Google Cloud Platform Japan Blog
最新情報や使い方、チュートリアル、国内外の事例やイベントについてお伝えします。
デベロッパー コミュニティ紹介シリーズ : Google Cloud Platform User Group
2018年2月2日金曜日
Google Cloud の技術や製品に関して、活用方法やベストプラクティス、実践的なテクニックなどの共有や交流を目的として、さまざまなデベロッパー コミュニティが勉強会などのイベントを開催しています。このシリーズでは、Google Cloud に関連するコミュニティの活動を定期的にご紹介します。
今回、ご紹介するコミュニティは、「Google Cloud Platform User Group(GCPUG)」です。
GCPUG とは
Google Cloud Platform(GCP)が提供するサービスが本格的に普及し始めた 2015 年。GCP の利用者やデベロッパーが集まる場として「GCPUG(”ジーシーパグ”)」の活動が始まりました。
2015 年 1 月 14 日に開催された第一回ユーザー会では、GCPUG のミッションとして以下の 3 つが掲げられました。
GCP を広く普及させる
GCP のメリットを広め、伸ばしていく
GCP のデメリットを指摘し、改善を促していく
GCPUG の発足以前にも、Google App Engine や Google Compute Engine などの個別サービスに関連したコミュニティは存在していました。しかし、「扱うテーマが新しすぎて、初心者が参加しにくい」という声もあったことから、初心者にとって参加しやすく、また上級者にも満足してもらえるコミュニティを目指して発足したのが GCPUG です。
GCPUG 東京から始まった活動は全国に広がり、北は北海道から南は沖縄まで 14 の支部が誕生しました(2018 年 1 月現在)。支部はまだまだ増えており、現在、茨城支部の立ち上げ準備が進められています。活動開始から 3 年目を迎え、登録メンバーも 2,400 名を超えました(全支部、各支部サイトの延べ登録者数)。
また、これまでに開催されたイベントの累計数は 150 回以上。GCP を広く普及させることを目的に、初心者向けの勉強会、GCP の主要サービスの解説、先進的な事例紹介、ハンズオンなどが行われています。
参加者同士の交流を深める座談会や懇親会も行われており、自分の専門とは異なる分野から貴重な知見が得られたり、GCP を熟知するエンジニアから実践的なノウハウを学べると、参加者にも好評のようです。
それでは、実際にどのようなイベントが開催されているのかを紹介します。
GCP 初心者に向けた「体験型のイベント」
東京以外でも数多くのイベントが開催されています。その一つ、島根県松江市で「
GCPUG SHIMANE #01 (GOOGLE CLOUD PLATFORM セミナー)
」という勉強会が行われました。
GCP の初心者を対象にしたこの勉強会では、最初に GCP の概要が紹介されました。続いて、ハンズオンが行われ、参加者は Google App Engine を使用し、2 時間ほどかけてフォトアルバムのアプリケーション構築を体験しました。このハンズオンでは、
Cloud Vision API
や
Cloud Translation API
など機械学習の API も使い、それまで GCP に触ったことのなかった参加者は、GCP がどのようなものかを体験を通じて学ぶことができたようです。
エキスパートと GCP について語り合う
話題のテーマを取り上げ、毎回 100 名以上の参加者が集まるイベントを主催する
GCPUG 東京
。時々、趣向を変えたイベントも開催されています。
2017 年 11 月に行われた「
酔いどれ GCPUG
」は、ライトニングトークも交えて GCP について語り合う緩やかな雰囲気の交流会です。登壇者は 15 分の持ち時間の中で、GCP をどのように使いこなしているかを事例も含めて紹介しました。GCP を実際に仕事で活用しているエキスパートから直接話を聞くことができる貴重な機会だったと言えるでしょう。
なお、講演スライドは
イベントサイト
で公開されています。
GCPUG はこんな方におすすめ
GCP に興味はあるが、ひとりで挑戦するのは難しいと考えている人
GCP を利用した最新の事例を知りたい人
同じような悩みを持つ人と情報やノウハウを共有したい人
クラウド、ビッグデータ分析、機械学習などのテクノロジーを活用したい人
GCPUG は日本各地でさまざまなイベントを実施しています。その内容は初心者向けから上級者向けまで、多岐にわたり、自分のレベルや興味・関心に合わせて、参加するイベントを自由に選択できます。
イベント以外にも、Slack や Google Groups などを使ったオンライン コミュニケーションが活発に行われており、GCP に関する最新情報やディスカッションを気軽にチェックできます。
GCPUG が開催する最新のイベント情報を知りたい方は、コミュニティに参加登録してみてはいかがでしょうか?各支部の活動状況やオンライン コミュニケーションなど詳しい情報は以下のサイトよりご覧いただけます。
コミュニティ概要
名称 : Google Cloud Platform User Group
サイト :
https://gcpug.jp/
発足 : 2015 年 1 月
会員数 : 2,400 名以上(延べ人数)
支部 : GCPUG 札幌、GCPUG 信州、GCPUG 仙台、GCPUG 東京、GCPUG 湘南、GCPUG 名古屋、GCPUG 大阪、GCPUG 岡山、GCPUG 広島、GCPUG 徳島、GCPUG 愛媛、GCPUG 福岡、GCPUG 鹿児島、GCPUG 沖縄(順不同)
開催予定のイベント
GCPUG Tokyo Container Builder Day February 2018
2018 年 2 月 5 日(月) 19:00 - 21:30
GCPのContainer周りのツールに関連するサービスがテーマです。
酔いどれGCPUG 2018/03/02
2018 年 3 月 2 日(金) 19:00 - 21:30
GCPUG 東京主催、2 回目となるイベントです。
Google Cloud Platform hands-on (Cloud Study Jam) #CloudStudyJam
2018 年 3 月 3 日(土) 13:00 - 17:00
GCP 初心者向けのハンズオンセミナーです。GCPUG メンバーが講師・チューターとしてサポートします。
プログラマーの日に寄せて : Google 社員に聞いた「初めて作った自慢できるプログラムは?」
2017年10月18日水曜日
※ この投稿は米国時間 9 月 13 日、Google Cloud Blogs and Social の Managing Editor である Sharon Maher によって、プログラマーの日を祝うために投稿されたもの(投稿は
こちら
)の抄訳です。
携帯電話やインターネットなどのテクノロジーは私たちの生活に革命を起こしました。これらは皆、プログラマーのおかげです。彼らにお礼を言いましょう。1 年のちょうど 256 日目に当たるプログラマーの日(今年は 9 月 13 日)は、趣味のプログラマーから IT イノベーターまで、あらゆるプログラマーたちに感謝する日です。
プログラマーの日は、Google で働く社員にとっても特別な意味を持っています。この日を祝うため、今年はそんな Googler たちに対して、自分で書いた最初の自慢できるプログラムのことを尋ねました。答えはさまざまでしたが、特に注目すべきは彼らの両親の我慢強さです。
意外なことではありませんが、多くの Googler の出発点は自分でゲームを作ることでした。その一人である Jen Tong は、90 年代半ばにテキスト アドベンチャー ゲームを書きました。「それは QBASIC で書いた 2 万行のスパゲッティ コードでした。IF と GOTO さえあればどんなプログラムでも書けることがわかっていたので、ループとサブルーチンを使いなさいという父のアドバイスを無視しました」。しかし、彼女の努力は予想外の効果を生みました。「あまりひどい代物だったので、友だちの何人かは自分のコードを投げ出したんです」
Firebase の Developer Advocate である Todd Kerpelman は、Apple IIe の BASIC で最初のプログラムを書いています。「何でもありましたよ。カクカクしたドラゴン、カクカクした剣、天井から落ちてくるカクカクしたブロックを避けなければならない罠の部屋。コードの 30 % は間違いなく GOTO 文でしたね」
アーティストが描いた恐ろしいドラゴン! でも、怒った蛙かも(真相は藪の中)
Product Management の Director を 務める
Jonathan Rochelle
も、BASIC でゲームを書いた一人です。「伸びてくる棒を撃ち落とす宇宙船のインタラクティブなグラフィック ゲームでした。Atari 800 でジョイスティックを使うものでしたが、楽しいのは最初の 30 秒だけでしたね」。必ずしも技術的に高度なゲームだったわけではありませんが、それが秘める可能性に彼らは夢中になったのです。
Product Manager の
Eric Anderson
