2017年総合ランキング1位に輝いたのは「西宮北口」、2位は「梅田」。この組み合わせは5年連続となり、不動のツートップ体制にも思えるが、今年注目したいのは「梅田」が得点を伸ばして「西宮北口」に迫る勢いをみせていること。梅田周辺ではグランフロント大阪の存在感が増していることに加え、商業施設の建て替えや「うめきた2期計画」の進捗など話題も多く、周辺エリアでもタワーマンションの供給が行われることで住みたい街としても、「梅田」への注目度が高まっている。 3位にランクアップした「なんば」は、特にこの2年間で大きく順位を伸ばしてきた。2016年に関西圏を訪れた外国人観光客数は約941万人とされ、急増するインバウンド需要をきっかけにして街が非常に活性化している。同様にショッピングモールのリニューアルや天王寺公園に誕生した芝生広場“てんしば”が話題となった「天王寺」も昨年に続いて順位をアップさせている。
