万博が終わってから、少し外国からの人が減ったような気がする。 ちょっと前までは、梅田を歩いているのは外国人ばかりで、日本人を探そうとしても、誰がそうなのかよくわからない感じがあった。 海外からの観光客はみんな大股で歩き、大声で話す。 観光で来ているから開放的になってそういう態度でいるのか、それとも、もともとそういう人たちなのか、それもよくわからない。 はじめは、おお、大阪も変わってきたな、面白くなってきな、とワクワクする感じもあったけど、次第に、これまでの風景がすっかり失われてしまったことに不安やさみしさも感じるようになってきた。 今、ちょっとそのムーブメントが落ち着きだしている中で、少しほっとしているような気もする。 だけどもうこの変化は大きな意味では戻らないようにも思う。 だからといって、昔はよかった、なんて話をするのはひどくためらう。 そんな話をするのは自分が成長することを止め、変化

