衆院選の個人演説会後、支援者にサインを求められる中道改革連合共同幹事長の安住淳氏=6日夜、宮城県石巻市(白岩賢太撮影)自民党が歴史的大勝した衆院選で、中道改革連合共同幹事長の安住淳氏(64)が敗れる波乱があった。安住氏は新党結成を主導したキーマンだったが、30年間無敗の牙城を守れなかった。高市早苗政権への追い風だけでなく、敗因には選挙期間中にSNSで拡散した「切り抜き動画」のイメージダウンも大きかった。 「私に対するSNSの誹(ひ)謗(ぼう)中傷も含めて大変な状況になってしまった」。選挙区での敗北が確実となった8日夜、安住氏は東京からオンライン中継を結び、宮城県石巻市のホテルに集まった約50人の支援者らに向けて、選挙結果をこう分析した。 選挙戦序盤は、出身地の石巻を中心に強固な地盤を築く安住氏が優勢だった。地元紙も情勢調査で自民の森下千里氏(44)をリードする展開と報じた。