windowsでwebサービスの開発をしているひとにUbuntuをオススメしたい3つの理由
windowsでphpを使ってwebサービスの開発してるのをみていろいろ思うことがあったので書いてみた。
windowsは使ってるけどLinuxとかよくわからないって人向け。
なぜUbuntuをオススメしたいのか
windowsでwebサービスの開発を行うにはphpならばXAMPPなどを、Ruby on RailsならばInstantRailsなどを使うと思いますが、サービスの公開に利用しているサーバはCent OSやRedHatなどのLinux OSが大半だと思います。そんなLinuxサーバを操作するためにはどうしてもLinuxの知識は必要になってきます。それだったらはじめからLinuxを使って開発して、体を慣らしてしまえばいいのです。
そして数あるLinuxデストリビューションの中でもUbuntuは簡単に使うことができます。そして環境を整えることがとても簡単です。
この点からUbuntuはオススメです。
Ubuntuってなに?
日本公式サイトである http://www.ubuntulinux.jp/ より引用すると
Ubuntuは、コミュニティによって開発されている、Linuxベースのオペレーティングシステムです。ラップトップ、デスクトップ、そしてサーバに利用することができます。このOSには、Webブラウザ、プレゼンテーション作成、文書作成、表計算、インスタントメッセンジャー、その他多くのあらゆるアプリケーションが含まれています。
現在の最新バージョンはUbuntu10.10で、来年4月に次期バージョンのUbuntu11.04がリリースされる予定です。
理由その1 windowsとほとんど変わらない操作環境だからなじみやすい
百聞は一軒に如かずということで僕のデスクトップマシンで動作しているUbuntu10.10のスクリーンショットを張り付けます。
ゆうかりんかわいいよゆうかりん
見た目はあまりwindowsと変わらないと思います。もちろん細かいところは違いますが、大きく戸惑うこともないはずです。
理由その2 windows PCにUbuntuのデュアルブート環境を作れる
とは言うものの、windowsのPCしか持ってないし…そんな場合でもwubiというインストーラを使えば
- 既存のwindows環境を残したまま
- 簡単に
Ubuntuのデュアルブート環境を作ることができます。
HDDの空き容量は10GBくらい割り当てておけば十分です。
本当に簡単にUbuntuを試せます。
詳しくは日本語wikiを。
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Install/WubiGuide
もちろんVMwareやVirtualBoxなどの仮想環境構築ツールを使うという手もありです。
理由その3 webサービスに必要なツールがGUIで簡単に用意できる
Linuxというとソフトウェアの管理にターミナルを開いてコマンドを延々入力するというイメージがあるかもしれませんが、実際はそんなことはなくGUIで管理ができます。
Ubuntuではfirefox,Chromiumなどブラウザ、Eclipse,NetBeansなどのIDE、画像編集ツールのGIMP,SkypeなどがUbuntuソフトウェアセンターというツールで管理されています。
これを使えばソフトウェアのインストールやアンインストール、さらにアップデートもできます。
Ubuntuソフトウェアセンターに登録されていないソフトウェアも手動でファイルをダウンロードしてインストール、アンインストールができます。僕が使っているブラウザのOperaとかaction script作成用のFlex 3 SDKとか。
webサービスに使うphp,apache,mysql...の管理はSynaptic パッケージ・マネージャーで行ないます。
Ubuntuソフトウェアセンターと同じように、インストールしたいパッケージやモジュールを選択してインストールボタンを押すだけです。
自動で依存関係にあるパッケージもインストール、アップデートをしてくれます。
ちょっとしたテスト環境の構築には充分です。