世界11か国の有名古書店から約1000点の貴重な古書や書簡などを集めて展示、販売する「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ」が25日、東京の丸善日本橋店にオープンした。 「風と共に去りぬ」初版著者サイン入り(189万円)、「チャタレイ夫人の恋人」私家版初版サイン入り(147万円)、シューベルト署名入り自筆楽譜(900万円)、ワーグナー自筆書簡(100万円)など高価なものばかり。総額で4億円相当だが、運営する雄松堂書店の新田満夫会長は「海外古書店にとって日本は大きな市場。最近は中国からの客も増えている」と販売に自信を見せる。