2024年3月16日、地元高知のバンドと一夜限りのライブ 高知市出身で、ファイナルファンタジー(FF)シリーズの作曲を手掛けたゲーム音楽の巨匠、植松伸夫さんが出演する一夜限りのライブ「Fantasy Night~マッタンの夢をかなえたい~」が16日、同市桟橋通5丁目の「BAY5 SQUARE」で開かれます。植松さんは2005年に高知新聞のインタビューで自身の原点や足跡について語っています。ライブに合わせ、高知新聞PLUSでインタビュー記事を復刻しました。ぜひご覧ください。 ◆ 植松さん、海外でコンサートも 「原点は高知のレコード店」 (2005年7月4日朝刊掲載。年齢や経歴などは掲載当時) 「ゲームミュージック界の巨匠」と呼ばれる県出身者が東京にいる。植松伸夫さん(46)。大ヒットシリーズ「ファイナルファンタジー(FF)」の大半の曲を手掛け、近年は海外でFF音楽のコンサートをプロデュースす
[CEDEC 2023]モーションキャプチャを自宅で行うという選択肢。「FINAL FANTASY XVI:おうちDEモーションキャプチャ」聴講レポート 編集部:Igarashi 2023年8月25日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,スクウェア・エニックスの佐藤逸人氏と,髙田英治氏による講演「FINAL FANTASY XVI:おうちDEモーションキャプチャ」が行われた。 本講演は,「FINAL FANTASY XVI」(以下,FF16)の開発中,リモートワークへの移行に合わせて,いくつかのモーションキャプチャツールを自宅で使用してみた経験を,実例を交えながら解説するというものだ。 通常,アニメーションの収録は専用のスタジオで行われる。ところが,2020年にFF16のアニメーターのほとんどがリモートワークとなったため,リモートワークとモーションキャプチャスタジオ
最終的に必要だったのは“気合い”。「FINAL FANTASY VII REBIRTH」のサウンド制作はなぜ“泥沼”にはまり,どうやって完成をみたのか[CEDEC 2024] ライター:津雲回転 2024年8月22日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2024」で講演「ミッドガルを飛び出せ! 『FINAL FANTASY VII REBIRTH』における泥沼サウンド制作秘話」が行われた。 同講演は2024年2月に発売された「FINAL FANTASY VII REBIRTH」(以下,FFVII REBIRTH)にて,前作「FINAL FANTASY VII REMAKE」で存在しなかった広大なワールドマップを舞台に,どうやってクオリティや密度を落とさずサウンドを作り込んでいったかを開発者自らが解説したものだ。 登壇したのは,スクウェア・エニックス サウンドディビジョンでサウンドデ
「何となく違うんだよなぁ」はダメ ――では少し聞き方を変えて、吉田さんがゲームのプロデューサー、ディレクターとして大事だと思う能力は何ですか? 吉田 自分が考えたこと、考えていること、感じたことを一生懸命説明する、というのがひとつ。もうひとつは物事の方向性、コンセプト、仕様など、あらゆる決断を迫られたときに「濁さずに決める」こと。このふたつを大切にしています。何かを決める、というのはすごく怖いです。それは今も変わりません。でも責任者の仕事は決断すること。それで物事を決めたら、その決断の理由をキチンと説明する。だから僕は、今でもスタッフと話をしたりメールで返事を戻す際には、説明を徹底するように心がけています。最初は大変ですが、理解が進めばそれだけ決断の結果は早く出てくることになります。 ――説明する、というのは具体的にはどういうことでしょう。 吉田 たとえばアーティスト(デザイナー)が作って
高い評価を受けた前作『FFVII リメイク』の楽曲 ――前作『FFVII リメイク』の楽曲はThe Game Awards 2020のベストスコア&ミュージック賞や日本ゴールドディスク大賞のサウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー賞など高い評価を受けました。まずは『FFVII リメイク』の楽曲を振り返ってみていかがですか? 河盛『FFVII リメイク』に関しては、植松さん(植松伸夫氏。原作『FFVII』のコンポーザー)のメロディーを大事にしつつ、プレイヤーの方々の操作によってBGMをシームレスに切り換えていく、というシステムを導入しました。ただ単にシームレスに切り換えるだけではなく、メロディーのいいところで曲が変化してしまわないよう、この部分では変化しないように制限をかける、といった制御をしています。 鈴木『FFVII』の楽曲は、ティファやエアリスなど、それぞれのキャラクターに明確なテ
