Amazon Web Services ブログ

Category: Database

Introducing Extended Support for Amazon ElastiCache version 4 and version 5 for Redis OSS

Amazon ElastiCache for Redis OSS バージョン 4 および 5 の延長サポートの紹介

Amazon ElastiCache が Redis OSS バージョン 4 および 5 に対する Extended Support(延長サポート)を発表しました。Redis OSS v4 と v5 は 2020 年と 2022 年にコミュニティのサポート終了を迎えましたが、ElastiCache は顧客が自分のペースでアップグレードできるよう引き続きサポートしてきました。標準サポートは 2026 年 1 月 31 日に終了しますが、新たに提供される Extended Support により、2029 年 1 月 31 日まで重要なセキュリティアップデート、バグ修正、継続的なサポートを受けることができます。2026 年 2 月 1 日以降、アップグレードされていない Redis OSS v4 および v5 クラスターは、継続的な可用性とセキュリティを確保するため、自動的に Extended Support に登録されます。AWS は標準サポート終了を計画のマイルストーンとして捉え、Redis OSS v4 および v5 クラスターを ElastiCache for Valkey または Redis OSS v6 以降にアップグレードすることを強く推奨しています。アップグレードには Modify API または Service Update API を使用でき、既存のエンドポイントとクラスター構成を維持したままバージョン移行が可能です。

【開催報告】AWS Summit Japan 2025 建設・不動産向けブース展示

AWS Summit Japan 2025の建設・不動産向けブース展示では、「デジタルの力で、建設・不動産の”当たり前”を革新する」をテーマに、3つの革新的なソリューションが紹介されました。
まず、RAPID(AI書類審査ソリューション)は、大量の文書審査作業を効率化し、AIによる判断根拠の透明性を確保しながら、人間の確認プロセスと組み合わせた実用的なシステムを提供します。
次に、CEDIXは建設現場のカメラ映像を活用した革新的なソリューションで、様々なカメラからの映像を一元管理し、生成AIによる分析で安全管理や現場監視の効率化を実現します。特に、工事の進捗に応じて柔軟に監視内容を変更できる特徴があります。
最後に、IFC With GraphRAGは、BIMデータの活用を促進するソリューションとして、専門知識がなくても自然言語での問い合わせが可能で、建物情報への直感的なアクセスを実現します。これにより、BIMの活用範囲を大きく広げることが期待されます。
これらのソリューションは、建設・不動産業界のデジタルトランスフォーメーションを加速させる重要な役割を果たすことが期待されています。

物流業界のチャレンジを支えるデータ活用 – Nippon Express の事例から

物流業界において、特にデータを活用した改善は、物流DXとして総合物流施策大綱でも長年にわたり強く推奨されてきました。このような状況を受けて多くの物流企業がデータ活用を経営戦略の重要項目として位置付けているものの、実態としては有効な施策が打ち出せずにいるケースが多く見受けられます。
本記事ではそういった課題に悩まれる物流事業担当者向けに、データ活用の成功モデルとして日本通運株式会社(以下Nippon Express)のデータ分析基盤「NX Data Station」を解説します。同社は既存リソースを最大限に活用しながら、コスト効果の高いデータ分析基盤を構築し、データを基に業務効率化と意思決定の質向上を実現しています。
記事は2025年7月15日に開催された Amazon SageMaker Roadshow でのNX情報システム および キヤノンITソリューションズ のセッション内容をもとに記載しています。

2025 年 6 月 と 7 月の AWS Black Belt オンラインセミナー資料及び動画公開のご案内

2025 年 6月から 7 月に公開された AWS Black Belt オンラインセミナーの資料及び動画についてご案内させて頂きます。
動画はオンデマンドでご視聴いただけます。