ElgatoがシザースイッチLCDキーを採用したカスタムキーデバイス「Stream Deck Scissor Keys」と、ユーザーが好きな場所にボタンを配置できるベアボーン用の「Stream Deck Modules」を発表しています。詳細は以下から。
米CORSAIR Inc.は現地時間2025年05月20日、Computex 2025の開催に合わせて同社のゲーミングブランドElgatoからカスタムキーデバイスSteam Deckシリーズの新製品として「Stream Deck Scissor Keys」とベアボーン&DIY用の「Stream Deck Module」を発表しています。
MUNICH, May 20, 2025 — Elgato, a leading provider of content creation tools and a subsidiary of Corsair ® (NASDAQ: CRSR), is expanding the Stream Deck ecosystem in exciting new directions.
Elgato Unveils “Stream Deck Everywhere” Strategy at Computex – Elgato
Stream Deck Scissor Keys
Stream Deck Scissor Keysは、2017年に発売され現在では複数のモデルが販売されているSteam Deckシリーズの15LCDキーモデル「Stream Deck MK.2」をベースに、従来メンブレンスイッチをMacBook ProなどのノートPCにも採用されているシザースイッチ(正確にはシザースイッチ付きLCDキー)に変更したモデルで、

Stream Deck Mk.2とScissor Keys
デザインにはMK.2と同じですが、キーストロークが短い(1.2mm)のシザーキーの採用により、従来のゴムボードを採用したメンブレンキーモデルよりシャープでバランスが取れた押し心地で、シザーキー特有のカッチっというクリック音によるフィードバックを与えてくれるそうです。
また、Stream Deck Scissor Keysには背面に1/4インチネジ穴が設けられており、カメラの三脚やマイクアームなど様々なマウンタに設置することが可能になっており、米Amazon.comの公式ストアでの価格は162.60ドルとなっているので、今後日本でも25,000円前後で発売されると思われます。
PV
Stream Deck Module
Stream Deck Moduleは、Stream Deckデバイスを自作したい上級ユーザーやサードパーティ向けに開発されたベアボーン/DIY Kitで、耐久性のあるアルミニウム製シャーシに収められ、USB-C 2.0コネクタは搭載されているものの外装はないため、
ユーザーが3Dプリンターで作成したMagic Trackpad用マウンタやデスクマウンタ、レーシングゲーム用のハンドルコントローラーなど様々な場所にStream Deckと互換性のあるボタンを配置することができるようになっています。
Stream Deck Moduleには6キー, 15キー, 32キーモデルが用意され、本日よりサードパーティメーカーやOEM向けに受注が開始されているので、今後個人でも購入できるようになるかもしれません。
- Stream Deck Module – Elgato
- Stream Deck Scissor Keys – Elgato
- Elgato Unveils “Stream Deck Everywhere” Strategy at Computex – Elgato
コメント