2009-05-23

聞いた話

2009年5月24日11:05追記書きました

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http://anond.hatelabo.jp/20090524110510

本文

彼はネットで知り合った彼女結婚することになった。

彼女の両親に会いに行った。

初めて会う彼女の両親はとてもいい人で、家に着くまで半端なく緊張していたことがばからしく思えるぐらい和やかに時間が過ぎた。

夜が近づき、彼女彼女母親は夕飯の支度をするために部屋を出た。

部屋には彼と彼女の父親だけが残った。

彼女の父親はお茶を一口飲んで彼に言った。

「まあわかっているとは思うが、二人が出会ったきっかけについては今後、誰にも言わないようにな。もちろん結婚式でも」

彼女の父親の表情には笑顔がなかった。

彼は無言で頷いた。

二人の出会いネットであるということに抵抗があるらしい。

彼女の家との関係を変に悪いものにしたくはないので、従うつもりだ。

ただ、彼女の父親が彼らの出会いに抵抗を持つように、彼もそれを隠すということに少なからず抵抗がある。

以下、俺の意見

俺はネットでの出会い学校会社での出会いに比べて下だとも上だとも思わない。

どんな形であるにせよ、愛する人との出会いは特別なものだ。

それをなぜ隠して生きていかないといけないのだろう。

なにがいけないのだろう。

彼もそう思っているからこそ、隠すことに抵抗があるのだろう。

古い年代の人たちからすれば受け入れがたい出会いなのかもしれない。

それでも、長く生きたからこそ、若い者たちの結婚生活の始まりをただ素直に祝福すればいいじゃないか。

なぜそこに足かせをつけるようなマネをするのだろう。

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