備蓄米の放出後もコメの価格高騰が続くなか、小泉農林水産大臣は来週予定されていた備蓄米の競争入札をいったん中止し、今後は、随意契約で備蓄米を売り渡す方向で検討していることをすでに明らかにしています。 これに関連して、小泉大臣は23日の閣議のあとの会見で「2000円台で店頭に並ぶような形で随意契約で出していくのが現時点での基本的な方向性だ」と述べ、今後、放出する備蓄米は5キロあたり2000円台でスーパーなどの店頭に並ぶよう検討を進めていることを明らかにしました。 その上で「随意契約の手続きは来週早々にも始める方向だ。6月の頭には、2000円台の備蓄米が棚に並んでいる姿を実現できる可能性が出てきた」と述べ、2000円台の備蓄米は、早ければ来月上旬にも店頭に並ぶ可能性があるという見通しを示しました。
