2025-01-01から1年間の記事一覧
A.自分のできがどうだったか、わかるのは難しいことです。特に、歌や声の場合は、判断が難しいです。基準をどうするのか、何をもってよいとするのか、自分ではわかりにくいです。信頼できる人やまわりの人の意見などを聞きつつ、自分の判断力をつけていく…
A.わかろうという気がないのではありませんか。直す気があるのでしょうか。頭で考えて、すぐにやりすぎたとか、うまくいかないと、考えるのは、根本から違うということです。
A.よくないことですが、しかたのない場合もあります。それに頼らなければできないという状態がよいはずはありません。最悪の状態での処方ですから、そうならないようにトレーニングしましょう。
A.演技や歌うことには、過去のことは、直接は、関係ありません。過去にとらわれないようにしましょう。化けても置き換えても構いません。虚構で演じるのですから。 事実はなくとも、リアリティは演じられます。過去ともいつか向き合えるときがくると思いま…
A.修羅場というのは、他の人からみたら「よくやるなあ」というもので、本人にとっては、極楽三昧、つくるも、なにも、どんなにおもしろい映画や本、おいしい食べものよりも楽しいことでしょう。あの人とつき合えば修羅場といわれても、本人は楽しいからや…
A.未来は自ら描いていくものです。見えないものですから、つくるのです。伝記など先人に学び、自分の目標を立てていきましょう。そして、そのための具体的手段を手に入れていくのです。
A.日本のスポーツや旧来の組織での充実感は、ややもすると軍隊と同じく、連帯感、大義名分、奉仕、犠牲に基づくマゾ的な快感ですから同質ではありません。アーティストの充実感は、自立、自信、個として解放されたものにあるからです。
A.学校のスポーツは、いつまでにどうするかという目標が明確です。受験勉強と社会の仕事や人生との違いのようなものです。目標を具体的にしていくことも問われるので、大変なのでしょう。また結果もわかりにくいものです。アドバイスを受けて、そのときど…
A.発声と歌詞の読みは、最初は一致しにくいものです。また、最終的に異なることもあります。あまりとらわれなくてよいでしょう。どれでもできるように近づけていくのが、トレーニングです。
A.それもトレーニングの役割のひとつだと思います。でも、義務教育のようなものです。 プロや一流というのは、基礎教育だけの結果ではないし、同じ基礎と言っても求められるレベルが違うのです。トレーニングにもいろいろあるということです。
A.どうすればよいのでしょうか、ではなく、自分はどうかということです。 何かのジャンルを歌うことが目標なのか、好きな声と同じ声になりたいのか、自分が主体で表現したいのか、あなたの目的によります。 声は個性ですから、ジャンルで決めつけられると…
A.声をつかみ、次に、歌手なら、音楽の世界を声で展開させていくのです。 そもそも何かのために声を習得するのでしょう。手段と目的を、はき違えないようにしてください。
A.人前に立って使うことで問えます。もちろん、自分のなかでの実感での判断もあるでしょう。目的にもよるでしょう。
A.意欲がなくなると鈍感になります。得られるものは少なくなります。 しかし、中断したら衰えていくので、それを食い止めるために、無心で続けるときがあってもよいと思います。
A.確かにロボットなら、繰り返すだけでは何も変わりません。ただ、人間の身体は鍛えられていきます。強い意欲、モティベートをもっていると、感覚も変わっていくことでしょう。
A.そう見えるかもしれませんが、トレーニングとは、単に息を吐いたり声を出すためにやっているわけではないのです。そこから何をつかみ、どう展開していくかが大切です。そのためのトレーニングです。
A.それだけではなく、コツコツと続けながらも、アーティストとしての意識で臨み、表現たる瞬間をつかんでいくことが大切です。
A.アーティストは、何かに感動し、その瞬間を自分のなかに入れて自分が伝えたい、やりたいと思い、その手段を得て表現する者です。ヴォーカリストなら、それを自分の声のフレーズで出す人です。 もちろん、アーティストの才能には、作詞や作曲のほか、多彩…
A. 声のくせは、その人の声の特徴で、それも個性といえなくはありません。 しかし、もって生まれた声とその発声機能を充分に活かしきっているといえないから、くせと感じられるのです。 ガサついている声、マイクに入りにくい声は比較的、大きな声を出して…
A.私は、単にうまくなるためでなく、トレーニングなしに到達しえない高みに立つためのものだと思います。そこからみると、早くとか安くとか簡単にとか効率を狙うものは、本当のトレーニングとはいえません。
A.歌の基準というのは、発声の先にあるものでも、私やトレーナーがさし示すものでもありません。あなたのなかにあるべきものです。 しかし、アーティストのなかにはあっても、あなたのなかにないから、基準などということに支配されるのです。 自由にやっ…
A.歌が自由なのは、カラオケやアマチュア、自分たちで楽しむ人たちです。 人前に出てやる人は、人に伝える必要があります。プロならお金もとります。 ある基準を超えなくては、自由でありえないから努力するのです。 それは明らかに発声をも含めた歌の基準…
A.好きなことを自由にやってよいのは、別に発声が身についていなくとも、本人の自由、勝手でしょう。 発声が身についていたら、どう歌っても歌になるというなら、誰が何をどう歌っても歌になるということでしょう。そんなことは、ありえないというなら、高…
A.発声もその完成度を求めるなら、無限にレベルも課題もあります。むしろ、だからこそ、歌でわからなくなったり迷ったりしたときに使えるものと思います。
A.歌唱の基準は、発声の先にあるのでなく、むしろ、それを導くものです。 自由に歌って足らない場合に、歌唱の基本や発声の基本に戻って学ぶのです。
A.身体からの声と音楽上の最低限の約束事を身につけていくことをレッスンではおこなっています。 何であれ、好きなことを自由にやっていいと思っています。それでうまくいかないときにレッスンは使えばよいのです。
A.確かに本人の自己満足でよいとか、受け手の好き嫌いで評価されるなら、歌の基準など成り立ちません。ここでは、ヴォイストレーニングで上達していくための指標と考えてください。 声楽では、発声の正しさは、ある程度、共通認識がありますが、ポピュラー…
A.普段から腹式呼吸で充分に呼吸しているという人は、あまりいません。なので、いざやろうとすると浅い呼吸になります。お腹も疲れるし、呼気も長く安定して保てません。 感覚をつかむまでにも時間がかかりますが、身体で覚えていくしかありません。 腹式…
A.その通りです。鏡を見て、動かないようにチェックしながら行うとよいでしょう。ひどいときは押さえることもありますが、あまり無理に意識しない方がよいでしょう。
A.初心者で、一度に行なうのは、難しいでしょう。それよりも、一つひとつ、身体でよいポイントの感覚をつかんでいくことです。あせらず地道にやるしかありません。気付いたときにできているというのが、理想です。