大阪・関西万博で4月下旬に行われた日本の着物文化を発信するイベントで、天皇陛下が即位礼や宮中祭祀でまとわれる「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」を模した衣装をモデルが着用していたことにSNS上で批判が集まったことを受け、イベントを主催した京都きもの学院京都本校が12日、同学院のウェブサイトにお詫びを掲載した。「国民の皆様が皇室の伝統に対して抱かれる敬意や感情に対し、十分な配慮ができていなかった」としている。 X上で物議イベントは4月26日、日本の民族衣装である「きもの」の普及や魅力を国内外に発信する目的で開催。その一環で「即位礼での天皇・皇后両陛下の装い~十二単ショー~」と題し、皇室で天皇にだけ着用が許される「黄櫨染御袍」を模して制作した着物をモデルが実際に身につけ、観覧客に披露した。 イベント終了後、同学院と共催した団体がX(旧ツイッター)でショーの様子を写真付きで紹介したところ、SNS