橋本真司氏がスクウェア・エニックスを定年退職。「FF」「キングダム ハーツ」シリーズなどのプロデューサーを歴任 編集部:Gueed 「ファイナルファンタジー」「キングダム ハーツ」といったシリーズの作品でプロデューサーを務めた橋本真司氏が,2022年5月31日をもってスクウェア・エニックスを定年退職したという。橋本氏が自身のTwitterアカウントで伝えている。 皆様、お疲れ様です。本日5月31日(火)をもちまして定年退職することになりました。在職中は多方面の皆々様方々には大変お世話になりました。これからは、一スクエニファンとして応援させて頂きたいと思います。本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/yIj89uvh8x— shinji hashimoto (@shinjihashimot3) May 31, 2022 Shinji Hashimoto retires
『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』の購入はこちら (Amazon.co.jp) 会場では、プロデューサー吉田直樹氏からの映像が公開。本日より無料アップデートが配信されることや、開発チーム内にて有料のDLC2種、PC版の開発に取り組んでいることが発表された。 DLCの内容は「この世界の物語、それから各キャラクターの活躍をもっと見たいという風に言っていただいていることもあって……」といった、個別エピソードや外伝を示唆するようなコメントが見受けられた。 これらのDLCとPC版について吉田Pは「年内にはまた改めて、次の続報をお出しできるんじゃないかなと思っておりますので」とコメント。気になる詳細は今後の発表を待とう。 PAX West 2023『ファイナルファンタジーXVI』パネル 配信映像(英語音声)※ネタバレ注意
『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)ゲーム内において、『FF』シリーズの生みの親である坂口博信氏が気になるハウジングをしているようだ。坂口氏は6月16日、自身のTwitterでフリーカンパニー用ハウス「スクウェア開発室」がまもなく完成することを報告。今後、ハウス内にて60人の『FF』シリーズ関係者のメッセージが公開されていくようだ。 坂口氏は5月30日、フリーカンパニー「SQUARE」を設立したことを報告(関連記事)。フリーカンパニー用の土地抽選に参加した際には、「家を建てられたらスクウェア開発室にする」という野望を語っていた。元ネタは『FF4』に登場した隠しマップ「開発室」だろう。実際の『FF4』開発スタッフと同名のキャラクターたちが登場し、ユーモアあるセリフを聞くことができるスポットである。2015年には『FF14』でもオマージュされ、「かいはつしつ」として開発スタッ
昨年PlayStation®4で発売され、好評を博した『FINAL FANTASY VII REMAKE』をPlayStation®5用にグラフィックの向上やユフィの新規エピソードなどを追加した『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』。本作では、テクスチャー、ライティング、背景環境などの表現力の向上や4K画質による高解像度を重視した「グラフィックモード」、60fpsによるスムーズな動作を重視した「パフォーマンスモード」といったゲームモードの切り替えや、ゲーム内のワンシーンを思い出として撮影可能な「フォトモード」などを追加。 ユフィの新規エピソード「FF7R EPISODE INTERmission」では、ウータイの忍者ユフィが相棒のソノンとともに究極マテリアを手に入れるため、ミッドガルへ潜入する物語が描かれています。ユフィを象徴する巨大な手裏剣を使ったアク
FF7Rの3作目は“真正面から飛空艇に挑む”。北瀬佳範氏,浜口直樹氏が「原作版&リメイク版FF7の狙い」を語る[G-STAR 2024] 編集部:楽器 G-STAR 2024のカンファレンス「G-CON 2024」で,スクウェア・エニックスの北瀬佳範氏と浜口直樹氏が「FINAL FANTASY VII REMAKE」(以下,FF7R)の講演「“FINAL FANTASY VII” The challenges of Creating a Timeless Game and Its Remake Project」を実施した。 表題を訳すと「ファイナルファンタジーVIIから見る,不朽のゲーム作りへの挑戦とリメイクプロジェクト」などとなる。 左から北瀬佳範氏,浜口直樹氏 北瀬氏は1990年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社後,主に「ファイナルファンタジー」シリーズの開発に携わってきた
