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Intro 4 月末にリリースされる Chrome 136 からは、一部のケースで「閲覧履歴があってもリンクの色が変わらない」状態が発生する。 もしこの挙動に依存して閲覧をしているユーザがいれば、多少不便に感じるかもしれない。 しかし、これは長年問題視されてきた、ユーザのプライバシー保護のための更新だ。 ユーザ側でも、「サイトが壊れたのでは?」と思う人もいるだろうため、前半は技術用語を少なめに解説し、エンジニア向けの解説は後半で行う。 従来の挙動 例えば、Wikipedia では、リンクをクリックして閲覧先を確認すると、閲覧済みのリンクの色が変わる。 これは、ブラウザに保存された閲覧履歴に該当するリンクの色を、訪問済みとして変えるブラウザの機能だ。 多くのリンクがある場合、確認済みかどうかがわかるために、便利に使われることもあるだろう。 (最近では、閲覧済みでもリンクの色を変えないように実
メールサーバーとクライアントとのやりとりに利用されるプロトコルとしてはPOPとIMAPの2種類が広く利用されています。しかし、POPは主な仕様が2000年前後に策定されたままで、同期などの現代的な需要を満たすのが難しく、またIMAPは実装が特殊で新たな開発者にとって扱いづらいという問題がありました。そうした問題を解決するために策定されたのが「JMAP(JSON Meta Application Protocol)」です。JMAPのコアとなる仕様やメール用JMAPの仕様は2019年に策定が完了しており、すでにJMAPに対応済みのクライアントも登場しています。 JSON Meta Application Protocol Specification (JMAP) https://jmap.io/ JMAPは1999年からメールサービスを提供してきたFastmailのチーム主体で進められているプ
IPアドレスのサーバ証明書が欲しい場合があります。そうすれば、ドメインを取得せずともサーバとHTTPS通信ができるようになります。 その他にも例えばDNS over HTTPSではIPアドレスでアクセス出来るように、有効な証明書がセットされていたりします。 https://1.1.1.1 https://8.8.8.8 しかし、Let's Encryptでは、IPアドレスのサーバ証明書は取得できません ~$ sudo certbot certonly --nginx -d 160.16.124.39 Requested name 160.16.124.39 is an IP address. The Let's Encrypt certificateauthority will not issue certificates for a bare IP address.ZeroSSLでは出来
Golangの標準パッケージであるnet/httpを使ってHTTPルーターを自作する話です。 表紙は新書メーカーさんで作成しました。 https://yubais.net/tools/paperback-maker/ 追記: 要約版をqiitaに書いてあります。手短に知りたい場合はこちらが良いかもしれません。 https://qiita.com/bmf_san/items/312fac5b3132d8bee4ca 自作ルーターがawesome-goにリストアップされました :D https://github.com/avelino/awesome-go#routers 追記: コードのハイライトを修正しました。 追記: Go Conference 2021 Autumnで"net/httpでつくるHTTPルーター自作入門"というタイトルで発表しました。 https://speakerdec
TLSの有無 言うまでもないことですが、httpsでは通信路をTLSを使って保護することが想定されています。[1][2] デフォルポート httpは80、httpsは443です。[3][4] 権威性 以降の説明に入る前に前提を確認します。本稿は「httpとhttpsの違い」と題されていますが、これはURLのスキーム部分のことを指しています。URLはリソースの所在を指すものであり、通信方法はそこから二次的に決まるものです。このことを前提に置きつつ権威性について説明します。 Webにおいて、所望のリソースにアクセスする方法はひとつではありません。このような方法のうち、リソースの所有者の制御下にある(第三者による加工などが行われていないと期待される)方法で取得することを権威的アクセスと呼びます。[5] どのようなアクセス方法が権威的とみなせるかについて100%客観的で統一的な指標があるわけではな
SSL証明書を無料で発行してくれる認証機関「Let’s Encrypt」は、2014年の設立から安全なインターネットの利用に大きく貢献しています。しかし、ハッカーであり研究者でもあるScott Helme氏は、無料の証明書発行をLet’s Encryptのみに頼っている現状を問題として取り上げ、Let’s Encryptの代替となるサービスを紹介しています。 Introducing another free CA as an alternative to Let's Encrypt https://scotthelme.co.uk/introducing-another-free-ca-as-an-alternative-to-lets-encrypt/ Free SSL Certificates and SSL Tools - ZeroSSL https://zerossl.com/ L