が作った “一人称ドライビング ゲーム” は、基本的に真四角の車と地平線だけで構成されていましたが、彼には可能性が見えていました。「車に向かってくる障害物(多くの真四角)を作るのに膨大な時間を費やしました。でも、動いたときには体が震えましたねえ。可能性ですよ。車は左から右に動くようになり、スピード(障害物が横から飛んでくる速さ)も調節できるようになりました。それから色が付いて、車にタイヤが付いて、障害物に形ができて。とどまるところを知らなかったですね」
プログラマーたちが自分の成果を見るために努力を惜しまないこともわかりました。Global Field Marketing の Program Manager である Sowmya Ramakrishnan は、15 歳のときに、数値をソートする C++ コードを書きました。「当時はラップトップはまだなくて、学校の実験室で週に 1 時間だけコンピュータに触ることができました。3 人で 1 台のコンピュータをシェアしていたので、実験の時間が来る前に、メモ帳にコードを書いていました。紙ですね。そして実験の時間になると、Borland のエディタでコードを打ち込んでいました。ソートされた数がモノクロ画面に次々に表示されるのを見たときは、めちゃくちゃ興奮しましたよ」
Site Reliability Engineering の Technical Program Manager である Eric Ness は、中古の基板を買って修理しながら 8080 ベースの S-100 マイクロコンピュータを組み立てた経験があります。「その頃、ほとんどの学生はコンピュータ センターに行かなければ端末を使えなかったんですが、ダイヤルアップ回線は自分で持っていたんです。コンピュータの授業で出される課題はアパートの快適な自室でやりたいと思っていたので、8080 のアセンブリ言語で端末エミュレータを書きました。VT-100 をそこそこエミューレートできていて、データをプリンタにエコーすることもできました。このプログラムのおかげで、大学の最終学年ではずいぶん時間を節約できましたよ」
若いプログラマーの中には、芽生えたばかりのスキルを両親のために使った人もいます。Product Roadmap Program Manager の Douglas Dollars は、LC III の AppleScript を使って、母親のためにアプリケーション ランチャーを書きました。「Apple のユーザビリティは、ジグソー パズルと写真に直接アクセスできる 6 個の大きなアイコンの敵じゃなかったですよ」
プログラマーたちは時に、彼らの両親が心配するほど夢中になってしまうこともあったようです。GCP Americas West の Head of Solutions である Brad Svee は、こう振り返ります。「3 年生のときに、伯父が使っていた Macintosh SE をもらいました。伯父は QuickBASIC プログラムの書き方を教えてくれて、『きみのコンピュータでアドベンチャー ゲームを書こう』という本を参考に自分でゲームを書いてみなさいと言いました。私はその本を読んでアドベンチャー ゲームを書きましたが、ゲーム フローをかなり変えました。サンプル コードの一部は普通の BASIC から QB に翻訳しなければなりませんでしたしね。最後に作ったゲームは壮大ですばらしいものだったので、めちゃくちゃ自慢に思っていたんですけど……、短命に終わりました。そのゲームは何とかやりくりして 20 MB ハードディスクのかなりの部分を上書きしていたんですが、OS コンポーネントを壊し、母の TurboTax ファイルを上書きしちゃいましてね。母は大騒ぎして、あとで 1,000 ドル以上のお金を使ってファイルを復元し、コンピュータも動くようになったんですけど、私がプログラミングのために使えるマシンは Commodore-64 に逆戻りしてしまいました」
Developer Programs Engineer の
Bill Prin
は、建設的な目的のためにコンピュータを使っているということを母親に納得してもらうため、賢い方法を考え出しました。「QBasic でのゲームの作り方を勉強したかったんですけど、母は私がただゲームをしているだけだと思っていたので、家族のコンピュータを使えるのは 1 日に 1 時間だけに制限されていました。そこで私は、さまざまな色とサイズの “I Love You, Mom!” で画面を埋め尽くすプログラムを書いて、制限を撤廃させることに成功しました。でも、Linux をインストールしようとして母の論文原稿を削除しちゃったんで、すぐに特権は剥奪されてしまいましたが」
Google エンジニアの面白い話は
こちら
から読むことができます。協力してくれたすべての人々に感謝します。皆さん、来年のプログラマーの日にまたお会いましょう。
- By Sharon Maher, Managing Editor, Google Cloud Blogs and Social
第 1 回 Google Cloud INSIDE Games & Apps 開催のお知らせ
2017年8月23日水曜日
この度 Google Cloud では、ゲーム & アプリ業界で活躍するインフラエンジニア、サーバーアプリケーションエンジニア、テクニカルリーダーの皆さまを対象に、9 月 28 日 ( 木 ) 18 : 30 より
「 第 1 回 Google Cloud INSIDE Games & Apps 」
を開催します。
第 1 部 セッションパートでは、
『ゲーム & アプリ開発の裏側』
をテーマに、外部ゲストや Google 社員をスピーカーに迎え、近年注目を集める SRE (Site Reliability Engineering) の概念や実践的なお話、Google Cloud Platform を中心としたテクノロジーアップデートをお届けします。第 2 部は、Google 社員や同じ業界で働く参加者と交流を深めていただく懇親会を予定しています。ぜひ、ご参加ください。
《 開催概要 》
名 称:Google Cloud INSIDE Games & Apps
会 期: 2017 年 9 月 28 日 ( 木 ) 18 : 30 - 22 : 00
会 場:グーグル本社
〒106‐6108 東京都港区六本木6-11-10 六本木ヒルズ森タワー
スピーカー
株式会社 メルカリSRE 中島 大一 氏
グーグルクラウド SRE アドボケイト ポール ニューソン
調整中
※英語スピーカーに関しては、同時通訳 (英→日)をご提供いたします。
プログラム: 無料 (事前登録制)
18 : 30 受付開始
19 : 05 - 19 : 40 セッション 1
19 : 40 - 20 : 15 セッション 2
20 : 15 - 20 : 50 セッション 3
休憩
21 : 15 - 22 : 00 懇親会
主 催: グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
定員:200 名
《 お申し込み 》
https://goo.gl/8PPgwz
こちらのリンクからお申し込みください。
※ お申込み締め切り:
2017 年 9 月 19 日 ( 火 ) 15 : 00
まで
※ 競合他社様からのお申し込みはお断りさせていただくことがございます。
※ ビジネス向けのイベントとなっております。学生の方のご参加はご遠慮ください。
※ お申し込み多数の場合は抽選を行います。参加いただける方には、後日、ご登録されたメールアドレスに参加のご案内をお送りします。
Google Cloud Platform チーム より日本のお客様へ : FISC 安全対策基準 に関する Google Cloud Platform のセキュリティ情報をアップデート
2017年6月15日木曜日
Posted by 菅野 信 (Google Cloud Customer Engineering 日本担当マネージャー), 寳野 雄太(Google Cloud Customer Engineer)
本日の
Google Cloud Next '17 in Tokyo
において日本のお客様のクラウド利用への取り組みのサポートをするため、Google は
Google Cloud Platform
における FISC (金融情報システムセンター) 安全対策基準 の見解を公開しました。
FISC 安全対策基準に対する我々の見解については、こちらを御覧ください。
FISC 安全対策基準への見解 日本語
FISC 安全対策基準への見解 英語
Google Cloud Platform のその他コンプライアンス基準への対応状況はこちらを御覧ください。
Google Cloud Platform のセキュリティ
Google は、何年にもわたり先進のインフラストラクチャの構築を進め、世界中のエンタープライズのお客様にサービス提供を行ってまいりましたが、私たちはクラウドでのデータ保護に関する透明性を、更に高めたいと考えています。また、透明性の向上に加え、日本のお客様が法令やコンプライアンス基準に準拠した企業活動を行えるよう、今後とも積極的な支援を行ってまいります。今回のアップデートにより、 Google Cloud Platform のご利用を検討されておられるお客様のコンプライアンス対応の手間を削減し、更にはクラウド・サービスのご利用をすすめるお客様のビジネスの変革をお手伝いできることになると考えております。
Google Cloud Platform 日本チームの営業担当者、エンジニアへのお問い合わせは
こちら
よりどうぞ!