ファイナルファンタジーXIVプロデューサー兼ディレクターの吉田です。 パッチ6.1にて実装となりました、ハウジング土地抽選システムですが、重大な不具合が発生し、皆さまには多大なるご迷惑をおかけすることとなり申し訳ございません。 大変長らくお待たせいたしましたが、本不具合の修正およびデータ復旧の準備が整いました。以下、今後の流れについてご案内させていただきます。 不具合の再現による検証不具合箇所の修正作業不具合修正作業完了後の修正確認抽選結果データの復旧作業上記のとおりご報告しておりました、すべての不具合修正とその検証が完了し、データ復旧メンテナンスの準備が整いました。 データ復旧メンテナンスの実施について前回お知らせいたしましたとおり、5月16日(月)に、土地購入抽選のデータ復旧メンテナンスを実施いたします。本メンテナンスで不具合の修正と、不具合の発生していた土地に対して、正しい当選番号の
今年2021年8月で“新生”から8周年を迎えたスクウェア・エニックスのMMO(多人数同時参加型オンライン)RPG『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FFXIV)。おそらく一定のゲーム情報をチェックしている人なら、たとえ未プレイだとしても、昨今そのタイトルを聞く機会が多くなったと感じているはずだ。 その理由のひとつとして、『FFXIV』自体のプレイヤー数の広がりがあるだろう。2021年9月に、『FFXIV』の全世界累計登録アカウント数は2400万人を突破している。『FFXIV』は2013年、異例である“MMORPGの作り直し”をおこない、“新生『FFXIV』”として再始動したタイトル。そこからすでに8年以上経過したいま、『FFXIV』は世界中で過去最高の盛り上がりを見せ、まぎれもなく“世界最高峰のオンラインRPGのひとつ”となった。そしてその盛り上がりは12月7日に発売される拡張パッケー
[CEDEC+KYUSHU]「FINAL FANTASY XIV」「FINAL FANTASY XVI」のサウンド担当が語る,2タイトルの並行開発で得られた知見と使用されたサウンド技術 ライター:大陸新秩序 2023年11月25日に福岡・九州産業大学にて開催されたゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC+KYUSHU 2023」で,「2つの地獄は手をつないでやってきた! 〜ファイナルファンタジーXIV / ファイナルファンタジーXVI サウンド開発日誌〜」と題されたセッションが行われた。 このセッションでは,スクウェア・エニックス サウンド部 コンポーザー/サウンドディレクターの祖堅正慶氏と,同サウンドデザイナーの絹谷 剛氏が登壇。「FINAL FANTASY XIV」(以下,FFXIV)および「FINAL FANTASY XVI」(以下,FFXVI)に使用されたサウンドテクノロジーや,
スクウェア・エニックス 取締役執行役員 第三開発事業本部長。『ドラゴンクエスト』シリーズ初のアーケードタイトルである『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』のゲームデザインとディレクションを担当。開発初期の『DQXオンライン』に関わった後、2010年12月に『FFXIV』のプロデューサー兼ディレクターに就任。現在、『ファイナルファンタジーXVI』のプロデューサーも兼任している。 全世界でも異例の“3つのMMORPG同時運営”が可能な理由 ――今回はスクウェア・エニックスの運営する3つのMMO(多人数同時参加型オンライン)RPGのプロデューサーの皆さまによる、初の鼎談インタビューとなるわけですが……まずは改めて考えると、“ひとつの会社が3本のMMORPGを長期運営している”ということ自体、全世界的に見てもかなり異例だと思います。ほかのメーカーで真似しようと思ってもなかなかできないと思いま
