりが困難な状況を乗り越え、成長できる環境を引き続き作っていきたいと思います。

過去のイベントの様子

目の前にいるこどもたち一人ひとりと、真剣に向き合っていきたいと思います

引き続き支援を求めています

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プロジェクトオーナー

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一般社団法人YOUTH PACE

居場所と機会、そしてつながりを届けたい。

私たちは、石川県金沢市を拠点に2022年から、中高生などの子ども若者が、自分のペースで挑戦し未来を切り開いていける環境をつくるために取り組んでいます。

居場所がなくて不安な若者はもちろん、家や学校に居場所がある若者にとっても、「居場所が増えること」で人生がより豊かになると私たちは考えています。多様な人と出会い、さまざまな経験を積むことで、自分の可能性に気づき、新たな一歩を踏み出すことができる。そんな起点と転機を、ここから生み出していきたいと考えています。

すべての若者が「ここにいていい」と思える場であり、未来への挑戦を後押しする場をつくります。

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