第3回関西PHP勉強会にて、実践的なSymfonyのトレーニングを開催しました
2012年4月7日(土)、大阪の本町にある「オオサカンスペース」様にて、Symfonyを使った実践的なアプリケーション開発を題材とする第3回関西PHP勉強会が開催され、PHPメンターズの久保、後藤が講師を務めました。多くの方にご参加いただいた上、ハードな内容にも関わらず最後まで集中して取り組んでいただき、本当にありがとうございました。また、主催していただきました関西PHPユーザーズグループのスタッフの皆様、特に最初にお声がけ頂いた大村さん、コーディング役を名乗りでていただいたnano_eightさん、本当にありがとうございました。
- 2012年4月7日「第3回 関西PHP勉強会」を開催します。- Kansai PHP Users Group
- 第3回 関西PHP勉強会 : ATND
- phpmentors-jp/kphpug-questionnaire - GitHub
実施した内容
本勉強会では「実際にカンファレンスや勉強会の後に参加者アンケートを収集するWebシステムを作る」ことをイメージし、それを見据えたサンプルアプリケーションの開発を順を追って学んでいく流れとしました。同時に、フレームワークやプログラミング言語に限定されない、ソフトウェアを開発する上で知っておかなくてはならない概念、実際の業務の複雑な問題に立ち向かっていくために必要となる知識等も解説し、それらを実際にSymfonyでどう適用していくのかといったことも、実装をもって見て頂きました。
解説に利用したスライドは以下になります。
入門編(担当:久保)
勉強会の冒頭30分では、入門編として良いソフトウェアを作るために必要となる「過去の知見」そのもの、またそれを活かしていく「巨人の肩に乗る」姿勢などについて、また、実際にそのような観点で見た時のSymfonyの持つアーキテクチャやコンポーネントの特長を解説しました。
Software Development with Symfony
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実践編(担当:後藤)
実践編では、簡易なアンケートアプリケーションをイメージし、それをSymfonyでどのように実装していくのかといったことを実際にコーディングしていきながら見ていただきました。また、実装パートごとに必要なテクニカルな要素についてもスライドで解説しました。使用したスライドは以下です。
Symfony2による実践的アプリケーション開発 - speakerdeck
勉強会では時間の都合上、個別の概念や技術について丁寧に掘り下げた解説は残念ながら不十分でした。これらは今後、本ブログにて順次解説記事を公開していく予定です。また、機会がありましたら、今回の内容の続きとなる、さらに一歩ドメインモデルへ踏み込んでいく内容や、DependencyInjection、Form、Scurity等、Symfonyの個別技術にフォーカスするような内容での勉強会も検討しております。内容のご要望等ございましたら、お気軽にコメント欄やtwitter等でご連絡いただけると幸いです。
さらに深く学んで身に付けたい方へ
PHPメンターズでは、今回実施したようなフレームワークの個別技術と、フレームワークや言語にとらわれないドメインモデルの実装技術、それらをまとめ上げるのに必要なアーキテクチャや原理原則等をお伝えしマスターしていただくためのビジネストレーニングセミナーを実施いたします。第1回「Symfony2によるWebアプリケーション開発入門」は5月21日に東京の渋谷で開催を予定しております。
是非ともご参加ください。
参考書籍
解説で取り上げた書籍を紹介します。