第18回の今回は、WSL環境で役立つLinuxコマンドをピックアップし、インストール方法と基本的な使い方について解説します。 はじめに 第6回では、Linuxの基礎コマンド群「Coreutils」について解説しました。Coreutilsに含まれるlsやcatをはじめ、grep、diff、topといったコマンドは、どの環境にもインストールされている基本中の基本のため、ひと通り使えるようになっておくべきです。 しかし、これらのコマンドは歴史が古く、現代からすると機能的に物足りなかったり、不親切な部分もあります。そこで、こうした基本コマンドを置き換える、より現代的な実装が数多く登場しています。こうした現代的な実装は、おおむね共通して以下のような特徴を持っています。 従来のコマンドと比べて高いパフォーマンス カラフルな出力やシンタックスハイライトといった視覚的な改善 より分かりやすいオプションや引
編集・発行元 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 発行日 2025年9月30日 サイズ ソフトカバーA4判 ページ数 232ページ ISBN ISBN 978-4-905318-81-1 定価 定価:2,200円(本体価格2,000 円+税10%) 書籍概要 概要 情報セキュリティ白書2025(サブタイトル:“一変する日常:支える仕組みを共に築こう”) 「情報セキュリティ白書2025」において掲載している主な、2024年度のサイバーセキュリティの情勢は以下の通りです。 2024年以降も引き続き、ランサムウェア攻撃、標的型攻撃、DDoS攻撃などが国内外で多数観測されるとともに、攻撃の手口の巧妙化・洗練化も確認されるなど、サイバー空間における脅威はますます増大しています。また、国際情勢が一層厳しさを増す中で、地政学リスクに起因するサイバー攻撃や偽情報の拡散など認知領域における情報戦なども観
経済産業省は9月9日、報道におけるソフトウェアなどの脆弱性情報の取り扱いについて、改めて「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイドライン」に即した対応を求める声明を出した。8月28日に共同通信が報じた「FeliCa」の事例が念頭にあるとみられる。 このガイドラインでは、発見された脆弱性情報は関係者の間のみで管理され、検証と対策実施が済んでから公表する手順になっている。脆弱性が悪用される可能性を低減させるための措置だ。 しかしFeliCaの件では、IPAやソニーが脆弱性に関する情報を公開していなかったにも関わらず、脆弱性の発見者に取材した報道機関が大々的に報じた。発見者は7月に脆弱性について報告していた。 経産省は、脆弱性の発見者はIPAへの届出を行い、正当な理由がない限り関連情報を第三者に開示しないこと、正当な理由により開示が必要な場合でも、事前にIPAに相談するように求めた。併せて
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