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 元記事 元記事を読んで恐くなり、災害用公衆無線LANの00000JAPANを含むFree Wi-Fiの使用を躊躇してしまった一般利用者個人のためにこの記事を書きました。 本記事では大雑把に元記事がどのようなリスクを指摘しているのか、そしてなぜそれを考えなくて良いのかを説明した後、情報セキュリティについて持論を述べる前に理解しておくべき点に触れます。 結論 正しくスマホやPCを使う限りFree Wi-Fiは危険ではありません。00000JAPANをぜひ活用してください。 これに同意した方とネタが嫌いな人はセキュリティクラスタは口が悪いまで
内容をさらに盛り込んだ「最高の勉強法」が書籍化されました→https://amzn.to/3t7YIux 効果的な勉強方法について、科学的根拠を示しながらまとめてみました。多くの人が行っている再読・繰り返し読むということやハイライトをすることは、他の勉強方法に比べて効果が低いと考えられています。勉強をする時は、アクティブリコール、間隔反復・分散学習、連続的再学習、など、とにかく繰り返しアウトプットすることを意識してみてください。さらに覚えにくい場合は、記憶術を使うことをお勧めします。 0:00 はじめに(勉強法について) 0:36 今回の勉強法に関する動画の構成 1:05 安川の成績 2:42 他の勉強法と比べて効果が低い勉強法①繰り返し読む・再読 4:32 他の勉強法と比べて効果が低い勉強法②ハイライト・線を引く 5:52 効果が高い勉強法①アクティブリコール 9:18 アクティブリ
最近、小〜中規模のプログラムを保守性高く記述するにはどうすればよいかが気になっていて、 ソフトウェアのアーキテクチャについて調べていました。 本を読んでみる 以下の本を浅めに読み通してみました。どの本もそれぞれ学ぶべき点があって興味深かったです。 .NETのエンタープライズアプリケーションアーキテクチャ第2版 https://www.amazon.co.jp/dp/B00ZQZ8JNE C#での設計の話。ドメイン駆動設計など、設計に関わるトピックが広く触れられていて良い。 Adaptive Code C#実践開発手法 第2版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07DJ2BL4Y C#での実装の話。SOLID原則を中心に、実装に関わるトピックが広く触れられていて良い。 Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計 https://www.a
「現場を知っていること」は本当に「良いこと」なのか!?:「おまえは現場をわかっていない」というフィードバックが、相手に1ミリも刺さらない理由!? 「現場を知っている」「現場を知らない」という言葉があります。 ・ ・ ・ 我が国は「現場志向(Genba)」の強い国のひとつなのかもしれません。 「あいつ、現場がわかっていないよね」 「あのひとは、現場をわかっていないよ」 なんて他者から後ろ指さされて「指摘されようもの」なら、 「あなたは、役に立たない」 「あなたでは、話にならない」 という「烙印(負のスティグマ)」を貼られたかのように聞こえてしまいます。 それほどまで「現場」という言葉はひとびとを魅了するロマンチックワードです。「現場を知らない」という言葉は、「破壊力が強い」。 ▼ しかし、この「現場を知っている」という言葉なのですが、よくよく考えてみると、本当にその「奥底」には、たくさんの意
ECMAScript 2020の変更に対応したJavaScriptの入門書としてJavaScript Primer 2.0.0を公開しました。 JavaScript Primerのウェブサイトから閲覧できます。 ウェブサイト: https://jsprimer.net/ サマリIssue: ECMAScript 2020の対応 · Issue #1145 · asciidwango/js-primer 変更内容の詳細はリリースノートを参照してください。 Release 2.0.0: ECMAScript 2020対応 · asciidwango/js-primer 2.0.0の目的 JavaScript Primerは、継続的にメンテナンスするためにOSSとして開発しています。 ECMAScriptの仕様は年に一度アップデートされていて、現実でのJavaScriptの使われ方も変化していく
想定よりだいぶ大変でした。 hecto 成果物はこれ↓ 参考サイトはこれです↓ インスパイア元↓ 感想 Rustはこのチュートリアルが初体験 ずっと勉強したいとは思っていたので良い機会だった チュートリアルを進めていくなかで所有権とかライフタイムとかを少しずつ導入していき説明も挟んでくれるので助かった しかし3000行の経験を積んだ程度ではまだまだエラーの読み解きは難しいな〜という印象 https://bsky.app/profile/kawarimidoll.bsky.social/post/3l3znqvdbx42q パターンマッチ、ResultやOptionといった概念は先にGleamをやっていたおかげで問題なく理解できた 外部依存ナシのC言語版が1000行程度だったので外部ライブラリを使えるRust版は行数が少ないのかしらと思ったが結果的に3000行になった C版は1週間ほどで完成
FTX事件についての情報を整理します。 FTX事件とは 世界有数の暗号通貨取引所FTXやその関連企業が突如として経営破綻した事件です。 事件の全容はいまだ不明瞭です。 この記事について この記事では情報を整理して、現状わかっている事件に至るまでの過程をオープンな記事としてまとめたいと思います。 現時点で大量の情報が出ていますが、将来経緯を追うことが難しくなることも予想されます。 また現状に混乱されている方も多いはずです。 まずは、交通整理をするためにも、一次ソースを中心にまとめて残しておこうと思います。 個人的にこの衝撃的事件を克明に記録しておきたいという思いもあります。 記事をご覧になって何か補足があればご連絡よろしくお願いします。 将来の資料とするため、ツイートは基本的に埋め込みとスクリーンショットの両方を記載しています。 主な登場人物 SBF 本名 Sam Bankman-Fried
