2011年12月15日、中国動画共有サイトの二強、優酷網と土豆網は声明を発表し、互いの版権侵害を非難しあった。自サイトが正規版権を獲得した海外コンテンツの海賊版が相手サイトに掲載されているとの内容まで一致している。この動きが広がれば、アニメなど日本コンテンツの今後にも大きな影響を与える動きと言えそうだ。 *土豆網、テレビ東京特設ページ。 ■大手動画共有サイトの戦争勃発 16日、土豆網と台湾・中天電視台は記者会見を開き、優酷網に1億5000万元(約18億円)の賠償を求める方針を明らかにした。同時に政府関連部局にも通報したという。問題となったのは中天電視台制作の人気バラエティ番組「康煕来了」。土豆網は同番組を含む中天電視台制作のバラエティ5番組の版権を取得した。契約期間は2011年12月1日から翌年11月30日の1年間。 優酷網には、土豆網が版権を取得した期間の「康煕来了」が公開されている。ユ