6月某日。ロンドンの閑静な住宅街にあるフロイト博物館にて、「AIの進化と音楽の役割」について語り合ったのは、ロンドンを拠点に活動中の宇多田ヒカル氏と、世界的ベストセラー『サピエンス全史』著者の歴史学者 ユヴァル・ノア・ハラリ氏だ。 「創作」に人生を捧げてきた2人が、AIの進化によって一変した世界をどう見ているのか、NewsPicksの番組で独自の考えを明かした。 新著『NEXUS 情報の人類史』含めハラリ氏の著書を愛読しているという宇多田ヒカル氏。 AI時代の音楽のあり方、アーティストの生き方、創作活動の未来について、ハラリ氏と語り合う。 一方ハラリ氏は、「世界ではいま、人間がAIに恋している」と、衝撃的な光景をアジアで見かけた体験談も振り返る。 AIは感情を持っている、と人間が感じる心理とは? AI時代、人類はどう進化し、どう生きていくべきか。 人間とAI、音楽の役割を、紐解いていく。