関連ドキュメント:
Google Cloud Platform のセキュリティ
Google インフラストラクチャのセキュリティ設計の概要
Google のセキュリティに関するホワイトペーパー
Google Cloud Platform での保存時の暗号化
Google I/O で注目の TensorFlow ロボット、その「賢さ」を支える機械学習
2017年6月13日火曜日
Google Cloud デベロッパーアドボケイト 佐藤一憲
ブレインパッド テクノロジー&ソフトウェア開発本部 基盤開発部 部長 下田 倫大
米国マウンテンビューで先月開催された開発者イベント Google I/O 2017 において、Google は機械学習を用いたロボットアームのデモ「Find Your Candy」を展示しました。来場者が自分の好きなお菓子の好みを音声でロボットに教えると、テーブルに並ぶお菓子の中から好みに一番近いものをつかんで渡してくれます。このデモは、6/14 から東京で開催される
Google Cloud Next '17 Tokyo
の
体験エリア
でも展示されます。
このロボットに「私はソフトキャンディが好きです」「甘いチョコが食べたい」「ハードミントはある?」といった具合にお菓子の好みを声で伝えると、ロボットは音声認識と自然言語処理を用いてそれを理解し、好みに一番合うお菓子はどれか判断し、画像認識を使ってお菓子を見つけます。これら一連の機械学習技術は、 Google Cloud が提供する
Cloud ML Engine
(フルマネージドの TensorFlow 実行環境)や
機械学習 API
によって実装されています。
Find Your Candy デモのシステム構成図
(青色:Linux PC コントローラ、灰色:Google Cloud サービス)
このデモは、実開発でも用いられる機械学習ソリューションのミニチュア版として製作されました。例えば、食品メーカー大手のキユーピーでは、このデモと同じ Google Cloud と TensorFlow による機械学習技術を用い、食品工場におけるダイスポテトの品質管理システムの試作を行っています(詳しくは
このビデオ
をご覧ください)。
またこのデモのソースコードは
GitHub
で公開されています。よって、ロボットアームや Linux PC などのハードウェア部品(およそ 27 万円ほど)を揃えれば、誰でも比較的簡単に同じデモを製作でき、各種の機械学習技術を組み合わせて実際に動くソリューションを完成させる過程を楽しみながら学べます。
以下この記事では、この Find Your Candy デモで用いられる機械学習技術について解説し、実際に Google I/O 会場での運用時に直面したトラブルや課題についても紹介します。
音声リクエストを理解する
このデモは、来場者からの音声リクエストを受けて動作を開始します。タブレットで動作する Web UI アプリにて
Web Speech API
(
Cloud Speech API
と同じディープラーニングによる音声認識機能を Web アプリに提供する API)を利用し、音声データをテキストに変換します。このテキストを Linux PC コントローラが受け取り、
Cloud Natural Language API
を用いて形態素解析(単語への分割)と構文解析(品詞と係り受けの推測)の処理結果を得ます。 例えば「私はミントキャンディが好きです」という文章を API に送ると、以下のような処理結果が返されます。
Natural Language API による構文解析結果
単語の「分散表現」による賢いリコメンド
ここまでの処理で、「ソフト」「ミント」「キャンディ」といった味の好みの情報を音声リクエストから取り出せました。これらの単語をそのまま使って、テーブルの上からマッチするお菓子を見つけることも可能です。しかしこのデモでは、さらに
word2vec
アルゴリズムを用いて単語の
分散表現
を計算することで、より賢いお菓子のリコメンドを実現しています。
分散表現とは、数 100 個の数を並べたベクトルを用いて個々の単語の意味を表したものです。
Embedding Projector
のデモを開いて、どれかひとつの点をクリックすると、分散表現によって意味の近い単語が集められている様子を実際に見られます。
Embedding Projectorで「music」に意味の近い単語を見る
(
ここをクリック
して試せます)
このデモでわかるように、個々の単語のベクトルは、それに近い意味を持つ別の単語のベクトルと近い位置に現れます。例えば「music」という単語の周りには「songs」「artists」「dances」が集まります。こうした分散表現は、機械学習による自然言語処理の強力なツールのひとつで、ロボットアームがお菓子を選ぶときの「賢さ」を実現します。例えば、来場者が「甘い」「スパイシー」といった単語を使うと、それぞれ「スイート」「辛い」に近い意味であることをロボットアームは理解します。デモの Web UI には、そうした分散表現の分析結果が表示されます。
分散表現により単語どうしの意味の近さを理解する
来場者がしゃべった単語をそのまま使うのではなく、分散表現を介してお菓子を選ぶことで、もし「そのものズバリ」のお菓子がテーブルに載っていない場合でもできるだけ近いものを探せます。
転移学習によりお菓子の味を数分で学習
分散表現が得られたら、どの味のお菓子を選べばよいかが決まります。では、テーブルの上のお菓子の味をどうやってロボットは理解するのでしょうか? 実はこのロボットには「学習モード」が備わっており、デモを行う前にお菓子の味を覚えさせることができます。
学習モードでは、テーブルの上に「フルーティ」「ミント」などのラベルを貼り、それらの味に対応したお菓子を並べておきます。
お菓子とラベルのペアを並べて学習
学習モードでは、以下の処理が行われます。
書画カメラでお菓子とラベルを撮影
Linux PC が Cloud Vision API に画像を送り、ラベルの文字列を認識
Linux PC が
OpenCV
を動作させ、画像から個々のお菓子の画像を切り出す
これにより、テーブル上のお菓子とその味のラベルのペアがいくつか得られます。ディープラーニングの基礎をご存知の読者ならば、これらのペアを使って
Inception-v3
などの画像認識用ニューラルネットワークモデルの学習を行えばよいと思われるでしょう。しかし、モデルの学習をゼロから行なうには、こうしたペアを数万個ほど用意し、さらに長時間をかけて学習しなければならず、デモとしては現実的ではありません。
この問題を解決するため、このデモでは
転移学習
を用いて学習データの規模と学習時間を劇的に小さくしています。転移学習では、あらかじめ学習済みの汎用の画像認識モデルを用いて個々の画像の
特徴ベクトル
を抽出します。このベクトルには、画像に含まれる色や形、パターン、模様などの特徴を表す数値が並んでいます。これはちょうど単語に対する分散表現と同じ働きをします。
特徴ベクトルは個々の画像の特徴を捉える
この特徴ベクトルとお菓子のラベルのペアを用いて、数層の隠れ層を持つぐんと小規模なニューラルネットワークモデルの学習を行います。つまり、まずは学習済みの大きな汎用モデルで画像の特徴を捉え、続いて個々の用途に特化した小さなモデルでお菓子の特定をする、という二段階構成が転移学習の仕組みです。
今回のデモでは、学習済みの Inception-v3 モデルでお菓子の画像を認識し、2,048 次元の特徴ベクトルを全結合層から取得、それを用いて TensorFlow 上で動作する小規模な全結合ニューラルネットを学習しています。これらの技法と ML Engine を組み合わせることで、ラベルごとの学習に必要なお菓子画像の数を数個にまで減らし、学習時間も数分に短縮できました。
Inception-v3 を使い特徴ベクトルを抽出する
Inception-v3 と ML Engine による転移学習
学習モードで画像認識モデルの学習を行ったあとは、ロボットを実行モードで利用可能になります。実行モードでは、カメラで取得した画像から得られるお菓子のラベルと、音声リクエストと分散表現から得られたラベルのマッチングを行い、拾い上げるお菓子を選択します。
これでロボットがお菓子を拾う準備ができました。
ロボットアームの制御
このデモの目標のひとつは、一般の開発者の誰もが簡単に製作できるデモにすることでした。そこで、17万円ほどで入手できる安価なロボットアーム