皆さんこんにちは、ファイナルファンタジーXIVプロデューサー兼ディレクターの吉田です。 先日リリースさせていただいた、FFXIV7.0ベンチマークソフトについて多数のフィードバックありがとうございます。 全リージョンのフィードバックを細かく調査させていただいておりますが、好意的なフィードバックやご反応をいただくと同時に、不安になられていらっしゃる方もおり、それらの要因について現状をご報告いたします。 ① ベンチマークソフトに付属しているキャラクターメイキングシステムの環境についてこちらのキャラクターメイキングシステムは、10年前の『新生エオルゼア』リリースに合わせて環境を設定したものでした。当時PlayStation 3版を含めたクオリティを想定し、できるだけ当時のテクスチャ解像度やシェーダーを活かすために、実際のゲームと同じ処理ではありますが、天候等は複数を組み合わせて作成した独自のもの
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 12月11日、Nintendo Switch用ソフト「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」に、「ファイナルファンタジーVII(FF7)」からセフィロスの参戦が発表されました。FF7発売当時は悪のカリスマとして多くのプレイヤーを魅了した彼ですが、スマブラ参戦動画でのある立ち振る舞いが話題になっています。それが、「マリオら大先輩たちを串刺しにしない」というもの。さすが元会社勤め(ソルジャー)だぁ……。 セフィロス参戦動画 参戦動画では、テーマソング「片翼の天使」をバックに参戦キャラたちを吹き飛ばしながら登場したセフィロス。さまざまなキャラたちをなぎ倒していき、ダウンするゼルダ姫に“エアリスへのアレ”をしかけた……かと思ったらこれはギリギリで外しました。危ない危ない。 ヒヤッとするシーンその1 さらにセフィロスの猛攻と進行は続き、
[インタビュー]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」はどのような思いで“広大な世界での冒険”を描いたのか。開発のキーマン3名に話を聞いた ライター:大陸新秩序 スクウェア・エニックスより2024年2月29日にリリースされるPS5用ソフト「FINAL FANTASY VII REBIRTH」(以下,FFVIIリバース)は,3部作で展開するFFVIIリメイクプロジェクト作品の第2弾。前作「FINAL FANTASY VII REMAKE」にて魔晄都市ミッドガルを脱出し,広大な世界へと歩みを進めたクラウドたちの冒険が描かれる。 発売まで1か月を切ったFFVIIリバースについて,2023年9月に続き,開発のキーパーソン3名にオンラインインタビューを実施した。前半がプロデューサーの北瀬佳範氏とディレクターの浜口直樹氏,後半がクリエイティブ・ディレクターの野村哲也氏のインタビューとな
オンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』(FF14)の最新拡張パッケージ『黄金のレガシー』のサウンドトラック『DAWNTRAIL: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack』が、2024年10月30日に発売となった。 サントラには、『黄金のレガシー』のメインストーリーを彩った楽曲のほか、最新レイド“至天の座アルカディア:ライトヘビー級”の楽曲など、全66曲を収録。これまでのサントラと同様に、ハイレゾの高音質で楽曲を堪能できる、映像つきのBlu-ray Disc Musicとなっている。 今回は、その最新サントラの発売を記念して、『黄金のレガシー』の楽曲制作を担当した『FF14』サウンドチームにインタビューを実施。サウンドディレクター・コンポーザーの祖堅正慶氏をはじめ、コンポーザーの今村貴文氏、石川大樹氏、そしてメディア初登場となる矢崎早彩氏の4名に
ピクセルリマスター版の感想は? ――ピクセルリマスター版『FFIV』が発売されてから、ユーザーの反響などはご覧になっているのでしょうか。 時田はい、Twitterでエゴサーチしまくっています(笑)。サクサク進められることや、オリジナル版を尊重しながらもやりすぎないリマスターの形が、しっかりと皆さんに受け入れられている印象です。また、今回初めて遊んだというプレイヤーも多かったのがうれしかったです。オリジナル版の発売から30年も経過していますし。 『ディシディア FF』などのお祭りタイトルで『FFIV』のキャラクターだけは知っている、という人も少なくないようですが、今回のピクセルリマスター版『FFIV』はスマートフォンやPCでも遊べるというところからも、いまのユーザーも入りやすい、いいリマスタータイトルだと思います。 ――時田さんは、プレイされてみていかがでしたか? 時田本当にサクサク遊べるの
