自民党総裁選に出馬している高市早苗が初見発表演説会において刑事事件を起こした外国人についいて、「警察で通訳の手配が間に合わず、不起訴にせざるを得ない」といった旨の発言をしていた。この発言の真偽については毎日新聞「自民党総裁選 高市氏「外国人、通訳間に合わず不起訴」発言 識者「実態と異なる」」、西日本新聞「「外国人が通訳不在で不起訴」「訪日客がシカ蹴る」高市氏発言の根拠は? 専門家反論「実態と異なる」」、山陰中央新報「「通訳いなくて外国人不起訴」?」」(この見出しで他の新聞社の記事がある事から通信社の記事か)などによって識者はその様な実態はないと否定する。また立憲民主党の議員である米山隆一が警察庁に問い合わせたした結果として、”そんな例はない”という返答を貰っている。そして実はこの言説そのものは国会での質疑も存在する。それが2024年3月22日に行われた参議院法務委員会における次の質疑だ。