Dobot Magician
を選択しました。これにさらにコントローラ用の Linux PC や書画カメラなど、 10 万円強のハードウェアを追加するだけで材料が揃います(GitHub リポジトリ上に
すべてのコンポーネントのリスト
が掲載されています)。Dobot は制御用の API を公開しているので、そのシリアル通信プロトコルを用いてアームを制御するドライバを作成しました。また、位置調整やセットアップ、デバッグ用のツール群も用意しています。
現場で発生した問題
このデモを Cloud Next SF と Google I/O 会場で展示した際には、いくつかの問題点が発生しました。
お菓子のテカリ:お菓子のパッケージのテカリによって認識精度の低下が発生します。そこで個々のお菓子について 2、3 個を違う向きで並べて学習させる必要があります
直射日光やスポットライト:デモ環境に強い直射日光やスポットライトが当たると、デモが正しく動作しません
騒音:イベント会場の騒音が大きいと音声認識が正しく動きません。元々はタブレットの内蔵マイクで動作する設計でしたが、騒音の大きい会場では外部マイクを設置しました
つかみやすいお菓子を選ぶ:ロボットアームの吸引カップは様々なモノを掴むのに便利ですが、平らな面のあるモノに制限されます。アームが吸いやすいお菓子をコンビニで探し回りました
学習モードが人気:学習モードの実行には 5 分ほどの時間がかかるため、たくさんの来場者に見せることは想定していませんでした。しかし実際には、来場者の多くが学習モードを試してロボットにお菓子を教えることを楽しんでいました。そこで、学習モードをより使いやすくする改修を行いました
現場で使えるディープラーニング
このデモの開発をわずか 1 か月で実現し、上述のような現地での様々なトラブルの解決に尽力いただいた
ブレインパッド
のチームに感謝します。「現場で使えるディープラーニング」を実現するベストパートナーを見つけられること、これも TensorFlow と ML Engine の大きな魅力のひとつです。
Google Cloud Community fes @ Google Cloud Next '17 Tokyo 開催
2017年5月23日火曜日
6 月 14 日(水)、15 日(木)に開催される
Google Cloud Next '17 in Tokyo
に併せて、Google の クラウド技術に関する 5 つのコミュニティが合同で Cloud Community fes. を開催します。
会場は Google Cloud Next'17 in Tokyo と同じザ・プリンスパークタワー東京です。Google Cloud Next '17 in Tokyo 初日の夜に各コミュニティが一同に集い、それぞれのコミュニティの活動や目的などをご紹介します。その後は各コミュニティ に分かれ 3 つのセッションを行いますので、自分のコミュニティ、または新たに興味を持ったコミュニティに参加してみてください。
【開催概要】
日時
:2017 年 6 月 14 日(水)18:00 - 22:00(開場 18:00)
場所
:ザ・プリンスパークタワー東京(東京都港区芝公園4丁目8−1)
主催 / 共催
:GDG Cloud Tokyo、#bq_sushi、GCPUG、G suite users group、TensorFlow User Group、Kubernetes Meetup Tokyo
定員
:600 名
ハッシュタグ
:#GDGCloud
【タイムテーブル(仮)】
18:00 開場
18:00 - 19:15 コミュニティ合同懇親会
19:15 - 19:25 各コミュニティのセッション会場へ移動
19:25 - 20:10 セッション1
20:10 - 20:20 休憩・移動
20:20 - 21:05 セッション2
21:05 - 21:15 休憩・移動
21:15 - 22:00 セッション3
各コミュニティのセッションの詳細は各コミュニティのページをご覧ください。
#bq_sushi (追ってリンク掲載予定)
GCPUG
G suite user group
TensorFlow User Group
Kubernetes Meetup Tokyo
※ G suite user group はホームページがないため、
イベント申し込みページ
にてセッション情報をご紹介する予定です。
【イベント申し込み】
イベントへの参加は、
こちら
からお申し込みください。
お申し込みには meetup のアカウント作成が必要となりますが、アカウント作成は無料で行うことができます。また、meetup に抽選機能がないため、お申し込みをいただくと一旦キャンセル待ち状態の「waiting」となります。6 月 9 日に申し込みを締め切り、お申し込みが定員数を超えている場合には抽選とし、当選された方に受付票をお送りする予定です(受付票をもって当選のお知らせとさせていただきます)。
皆様のご参加をお待ちしています。
Posted by
Takuo Suzuki - Developer Relations Team
INEVITABLE ja night を開催します
2017年4月26日水曜日
Google では、2017 年 6 月 12 日(月)、ザ・プリンスパークタワー東京にて、「インターネットの次にくるもの」をテーマにしたイベント、INEVITABLE ja night を開催します。
本イベントは、クラウド技術の進化が導く未来をテーマに、参加者の皆さんと自由にアイディアを交換する会にしたいと考えています。
本イベントは主に 3 つのパートから構成されます
PART 1:「不可避な未来」x「NEXT 5 BILLION」対談
ジャーナリストの服部桂氏と、IT を活用した新興国向けのサービスを手がける北浦健吾氏をお招きし、5 年後、10 年後を見据え、技術的・社会的にどのような「不可避な流れ」が起きるのかをテーマに対談いただきます。
PART 2:Google のプロダクト開発
機械学習をはじめとする、日々進化し続ける技術を Google がどのように活用し、イノベーションを生み出しているのか。エコシステムの構築だけでなく、開発者と同じ立場で様々な製品開発に携わってきた経験から、Google の実例をあげてお話します。
PART 3:IoT、AI、VR の未来を語るディスカッション
IoT、AI、VR を軸に、グローバルに新たなビジネスを切り開く 3 人の起業家の方々、玉川憲氏(株式会社ソラコム)、岡田陽介氏(株式会社ABEJA)、芳賀洋行氏(InstaVR株式会社)をお招きし、これからを支える技術者への指針となるビジョンをお話しいただきます。
この他にも、IoT、AI、VR に関連したデモ展示や参加者同士の交流を目的としたネットワーキングタイムも設ける予定です。
【開催概要】
イベント名: INEVITABLE ja night - “インターネットの次にくるもの”
日 程:2017 年 6 月 12 日(月) 18:30-21:30(開場 18:00 より)
会 場: ザ・プリンス パークタワー東京
〒105-8563 東京都港区芝公園 4 - 8 - 1
定 員:600 名
参加登録:事前登録制(※後日、参加いただける方には参加証を送ります。)
プログラム:
18:30 〜 18:35 オープニング
18:35 〜 20:45 トークセッション
PART 1 「不可避な未来」x「NEXT 5 BILLION」対談
PART 2 Google プロダクト開発
PART 3 IoT、AI、VRの未来を語るディスカッション
20:45 〜 21:30 ネットワーキング(Ask the Speaker、デモ等)
参加申し込みは、
こちら
からお願いします。
皆様のご参加をお待ちしています。
Google Cloud Next '17 in Tokyo 開催決定 - クラウドの「未来」が、もう始まっている。
2017年3月23日木曜日
Google では、来る 6 月 14 日(水)・15 日(木) の 2 日間、ザ・プリンス パークタワー東京 にて、最新のクラウドテクノロジーをご紹介する Google Cloud のイベント 「
Google Cloud Next '17 in Tokyo
」を開催します。
"
クラウドの 「未来」が、もうはじまっている。Imagine. Learn. Build.