ふと気になって調べたことの備忘メモです ✍ (2022/11/3追記)ご指摘頂いた内容を踏まえて加筆修正をおこないました なぜ調べたか Webアプリケーションの開発に携わっていると CSRF という脆弱性への対処を求められますが、多くの場合利用しているフレームワークが設定追加だけで対応してくれたり、既に前任者によって適切な処置がされていたりなど、実務上で目を向ける機会はその重要性と比較して少ないのでないかと思います また、Webブラウザの実装やHTTP周辺の関連仕様の変化から陳腐化している情報も多く、現代において全体感と具体的な対処法を理解するには少しばかりハードルが高いように感じていました ですので、自身の現時点での認識を明文化して残しておくことにしました なお、私はWebセキュリティの専門家でなく、一介の開発者のため、誤りが多分に含まれる可能性があります ご指摘を頂ければ修正したいと思
# -*- coding: utf-8 -*- # Licensed under the Apache License, Version 2.0 (the "License"); you may # not use this file except in compliance with the License. You may obtain # a copy of the License at # # https://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0 # # Unless required by applicable law or agreed to in writing, software # distributed under the License is distributed on an "AS IS" BASIS, WITHOUT # WAR
概要 S3 互換オブジェクトストレージの サービス を自分のためにまとめている。サービスとして提供されているのが前提で、 自前運用は範囲外 。 目的 以下の内容に絞って調べている。 日本リージョンの有無 egress の費用 容量の費用 追加調査予定 PutObject 対応 PresignedGetObject 対応 S3 互換 S3 互換の条件は s3cmd や aws sdk s3 がそのまま利用できる事。細かい互換性は気にしない。 比較用の AWS S3 https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/ 最小プラン Tokyo / Osaka リージョンあり 1 GiB 追加の egress 転送量は 0.114 ドル 1 GiB の追加容量は 0.025 ドル TODO SLA 書いてるのと書いてないのがあって拾いにくい 対象外 Azure は S3 互
家を整理してたら大昔の雑誌が出てきたんだけど、インターネットが流行り始めてた時期のものだったみたいでいろんな広告にデカデカと「http://www.なんたらかんたら.net」 みたいなURLが記載されてて、わー懐かしいと思ってたのね。 けどよくよく考えたら令和になった今の広告やら名刺やらにもhttps://って載ってたりするな、ということに気が付いて、なんだかちょっと不思議な気持ちになった。この表記思いの外長寿じゃない? インターネット出始めの頃ってhttp://www.っていう部分がいかにも一般向けのことは考えずに作った仕組みです感があって、仮っぽいというか生っぽいというか、良くも悪くもちょっと怪しい感覚があって、まあそのうち仕組みも整えられるだろう位に思ってたんだけど、検索エンジンが出てきてもなおhttp://は生き残り続けてるわけだ。 インターネットを作った人は全世界の人が使うように
What’s Hurl? Hurl is a command line tool that runs HTTP requests defined in a simple plain text format. It can chain requests, capture values and evaluate queries on headers and body response. Hurl is very versatile: it can be used for both fetching data and testing HTTP sessions. Hurl makes it easy to work with HTML content, REST / SOAP / GraphQL APIs, or any other XML / JSON based APIs. # Get ho
日本時間の3/4の未明に行われたFlutter EngageでFlutter2.0が発表されました。 変更点をまとめていきます。 Web/Windows/MacOS/LinuxのサポートがStableに 元々モバイル向けのクロスプラットフォームであったFlutterは、ベータ機能としてWeb、 Windows、 MacOS、Linuxをサポートしていましたが、 Flutter2.0でこれらのサポートがStableになりました。 従来の「モバイルフレームワーク」から、「ポータブルフレームワーク」へ変わるぞ!と発表されています。 Flutter for WebではWebassemblyとSkiaを使って直接CanvasにUIを描画するCanvasKitが紹介されました。 これは従来のdomを直接操作する方法と比べてパフォーマンスに優れ、モバイル版との差異も少ないレンダリング方法ですが、 Ski
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