農林水産省は随意契約で売り渡す備蓄米について、大手の小売業者を対象に令和4年産は20万トン、令和3年産は10万トンのあわせて30万トンを売り渡す方針です。 27日午後2時の時点でスーパーやホームセンター、ディスカウントストアなど33社から、令和4年産には15万2000トンあまり、令和3年産には5000トンあまりの申し込みがあったとしています。 しかし、小泉農林水産大臣は27日夜、自身のSNSを更新し、申請が殺到しているとして令和4年産、令和3年産ともに申請の受け付けを一時休止することを明らかにしました。 SNSの中で小泉大臣は「本日の午後から応募が殺到し、令和4年産の全量20万トンに達する模様です。ここからの申し込みは、令和3年産の米になるため、一度受け付けを休止し、3年産米でよいかの意向確認をした上で再開します」としています。