" をテーマに、経営者から IT マネージャー、技術パートナー、デベロッパーの皆さんとともに、新しいアイデアに出会い、専門家からナレッジを学び、同志とビジョンを語り合う、そんなイベントにできればと考えています。イベントでは 2 日間にわたり、Google Cloud Platform (GCP) から G Suite、マップ、デバイスまで、以下の 6 つのカテゴリーに基づいた 60 以上のセッションや体験エリアをご用意しています。
クラウドのこれからをリードするイベント “Next” に、あなたも参加しませんか。
※本日よりイベント登録開始。
基調講演 & 各セッションのスピーカーや詳細スケジュールは 4 月下旬に公開いたします。
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イベント名: Google Cloud Next '17 in Tokyo
日 程: 2017 年 6 月 14 日(水)・15 日(木)
開 場: 8:30 (予定)
基調講演: 9:30 〜 11:30 (予定)
セッション: 12:00 〜 18:00(予定)
会 場:
ザ・プリンス パークタワー東京
〒105-8563 東京都港区芝公園 4 - 8 - 1
お申し込みはこちら
https://goo.gl/qjf8Id
お問い合わせ先
Google Cloud Next Tokyo '17 運営事務局
nexttokyo17@google.com
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Windows ワークロードの GCP 移行を支えるパートナー各社
2017年3月15日水曜日
Google にとってパートナーはかけがえのない存在です。すべてのお客様の問題を自分たちだけで解決することはできないからです。
私たち Google は、自社のプロダクトと機能全体にわたって拡大を続けるパートナー エコシステムの力を借りることで、お客様がおなじみのコンサルタントや担当企業から必要なサポートやアドバイスを受けられるようにしています。さらに、パートナーがお客様の状況に応じて
Google Cloud Platform
(GCP)を適切に利用する方法を習得できるように、パートナーに幅広いトレーニングを提供しています。
私たちはこうしたパートナー プログラムを常に拡充しており、その一環として
Windows Partner Program
の開始を発表しました。
GCP は
技術面
で
Windows
ワークロード
のサポートを充実させており、今では Windows と
.NET の大きなエコシステム
に加わりつつあると私たちは認識しています。そこで、Windows コミュニティで知名度と評価の高いシステム インテグレーターに対し、GCP のお客様が新規および既存の Windows / .NET アプリとサービスを Google のプラットフォームで最大限に活用できるよう支援してほしいと要請しました。
この目的のために、私たちは GCP 上の Windows を手がける優れたパートナーを認定しました。これらのパートナーを以下に紹介できることを誇りに思います。
主要な Windows パートナー
世界 40 か国以上に 18 万人超のスタッフを擁する
Capgemini
は、コンサルティング、技術、アウトソーシング サービスの世界的大手企業です。同社の 2015 年の世界売上高は 119 億ユーロに達しました。Capgemini はお客様とともに、お客様のニーズに合ったビジネス、技術、デジタル ソリューションを開発して提供し、お客様のイノベーションと競争力向上に貢献しています。
また、Capgemini は多文化を尊重する組織として、独自の仕事の進め方である Collaborative Business Experience
TM
を開発し、グローバルなサービス モデルである Rightshore® を利用しています。
GCP を担当する数百人の .NET 開発者と認定エンジニアを抱える
CI&T
は、Microsoft スタックを利用していて、GCP の可用性やセキュリティ、利用料金の恩恵を受けたいと考えている企業にとって、頼りになるグローバル パートナーです。
CI&T はおそらく、私たちの最も古くからの Windows パートナーでしょう。Next '16 の基調講演で披露したデモのときも力を貸してくれました。
Magenic
は、デジタル イノベーションの障害を十分理解しており、適切な技術を適用してお客様のビジネスのイノベーションを支援します。
ビジネスの成長を加速させるには、お客様の業界の課題を理解しているだけでなく、それらの克服のために適切な技術を活用できるパートナーが必要です。戦略計画の策定から技術的な実行に至るまで、Magenic は Microsoft .NET などのプラットフォームを利用して、あらゆるチャンネル向けの新しいアプリケーションを作成するとともに、既存アプリケーションをモダナイズし、GCP で最適に動作させます。
既存 ASP.NET アプリの GCP への移行に関する Magenic のガイダンスに興味がある方は、“
Using Google Cloud to Host .NET Applications
”(Google Cloud による .NET アプリケーションのホスト)と、“
How to Lift-and-Shift a Line of Business Application onto Google Cloud Platform
”(リフト&シフトで業務アプリケーションを GCP に移行する方法)を参照してください。
.NET に関する
Falafel
の専門知識やノウハウは広く知られており、同社は 2003 年から業界の有力企業に協力しています。
GCP の実装と管理に関するサポートを必要としているお客様に対し、Falafel はお客様のスタッフ向けの研修や、オンサイトでのサポート(メンタリング)、あるいは Migration Planning & Execution(移行、計画、実行)や Compute Engine Configurations(Compute Engine の構成)、エンドツーエンド ソリューションといったソリューション全体の構築を行います。同社のエンジニアは、ソリューションを開発するにあたって、クラウドの柔軟性、スケーラビリティ、経済性をフルに活用します。
GCP 上 のWindows / .NET ワークロードに関する Falafel の専門知識やノウハウを調べたい方は、同社の
最近の一連のブログ記事
や、書籍『
Google Cloud for .NET Developers
』(.NET 開発者のための Google Cloud)をご覧ください。
Neudesic
は、ビジネス イノベーションを支援する技術パートナーとして信頼を集めており、デジタル モダナイゼーションを通じてお客様に重要なビジネス成果をもたらします。同社のコンサルタントは、ビジネスと技術それぞれの専門知識やノウハウを組み合わせ、幅広いクラウドおよびデータ主導ソリューションを提供します。その中には、カスタム アプリケーション開発(.NET 以降)、包括的マネージド サービス、ビジネス ソフトウェア製品が含まれます。
SADA Systems
は、GCP インフラストラクチャ上のお客様の Windows 実装に対する継続的監視およびサポートを、包括的かつ総合的なアプローチで行うマネージド サービスを提供します。IT 業界の中でも先進的企業の 1 社である SADA は、従来はオンプレミス環境でのみ可能だった方法で、お客様の Windows 実装をサポートします。
SADA は、要望に応じてお客様と協力し、Google のサポート体制における独自のパートナー リソースを通じて問題のエスカレーションも行います。また、お客様のクラウド環境における GCP インフラストラクチャ コンポーネントのサポートも提供します。同社は Microsoft National Solutions プロバイダーであり、お客様の Windows プラットフォームのプレミアム サポートも行っています。
Windows / .NET ワークロードに最適な環境としての GCP
GCP を Windows および .NET ワークロードに最適な環境へと進化させるためには、優れた技術サポートを提供するだけでは不十分です。Google は大きなエコシステムの一部にならなければなりません。
私たちは、今回の Windows Partner Program により、お客様が GCP を最大限に活用できるように支援する人々を結集しています。待つ理由はもうありません。今こそお客様の Windows および .NET アプリをクラウドに移行してはいかがでしょうか。
* この投稿は米国時間 3 月 9 日、Product Manager である Chris Sells によって投稿されたもの(投稿は
こちら
)の抄訳です。
- Posted by Chris Sells, Product Manager
次世代クラウドへの布石 : GCP の新技術、新サービスを Next '17 で発表
2017年3月10日金曜日
サンフランシスコ発 ― 私たち Google は、
Google Cloud Next '17
の会場で、Google のプラットフォームに対応した次世代クラウド アプリケーションの設計、構築、実行に役立つ新しい Google Cloud Platform(GCP)製品、テクノロジー、サービスを発表しました。
App Engine のコンセプトを維持しながら大幅に拡張
サーバーレス ランタイム環境の先駆けとして私たちが
Google App Engine
をリリースしたのは、2008 年のことでした。App Engine を使えば、Google の規模とスピードを利用して、ウェブ アプリや API、モバイル バックエンドを構築できます。それから 10 年近くの間に、最もイノベーティブな複数の企業が、世界中のユーザーにサービスを提供する App Engine 対応のアプリケーションを構築してきました。
今回、私たちは大幅な拡張を施した App Engine を正式リリース(GA)しました。これは、“bring your code, we'll handle the rest.”(コードを持ってきてください、あとは私たちがやります)という App Engine の最初のコンセプトを維持しながら、オープン性とデベロッパーの選択肢を拡充することを意図したものです。
App Engine は、
Node.js
、
Ruby
、
Java 8
、
Python 2.7 または 3.5
、
Go 1.8
に加え、ともにベータ テストという形で PHP 7.1 と .NET Core をサポートします。いずれも App Engine の 99.95 % SLA が適用されます。
