2015-02-11

編集者って何の仕事をする人なんだ。

ある編集者との仕事という名の戦いにようやく終止符を打てたので、ここに記録しておきたい。

ここで問いたいのは、要約すると「編集者って一体何の仕事をする人なのか?」ということである

私は普段はライターとして仕事をしているわけではないが、とある出版社所属する編集者から声をかけられたため、本を執筆することになった。

ライターはつけず、あなた執筆していただきたい」と言われたので承諾した。プロ編集が直接文章を直してくれる機会なんてなかなかないだろうし、文章書く訓練にもなっていいかなと思ったかである。今考えるとその選択そのもの地雷だったのかもしれないのだが。

以下が彼の仕事っぷりである

・直してくれるのは基本的てにをはのみ。それ以外も時々直してくれるがだいたい見当違いも甚だしい。これが一番キツかった。

インタビューなどに行く場合は、私が相手とコンタクトをとり日程を取り決める。出版社からは私と相手ふたりあわせて1000円のみ支給。(珈琲代にもならない。相手への謝礼は?)

書籍に挿入する画像著作権等の確認はこちらでする。

スケジュール概要は教えてくれるが、タイトルデザインをいつまでに決定すればよいかなどの詳しいスケジュールは教えてくれない。

・書き終わってないのに出版日を次の月に勝手に設定されていた。こういうのは書き終わってから設定するものじゃないのか。

・了承のないタイトル変更をされた。

・表紙のデザインも提案した物とはかけはなれたもので決定された。

執筆内容の信憑性裏付けるためにいろいろな人に確認してくれるなんてことはなかった。本ってこんなに主観に満ちたまま出版されてるものもあるんだなと思うと少し怖い。

私がこの業界に疎いため、編集者がどこまで仕事をするのか分かっていない。

そのため、これくらいが編集者仕事だと言われてしまえばそれまでなのだが、一緒に仕事をしていてひたすらにやりづらかった。

一体一般的には編集者はどこまで執筆サポートしてくれるものなのだろうか。

小耳に挟んだだけだが、彼は大学旧帝大を出ているのだそうで驚いた。

キャリアも5年以上ありそうだし、もしかしたら彼は他の人とはちゃんとした仕事ができているのかもしれない。

単に私が無能なだけかもしれない、そんな気もする。

なにはともあれ、仕事が終わって彼から解放された。

ご飯がとっても美味しいです。

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