「新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX」,2023年春の上演決定。20年前の名作ソフトが歌舞伎になって帰ってきた 編集部:松本隆一 「ファイナルファンタジー」シリーズ35周年を記念した「新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX」の上演が発表された。2023年春に東京・豊洲のIHI ステージアラウンド東京で幕を開ける予定だ。 SF映画やアニメなど,これまでジャンルを超えたさまざまなコンテンツが歌舞伎の演目として上演されているが,ゲームを原作とした歌舞伎公演はおそらく今回が初だろう。 「新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX」公式サイト 「ファイナルファンタジーX」は,2001年に当時のスクウェア(現スクウェア・エニックス)からPlayStation 2向けにリリースされた,ナンバリング10作目となるタイトル。異世界スピラに飛ばされた主人公のティーダが,ユウナやワッカらと共に冒険を繰り広げるという内
リメイク作品をより深く楽しむための『FFVII エバークライシス』 ――『FFVII エバークライシス』について、市川プロデューサーに直接お話しを伺うのは今回が初めてなので、改めて本作がどのようなきっかけでスタートしたのかを教えていただけますか? 市川『FFVII エバークライシス』の企画は『FFVII リメイク』や『FFVII リバース』といった“リメイクプロジェクト”が動き出したことがきっかけでスタートしました。『FFVII』自体が25年以上も前のタイトルですし、リメイクプロジェクトの作品群も原作とは異なるアレンジが入ってきますので、『FFVII』の関連作品をプレイしている人とそうでない人で、リメイク作品のプレイ体験は若干変わってくると思うんですよね。 ――たしかに、リメイク作品だけでも十分に楽しめますが、原作を知っていると「フィーラーって何? 原作に出てこなかったんだけど!」みたいに
[インタビュー]「FINAL FANTASY XVI」のジェットコースター展開なバトル,召喚獣大決戦など“バカだな!?”と思える作り込みを聞く 編集部:御月亜希 ライター:大陸新秩序 カメラマン:増田雄介 スクウェア・エニックスは2023年1月末から2月にかけて,6月23日発売予定のPS5向けアクションRPG「FINAL FANTASY XVI」(以下,FFXVI)のメディアツアーを行った。これは世界各国のメディア向けに,本作のプレイアブルバージョンを世界最速で初披露するというものだ。詳細はプレイレポートとして別途掲載しているので,ぜひチェックしてほしい。 関連記事 [プレイレポ]「FINAL FANTASY XVI」は大迫力の“召喚獣合戦”が最高。手厚いサポート機能で誰でも楽しめるアクションも好印象 スクウェア・エニックスは,2023年6月22日に発売予定のアクションRPG「FINAL
[インタビュー]「FINAL FANTASY VII REBIRTH」で目指したのは,とにかく“自由”に旅ができること。開発のキーマン3名に,FFVIIリメイク第2弾のこだわりを聞いた 編集部:Junpoco ライター:オクドス熊田 スクウェア・エニックスより2024年2月29日に発売が予定されているPlayStation 5用ソフト「FINAL FANTASY VII REBIRTH」(以下,「FFVIIリバース」)は,3部作で展開する「FFVII」リメイクプロジェクトの第2弾だ。前作「FINAL FANTASY VII REMAKE」で魔晄都市ミッドガルを脱出し,広大な世界へと歩みを進めたクラウドたちの冒険を,新たな技術と表現で描き出す。 そんなFFVIIリメイク第2弾について,プロデューサーの北瀬佳範氏,ディレクターの浜口直樹氏,クリエイティブ・ディレクターの野村哲也氏にオンラインイ
ナタリー 音楽 特集・インタビュー ワールドワイドに活躍する「FFXIV」公式バンドTHE PRIMALSの矜恃と現在地 THE PRIMALS「ENDWALKER 7-inch Vinyl Single」 PR 2021年11月17日 スクウェア・エニックスの人気オンラインRPG「ファイナルファンタジーXIV」の公式バンドTHE PRIMALSが、11月17日に7inchアナログ「ENDWALKER」をリリースした。 表題曲は「ファイナルファンタジーXIV」の最新拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」の主題歌としてTHE PRIMALSが書き下ろしたナンバー。手練れのメンバーが奏でるロックサウンドが、ゲームへの期待感を煽る1曲だ。 拡張パッケージの発売を控える中、THE PRIMALSのメンバーである「ファイナルファンタジーXIV」サウンドディレクターの祖堅正慶(G, Vo)、GUNN(G)