Google のマネージド ランタイムを使用すれば、お気に入りの言語とオープンソース ライブラリ、パッケージを選んで簡単に開発を始められます。標準提供以外のものを使いたい場合は、独自の Docker コンテナを用意していただければ、壁を突き破ってマネージド ランタイムの向こう側に行けます。この方法なら、App Engine のもとで、あらゆる言語、ライブラリ、フレームワークを簡単に実行できます。
クラウドの未来は開かれています。アプリが収められた Docker コンテナを App Engine で生成すれば、アプリのお持ち帰りが可能になり、GCP 内外のコンテナ ベース環境にデプロイできます。App Engine は、デベロッパーが自分のコードとユーザーのことだけに集中できるフルマネージド環境を提供し続けるとともに、オープンなプラットフォームとしてデベロッパーを支援します。
Cloud Functions がパブリック ベータに
フルマネージド アプリケーションのひとつ上のレベルでは、
Google Cloud Functions
がパブリック ベータに移行しました。Cloud Functions は、インフラ管理なしでクラウド サービスの構築や接続が行える完全なサーバーレス環境です。GCP が提供する最小の計算単位で、1 個の関数を即時にスピンアップ、スピンダウンできます。そのため、課金は関数の実行時間だけを対象とし、100 ミリ秒単位(端数は四捨五入)で計算されます。
Cloud Functions は、ライトウェイトなバックエンドの構築や既存サービスの機能拡張で特に力を発揮します。たとえば、Cloud Storage のファイルの変更や Cloud Pub/Sub メッセージの受信に応答したり、軽いデータ処理 / ETL ジョブを実行したり、インターネット上の任意のイベントから生成されたウェブフックを処理するロジックのレイヤを提供したりすることができます。
Cloud Functions は、Firebase プラットフォームに統合されたバックエンドの作成に対応しており、
Firebase
を使用するモバイル デベロッパーにとっても魅力的なオプションです。Cloud Functions for Firebase は、Firebase Realtime Database、Firebase Authentication、Firebase Analytics から生成されたイベントを処理できます。
BigQuery の進化 : BigQuery Data Transfer Service 登場
Google の最初期の頃から、Google のお客様は、それまでは想像もつかなかったような規模で世界中に広告メッセージを広めるために、Google を活用してきました。今では、同じお客様が、そのような広告キャンペーンに対するユーザーの反応をより良く理解するために、強力なデータ アナリティクス サービスである Google BigQuery を使用しています。
そうしたなか、私たちは Google と GCP をより深いレベルで統合する BigQuery Data Transfer Service を開発し、パブリック ベータとして公開しました。BigQuery Data Transfer Service は、選択された Google アプリケーションのデータを直接 BigQuery に自動的に送り込めるようにするものです。
マーケティング / ビジネス アナリストが BigQuery Data Transfer Service を使用すれば、Adwords、DoubleClick、YouTube のデータを直接 BigQuery に簡単にエクスポートできるようになります。そうなれば、BigQuery エコシステムの強力なツール セットにより、そうしたデータの迅速な分析や可視化が可能になるでしょう。
Cloud Dataprep でデータの準備に要する時間を大幅カット
私たちの目標は、BigQuery をセキュアに保ちながら、BigQuery へのデータのインポートを容易にすることです。
Google Cloud Dataprep
は、分析用データの準備に要する時間を大幅に削減できる新しいサーバーレス、ブラウザ ベースのサービスです。ちなみに、
データ サイエンティストが行う仕事の約 80 % はデータの準備が占める
と言われています。
Cloud Dataprep は、インテリジェントにデータ ソースに接続し、データ タイプを識別し、異常値を見つけ、データの変換方法を提案します。したがって、データ サイエンティストは、提案されたデータ変換に満足するまでデータ スキーマを可視化できます。
Cloud Dataprep は Cloud Dataflow 内にデータ パイプラインを作成し、データをクリーンアップして、BigQuery や他のデスティネーションに送ります。つまり、コードではなくクリックによって、分析用の構造化データと非構造化データを準備できるようになるのです。
Cloud Dataprep の詳細を知りたい方は、プライベート ベータ プログラムにお申し込みください。また、
こちら
では、Google の最新のデータベースやデータ アナリティクス機能に関するニュースをお届けしています。
世界中のもっと多くの場所へ
私たちは、新しい製品や機能をお客様に送り届ける努力だけでなく、お客様がどこにいても GCP にすばやくセキュアにアクセスできるようにしたいと考えています。米国カリフォルニア、カナダのモントリオール、オランダの 3 つの新しい
Google Cloud リージョン
を追加することを発表したのは、それが理由です。これで Google Cloud リージョンは、現在の 6 か所から将来は 17 か所以上に増えます。
新リージョンの追加により、近隣地域のお客様のレイテンシは低減され、スケーラビリティは向上し、ディザスタ リカバリ オプションは増加します。従来の Google Cloud リージョンと同様に、新リージョンは最低 3 つのゾーンを持ち、Google の世界的なプライベート ファイバー ネットワークの恩恵を受けつつ、GCP サービスを拡充します。
インフラストラクチャの大幅な強化
GCP で実行されるワークロードの高い要求に応えるため、私たちは常に VM のパフォーマンス向上に努めてきました。たとえば、Google は
Intel Skylake
を実行する初めてのパブリック クラウド プロバイダーです。Skylake は、CPU を酷使するワークロード向けに大幅な改良が加えられた、より大きな VM メモリと CPU オプションを提供するカスタム Xeon チップです。
インスタンス内で実行できる vCPU の数も 32 から 64 に倍増させ、416 GB までのメモリを提供できるようにしました。これは、大規模なエンタープライズ アプリケーションを Google Cloud に移行するお客様の要望に沿ったものです。その一方で、機械学習モデルのトレーニングのような並列ワークロードのパフォーマンスを大幅に向上させる
GPU
の提供も始めています。
… それで、料金は値上げ? いいえ、値下げの方向に
私たちは GCP の利用コストを低く抑えることを目指しており、その一環として、1 年または 3 年間の長期契約のお客様を対象に、Compute Engine の標準料金を最大 57 % 値下げする
Committed Use Discounts
を発表しました。
Committed Use Discounts は、購入していただいた CPU と RAM の合計容量に基づいており、異なるインスタンスやマシン タイプを柔軟に選ぶことができます。インスタンス タイプを変更した場合でも自動的に適用されます。Committed Use Discounts の適用を受けるための事前費用は必要なく、月々の請求金額に反映されます。しかも、契約以上の利用に対しては、継続利用割引が自動的に適用されます。
また、Compute Engine とそれをベースとするサービスの
料金
も値下げしました。具体的な値下げ幅はリージョンによって異なります。米国のお客様は 5 %、欧州のお客様は 4.9 %、東京リージョンのお客様は 8 % の値下げになります。
さらに無料枠も拡大しています。まず、お客様のペースやスケジュールに沿ってトライアルを経験していただくため、最初の無料トライアルの期間を 60 日間から 12 か月間へと延長し、すべての GCP サービス、API で 300 ドルのクレジットを使えるようにしました。
加えて、Always Free 製品を新たに導入します。これは、アプリケーションのテストや開発に無料で使える、使用期限のない製品です。新たに Compute Engine、Cloud Pub/Sub、Cloud Storage、Cloud Functions が加わり、Always Free 製品は 15 に増えました。GCP を使い始めたお客様の世界は大きく広がったはずです。条件、資格、契約の詳細は
Google Cloud Platform Free Tier ページ
をご覧ください。
以上の発表内容については、近日中に詳細を説明する予定です。どうぞご期待ください。
* この投稿は米国時間 3 月 9 日、Cloud Platforms の Vice President である Brian Stevens によって投稿されたもの(投稿は
こちら
)の抄訳です。
- Posted by Brian Stevens, Vice President, Cloud Platforms
いよいよ開幕! 今すぐ Next '17 へ
2017年3月9日木曜日
このブログ記事を読んでいる皆さん、今すぐ Google Cloud Next '17 の基調講演の
ライブ ストリーミング
にアクセスしてください。基調講演には、Google Cloud の SVP を務める Diane Greene、Google CEO の Sundar Pichai、Alphabet 会長の Eric Schmidt、Google Cloud Machine Learning のチーフ サイエンティストである Fei-Fei Li が登壇します。必ずや皆さんに喜んでいただけることでしょう。
この基調講演が終了すると、Google 社員や Google のお客様、パートナー企業が講師を務めるセッションが始まります。Google Cloud Platform(GCP)、G Suite、Google Maps API、モバイルといった Google のクラウド技術をテーマに、そうしたテクノロジーの新しくて効率の良いエキサイティングな活用方法を解説する
200 以上のブレークアウト セッション
が予定されています。
会場にお越しの際は、伝説に残るほど有名な Google のサンドボックスや、インタラクティブな展示フロアもぜひチェックしてください。Google Cloud テクノロジーで構築できる素晴らしいエクスペリエンスを紹介します。
最新のニュースや発表については、このチャンネルでどうぞ。それでは、
Next '17
を存分にお楽しみください!
