観終わったあと、後悔しか残らない。暴力、虐待、狂気、無力感――感情を逆撫でする展開の連続に、もう二度と再生ボタンを押せない…。今回は、視聴後に重い後味と心のざらつきを残す「胸糞映画」を5本厳選。作品の魅力を紹介する。(文・阿部早苗) —————————— 【著者プロフィール:阿部早苗】 仙台在住のライター。2020年にライターデビュー。これまで東日本大震災での企業活動をまとめた冊子「こころノート」第2弾、プレママ向けフリーペーパーを執筆した他、エンタメニュース、福祉関連記事、GYAO トレンドニュース、地元グルメライターなどWEB媒体を中心に執筆。映画なしでは生きられないほど映画をこよなく愛する。 一度観たら二度と観返す勇気が持てない 『アレックス』(2002) モニカ・ベルッチ【Getty Images】 監督:ギャスパー・ノエ キャスト:モニカ・ベルッチ、ヴァンサン・カッセル、アルベー