ソニー・インタラクティブエンターテインメント(SIE)の配信番組「State of Play」にて、『ファイナルファンタジーVII リメイク』のPS5向け拡張版にあたる 『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』(FINAL FANTASY VII REMAKE Intertgrade)が正式発表された。リリースは2021年6月10日(月)を予定。パッケージ版、ダウンロード版の価格は9878円(税込)となっている。 【更新 2021/2/26 18:00】 記事初版にて発売日を6月21日にとしていましたが、正しくは6月10日でした。訂正しお詫び申し上げます。 ユフィを主人公とした新規エピソードを収録している点が最大の特徴で、そのほかビジュアル面でさまざまな強化が施されている。対象プラットフォームはPS5で、PS4版のリメイクを所持している場合は100円でアップグレードする
『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親として知られる坂口博信氏が、10月31日に『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)の実装分メインクエストをすべてクリアした。同氏は9月28日に『FF14』を開始し、定期的にプレイの様子をTwitterにアップしていた。特に10月25日に「漆黒のヴィランズ」のシナリオに入ってからの進行速度は「Speedrun」と言われるほどの勢いで、パッチ5.0のラスボス撃破まで4日という速さであった。今回、パッチ5.5実装分のメインクエストをすべて完了し、およそ1か月にわたる光の戦士としての戦いにひとつの区切りがついたかたちである。 坂口氏が『FF14』をはじめたきっかけは、10月2日に「東京ゲームショウ2021」内番組でおこなわれた『FF14』のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏との対談のようだ。対談前の9月28日に『FF14』を開始した坂
概要ファイナルファンタジーシリーズでお馴染みのスクウェアと、言わずと知れた超大手の任天堂。 この両者には関係が悪化していた時期が存在した。 良好な関係に見えたそれが一気に破綻した事件は様々な噂に尾ひれが付いており、正誤のあやふやな話も多い。 関係悪化の火種スクウェアはファミリーコンピュータで家庭用ゲームに参入するもイマイチヒット作が出ず、これで最後にしようと世に出された『ファイナルファンタジー』の思わぬヒット及びシリーズ化等を経て任天堂の重要サードパーティの一つとなった。このため『ファイナルファンタジー3』の大量発注に追い付けなくなった際には任天堂からバックアップを受けて乗り切り、後に任天堂と共同開発した『スーパーマリオRPG』は開発費高騰に悩んでいたスクウェアに対し任天堂が開発費を負担した上でソフトを作らせる救済案としての性格も強かった。 つまり、サードパーティーとして任天堂はスクウェア
2023年春。アジア初の没入型エンタテインメント劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、不朽の名作ゲーム『ファイナルファンタジーⅩ』の世界観を“新作歌舞伎”として世界初上演いたします。 この新しいチャレンジは、歌舞伎俳優・尾上菊之助が「ファイナルファンタジー」シリーズ屈指の人気作である『ファイナルファンタジーⅩ』の歌舞伎化を熱望、そして自らが企画・演出を担い、実現する運びとなりました。 尾上菊之助は、これまでも「NINAGAWA十二夜」「マハーバーラタ戦記」「風の谷のナウシカ」など自身の企画、構想などから新しい歌舞伎の舞台を創り出してきました。 本作は、そんな菊之助が更なる高みに挑戦すべく企画した渾身の新作歌舞伎です。 記念すべき世界初上演の出演者は、歌舞伎のみならず、ドラマ『グランメゾン東京』『下町ロケット』などで活躍する尾上菊之助をはじめ、映画やドラマなど出演は多岐にわたり、近年では