* この投稿は米国時間 3 月 8 日、GCP blog の Editor である Alex Barrett によって投稿されたもの(投稿は
こちら
)の抄訳です。
- By Alex Barrett, Editor, GCP blog
デベロッパー アドボケートがお勧めする Google Cloud Next '17 のセッション
2017年3月6日月曜日
Google Cloud に所属しているデベロッパー アドボケート(略して DA)はカンファレンス、お客様先、ソーシャル メディアの最前線で Google の技術を説明し、社内では開発コミュニティの一員としての立場で、開発者のニーズをフィードバックしています。
Google Cloud Next '17
のセッションの中から、あなたの参考になりそうなセッションを選んでもらったところ、DA は提案することに責任を持つ必要があることから、セッション カタログを時間をかけて調べてくれました。
Ruby と Google Cloud Platform(GCP)関連のことといえば Aja Hammerly です。Ruby 開発者への Aja のイチオシは、Google デベロッパー プログラム エンジニア Remi Taylor の『
Google Cloud Platform < 3 Ruby
』です。Aja は個人ブログで、Next の
Ruby 関連のセッション
をまとめています。
Mete Atamel は、GCP で Windows のことならなんでも彼に、というくらい頼りになる DA です。自信があるのか
GCP で ASP.NET アプリケーションを実行
という自分のセッションを勧めています。もちろん他の
多くのセッションも紹介してくれています
。
Next で Guillaume Laforge は、PaaS 関連、サーバレス、コンテナなどのセッションを飛び回り大忙しになりそうです。
見ておくべきセッション
のリストを挙げてくれました。
ゲーム開発者なら、Mark Mandel にガイドしてもらいましょう。
Improbable の CTO、Rob Whitehead 氏と行うプレゼンテーション
を含め、ロケーション ベースのゲーム、GPU の利用、ゲーム アナリティクスについてのセッションをブックマークしてくれました。その
リスト
を見に、彼のブログにどうぞ。
この 1 年ほどで、Google Apps Script は、G Suite を驚くほどカスタマイズできるようにしてきました。
G Suite Developers Blog の記事
で、Wesley Chun はクールな Apps Script のセッションのほか、App Maker や便利な G Suite API のセッションを案内しています。
GCP の機械学習(ML)サービスを説明するセッションに参加したいですか? それなら ML エキスパート Sara Robinson のいる場所に行くといいでしょう。
彼女が推薦する Next セッション
も挙げてくれています。そこではさらに、昨年彼女が Next で
話した
内容を Cloud Natural Language API を使い分析しています。
私個人としては 3 日目が楽しみです。この日は Sarah Novotny のリーダーシップで、私の好きなオープンソース カンファレンスを手本にしました。Kubernetes や TensorFlow、Apache Beam についてのオープン トークを丁寧に構成し、その技術、コントリビュートする方法、周辺のエコシステム、開発者も交えたグループ ディスカッションまでをカバーする予定です。
基調講演やブートキャンプ、ブレークアウト セッションの一覧は
スケジュール
から。そして
席の確保
を。
* この投稿は米国時間 2 月 17 日、Compute and Developer Services の Vice President of Product Management である Sam Ramji によって投稿されたもの(投稿は
こちら
)の抄訳です。
- By Sam Ramji, Vice President of Product Management, Compute and Developer Services
Google Cloud Next '17 : アプリケーション開発者必見の 8 セッション
2017年2月16日木曜日
今年 3 月 8 日 ~ 10 日に開催される
Google Cloud Next '17
では 200 超のセッションが予定されており、それらはいずれも参加者に何かしらのヒントを与えてくれるはずです。この投稿では、その中からアプリケーション開発者に特にお勧めしたい 8 つのセッションを紹介します。
Google Cloud Platform
(GCP)で最も多くの人が使用しているアプリケーション開発プラットフォームは Java です。あなたがその 1 人なら、『
Power your Java workloads on Google Cloud Platform
』は必見です。GCP において Java 製品のプロダクト マネジャーを務める
Amir Rouzrokh
が、GCP への Spring Boot アプリケーションのデプロイ方法や、
Cloud Tools for IntelliJ
を使って本番環境の問題を解決する方法についてお話しします。
昨年は、GCP において ASP.NET などの Microsoft プラットフォームのサポートが大きく前進した年でもありました。Google のデベロッパー アドボケートである Mete Atamel の『
Take your ASP.NET apps to the next level with Google Cloud
』に参加すれば、それを実感できます。
このセッションでは、ASP.NET アプリケーションを GCP に移行する方法、Google の PowerShell コマンドレットや Visual Studio プラグインの使い方、
Google Cloud Storage
や
Cloud Pub/Sub
、Cloud Machine Learning API などの高度な GCP サービスの使い方を紹介します。
一方、Jon Skeet と Chris Smith の『
Running .NET and containers in Google Cloud Platform
』では、
Google App Engine
や
Kubernetes
のコンテナで動作する次世代 OSS の .NET Core アプリケーションを取り上げます(それでもまだ十分でない場合は、セッションの前に丸一日かけて開催される
GCP の Windows ブートキャンプ
にご参加ください)。
App Engine と言えば、Google の次世代 PaaS である App Engine flexible environment について学べるセッションもあります。『
You can run that on App Engine?
』では、プロダクト マネジャーの Justin Beckwith が、さまざまなアプリケーション プラットフォームで本番規模のウェブ アプリケーションを簡単に構築する方法について説明します。
昨秋買収した API 管理プラットフォームの Apigee についても詳しくお話しします。プリンシパル ソフトウェア エンジニアの Greg Brail と GCP セールス エンジニアの Prithpal Bhogil による『
Using Apigee Edge to create and publish APIs that developers love
』では、Apigee Edge の使い方とデベロッパー フレンドリな API を作るためのベスト プラクティスを紹介します。
GCP を使い始めて日の浅い開発者の皆さんには『
Developing made easy on Google Cloud Platform
』がお勧めです。Google Cloud プロダクト マネジャーの Omar Ayoub が、アプリケーション開発に使われる GCP のさまざまなライブラリや IDE、フレームワーク統合、その他のツールについて解説します。
ところで、Next '17 で最もホットなアプリケーション開発のテーマと言えば、昨年アルファ リリースされたイベント駆動コンピューティング プラットフォームの
Google Cloud Functions
でしょう。
Cloud Functions 入門のセッションとしては、プロダクト マネジャーの Jason Polites による『
Building serverless applications with Google Cloud Functions
』があります。モバイル開発者の方は、軽量かつ非同期の Cloud Functions サービスと Google のモバイル バックエンドとの結合をテーマにした『
Google Cloud Functions and Firebase
』も検討してみてください。
もちろん、ここで挙げたのはアプリケーション開発関連のセッションの一部に過ぎません。ぜひ、
セッション カタログ
をご覧いただき、人気のあるセッションやブートキャンプに確実に参加できるように
登録
をお急ぎください。
* この投稿は米国時間 2 月 2 日、Product Manager である Chris Sells によって投稿されたもの(投稿は
こちら
)の抄訳です。
- By Chris Sells, Product Manager, Google Cloud
RSA Conference 会期中にセキュリティ セッションを開催
2017年1月20日金曜日
クラウドのセキュリティに従事されているなら、来月サンフランシスコで開催される
RSA Conference
に参加する方もいるのではないでしょうか。そのときは Google のサンフランシスコ オフィスにも是非訪れてください。そこでセキュリティに関する 20 のトーク セッションを開催します。Google サンフランシスコ オフィスは、RSA Conference が開催されるモスコーンセンター(Moscone Center)からハワードストリート(Howard Street)を歩いて 12 分です。
Google Cloud では、セキュリティを重視して日々取り組んでいます。トーク セッションではその中で遭遇した興味深く、困難な問題を詳しく紹介していきます。たとえば、クラウド アイデンティティに関する取り組み、
Project Zero
による脆弱性のトレンド、DDoS 攻撃の軽減、コンテナ セキュリティなどです。
このエキサイティングなセキュリティ トーク セッションは、次のタイム テーブルで行われます。詳細と参加申し込みについては
https://cloudplatformonline.com/rsa
をご覧ください。
さらに RSA Conference でも Google の社員が次の講演を行う予定です。
Android Security : Delivering Secure, Client-Side Technology to Billions of Users
(Android セキュリティ : 安全なクライアント側技術を数十億人のユーザーに提供)
Adrian Ludwig
2017 年 2 月 14 日(火)| 午後 1:15 - 2:00、2:30 - 3:15
What is Needed in The Next Generation Cloud Trusted Platform?
(次世代のクラウド トラステッド プラットフォームには何が必要か)
David Cross
2017 年 2 月 14 日(火)| 午後 2:30 - 3:15
How Google Protects Its Corporate Security Perimeter without Firewalls
(Google はファイアウォールなしでどのように自社のセキュリティ境界を守っているか)
Heather Adkins、Rory Ward
2017 年 2 月 14 日(火)| 午後 3:45 - 4:30
Targeted attacks against corporate inboxes - Gmail perspective
(企業メールボックスに対する標的型攻撃 : Gmail の観点から)
Elie Bursztein、Mark Risher
2017 年 2 月 16 日(木)| 午後 2:45 - 3:30
RSA でお会いしましょう!