累計プレイヤー数が2200万人(※日本·北米·欧州·中国·韓国の5リージョンの累計アカウント数。フリートライアル版のアカウントを含む)を突破し、いまもなお全世界のゲームファンを魅了し続けているオンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)。そのオフィシャルバンドであるTHE PRIMALSが『FFXIV』のために新曲のミュージックビデオを制作しているとの情報を入手した我々TV Bros.取材班は、笠雲が煙る撮影地に、その秘密を求め向かったのであった…。以下はそのレポートである! オンラインRPG『FFXIV』が、ひとつの局面を迎えようとしている。 2013年に『新生エオルゼア』をリリース以降、2015年には『蒼天のイシュガルド』、2017年の『紅蓮のリベレーター」、そして2019年に発売された『漆黒のヴィランズ』に続く、待望の最新拡張パッケージ『暁月のフィナーレ』
インターネットに接続して多人数で楽しむ人気オンラインゲーム「ファイナルファンタジー(FF)14」で、プレーヤーに付きまとってメッセージを送り続けるなどの行為をしたとして、兵庫県警人身安全課と垂水署は17日、ストーカー規制法違反容疑で、東京都千代田区の会社員男(38)を逮捕した。 逮捕容疑は3月20日ごろ~5月16日ごろ、ゲームで知り合った当時28歳の女性に好意を抱き、ゲーム内のチャットサービスやLINE(ライン)、X(旧ツイッター)などの交流サイト(SNS)上で、「対話をしてほしい」「(これまでのやりとりを)家族に言いますよ」などと要求するメッセージ計22回にわたって送った疑い。調べに対し、「恋愛感情はなかった」などと容疑を一部否認している。 垂水署によると、2人は2019年ごろにゲーム内で知り合い、ゲームのチャットやSNSでやりとりを続けていたが、女性が会話を拒否する「ブロック」をしたこ
家庭用ゲーム機初のMMORPGに誰もが熱中 2002年(平成14年)5月16日は、プレイステーション2用ソフト『ファイナルファンタジーXI』が正式サービスを開始した日。本日でサービス開始から20周年という大きな節目を迎えたことになる。 『ファイナルファンタジーXI』は、スクウェア(当時)から発売されたMMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)。『FF』シリーズでは初となるオンライン専用タイトルで、“MMORPG”という新しいジャンルの魅力と認知度をコンソールのゲームファンたちに広めてくれた作品だ。実際、筆者も含めて本作が初めて体験するMMORPGだったなんて人も多かったんじゃないだろうか。現在もPC版がサービス中で2022年5月10日にバージョンアップが実施されたばかりと、根強い人気を誇っている。 本作が発売された当時は、ネットワークゲームの黎明期。『ウルティマオンライン』や『エバー
ラストエリクサー症候群とは、ゲームにおいて希少な消費アイテムを温存したまま使わずにクリアしてしまうプレイスタイルを指す俗語。 概要主に入手困難・もしくは高額な消費アイテムを使用せずに死蔵させてしまうプレイスタイルの事を指す。 語源となっている「ラストエリクサー」とはスクウェア・エニックスのRPG『ファイナルファンタジー6』(FF6)で初登場した回復アイテムで、全員のHPとMPを全快させるという非常に高性能な代物である。しかし性能相応に入手手段も乏しいため「もったいない」という理由で使うことなくクリアしてしまうプレイヤーが続出。 『FF6』の場合は ウーマロ以外の全キャラがケアルガやアレイズ、アスピルを習得可能 魔法の消費MPを1にする装飾品スリースターズといったゲーム終盤の自軍戦力が大幅に強化可能であることも絡んでくる これに倣い、レアな消費アイテムを温存し過ぎるプレイスタイルに対し本病名
先日、海外にて『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』のフォントをドットスタイルに変更するModが登場していましたが、新たに日本語を含む複数言語に対応したフォントModが制作されました。 このフォントMod「FFSilver」は『VA-11 HALL-A』などで採用されていて、商用利用も無料で可能なライセンスのもとにフリーで配布されているドットスタイルフォント「Silver」をベースにしており、よりグラフィックの雰囲気に適したフォントとなります。使用は特定のファイルを置き換えるだけとのこと。 「FFSilver」はarchive.orgにて公開中。なお、Modの導入は自己責任でお願いします。 《RIKUSYO》
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