* この投稿は米国時間 1 月 10 日、Product Marketing Lead である Neal Mueller によって投稿されたもの(投稿は
こちら
)の抄訳です。
- By Neal Mueller, Product Marketing Lead
月刊 Google Cloud Platform ニュース(臨時増刊号)- いまあなたが Google Cloud Platform を学ぶ理由
2016年11月22日火曜日
こんにちは!Google Cloud Platform, Solutions Architect の中井です。
みなさんは、12月13日に
Google Cloud OnBoard
というイベントが開催されることをご存知でしょうか? このイベントでは、Google Cloud Platform (GCP) の公認トレーナーによるトレーニングを無償で受講することができます。App Engine、Datastore、Storage、Container Engine、Compute Engine、Network、Big Data、そして、Machine Learningなど、
GCP が提供するサービスをなんと(!)1日で一気に学ぶことが可能です。
そして…、実は、このイベントには、私も特別講師として登壇することが決まっており、コンテナや機械学習など、特によくお問い合せをいただく機能については、デモンストレーションなども交えながら、少し掘り下げた話題をお届けする予定です。
ところで、いまなぜ GCP のトレーニングなのでしょうか? ここで、エンジニアの役割という観点から、GCP を学ぶ意義について少し考えてみましょう。
たとえば、パブリッククラウドの活用が広がる中で、システム基盤を担当するエンジニア、いわゆる「インフラエンジニア」の役割が縮小するのではないか、インフラエンジニアは職を失うのではないか、といった事がまことしやかにささやかれることもあります。はたしてそれは、どこまでが真実なのでしょうか?
まず、GCP の特徴として、よく話題にあがるのは、Google が自社サービスのために開発したシステムがその基盤となっているという点です。Google が提供するサービスは、地球上のすべての人々がユーザーとして想定されており、サービスを提供するためのアプリケーションは、全世界のデータセンターで共通に稼働する必要があります。そのため、世界中のデータセンターが同じ仕組みで構成されており、ストレージやデータベースなど、アプリケーションの稼働に必要な基盤は、独自技術のソフトウェアで実装されています。アプリケーション開発者は、これらの機能を API 経由でオンデマンドに利用しながら、アプリケーションの開発からテスト、そして実サービス環境へのデプロイまでを標準化されたプロセスにしたがって進めていきます。
―― よく考えると、これは、「
クラウドを活用した DevOps の実現
」そのものではないでしょうか? Google のインフラ、すなわち、GCP のインフラは、地理的な制約をなるべく排除して、利用者数やデータ量の増加に対応したスケーラブルなアプリケーションを開発するための理想を追求した環境と言えます。さらに、GCP が提供するクラウドサービスには、Cloud Console をはじめとする優れたユーザーインターフェースが用意されています。アプリケーション開発者は、さまざまなインフラの制約から開放されて、本来の開発作業に集中することが可能になるのです。
ただし、その一方で、GCP を使いこなす上での課題も存在します。基盤ソフトウェアを本当の意味で使いこなすには、「
それが何を目指して開発されたものなのか?
」「
どのようなユースケースに最適化された仕組みなのか
」という点を正しく理解する必要があります。クラウドサービスを利用したアプリケーション開発を効率的に進める上では、さまざまなサービスを適切に組み合わせたアプリケーション設計が何よりも重要です。Google の独自技術で開発されたサービス群について、そのような深い知識を身につけることはできるのでしょうか ?
大丈夫です!
GCP を構成するインフラ技術は、決してブラックボックスではありません。Google の研究チームの Web サイト「
Research at Google
」では、Google が開発したさまざまなソフトウェア技術について、そのアーキテクチャーを解説した論文が公開されています。これらの論文に触発されたエンジニアが、類似の技術をオープンソースソフトウェアとして再実装したという有名な事例もあります。あるいは、コンテナ管理基盤を提供するオープンソースソフトウェアの「Kubernetes」は、Google 社内のコンテナ管理基盤として開発された「Borg」と呼ばれるシステムが基礎となっており、Google の開発者を中心とするコミュニティでの開発が進められています。
もちろん、いきなり論文を読んで勉強するというのは、なかなか敷居が高いものですが、そこをお手伝いするために、私が GCP チームにいるわけです(笑)。現在、さまざまなセミナー、勉強会、Web記事などで、Google のインフラを構成するソフトウェア技術を解説するという取り組みを進めており、多数の好意的なフィードバックをいただいています。ソフトウェア開発者の方からは、「
Cloud Datastoreの内部構造が理解できて、データ設計の参考になる
」など、実践的なノウハウに直結する知識が得られる点、そして、インフラエンジニアの方からは、「
Google のインフラに込められた思想がわかり、インフラ技術の未来を知る上でとても興味深い
」など、エンジニアとしての知見を深めるという点で役に立つというコメントをいただいています。
先ほど、「インフラエンジニアの仕事がなくなるかも?」という話題に触れましたが、実はそんなことはありません。パブリッククラウドを活用すれば、インフラを構築・運用するという点では、やるべき仕事は減っていきます。しかしながら、
クラウドインフラを構成する技術要素を深く理解して、最適なアプリケーション設計を実現する
という意味では、インフラエンジニアの知見がますます重要になることでしょう。アプリケーション開発者とインフラエンジニアが双方の知見を共有することで、本当の意味での「DevOps」が実現できるのではないでしょうか?
そういった意味では、アプリケーション開発者とインフラエンジニアは、それぞれに新しい知見と新しい役割が必要とされていることは間違いありません。「
Google のインフラ技術を根本から理解して、GCP を効果的に使いこなす
」―― これこそが、いま本当に必要とされる「DevOps のあるべき姿」を理解する最短ルートと言えるでしょう。
まだ GCP に触れたことがないというエンジニアの方、そして、GCP を使ってはいるけれど、まだサービスの全体像が把握できていないというエンジニアの方は、ぜひ、
Google Cloud OnBoard
に参加して、GCP本格活用の第一歩を踏み出すとともに、クラウド時代のエンジニアとして、この先生きのこるヒントを見つけ出してください。
Google Cloud Platform のセミナー、トレーニング予定一覧
2016年11月9日水曜日
東京 GCP リージョン運用開始
にあわせ新たに Google Cloud Platform を使おうとお考えの方へ、現在スケジュールされている Google Cloud Platform のセミナーやトレーニングをまとめました。東京やその他の都市、オンライン セミナー、実際に GCP コンソールを使うハンズオン トレーニングなど、スケジュールやご希望のタイプにあわせ、ぜひご参加ください。
日時
場所
タイプ
概要
登録
11/18(金)
10:00-11:30
大阪
ハートンホール本町
GCP 概要セミナー
GCP の基本概要、各サービスやツールの説明、最新トレンドと活用事例を中心に解説
詳細
11/21(月)
10:00-11:30
福岡
アクア博多
GCP 概要セミナー
GCP の基本概要、各サービスやツールの説明、最新トレンドと活用事例を中心に解説
詳細
11/22(火)
16:00-18:00
東京
六本木ヒルズ
ハンズ オン トレーニング
App Engine の製品概要を講義形式でレクチャー後、お持込みいただいた実機を使ってハンズオン
詳細
11/22(火)
18:00-19:00
YouTube ライブ
オンライン セミナー: GCP 概要
GCP の基本概要、他社との製品比較、事例紹介
詳細
11/29(火)
18:00-19:00
YouTube ライブ
オンライン セミナー: 機械学習概要
GCP の機械学習概要、活用方法や事例紹介
詳細
12/2(金)
10:00-11:30
札幌
ACU
GCP 概要セミナー
GCP の基本概要、各サービスやツールの説明、最新トレンドと活用事例を中心に解説
詳細
12/5(月)
10:00-11:30
名古屋
imyホール
GCP 概要セミナー
GCP の基本概要、各サービスやツールの説明、最新トレンドと活用事例を中心に解説
詳細
12/13(火)
10:00-17:30
東京
ベルサール渋谷ファースト
1 日ハンズオン セミナー
公認トレーナーによる、1 日ハンズオン トレーニング
詳細
Google Cloud Platform セミナーツアーを開催
2016年11月4日金曜日
Google Cloud Platform の概要を詳しく知りたい、という方を対象に、Google Cloud Platform セミナーを日本各地で開催いたします。
このセミナーでは、GCP の基本概要、各サービスやツールの説明、そして、機械学習やビッグデータの最新トレンドと活用事例を中心に解説します。
初めて GCP に触れる方、 GCP や機械学習を取り入れてアプリケーションやサービス開発を検討されている方、低コストで素早くサービスを開発したい方、その第一歩として、ぜひご参加ください。
開催場所、日時:
大阪:
11月18日(金)
12月16日(金)
ハートンホール本町
ハートンホール本町
10:00 - 11:30
10:00 - 11:30
福岡:
11月21日(月)
アクア博多
10:00 - 11:30
札幌:
12月 2 日(金)
ACU
10:00 - 11:30
名古屋:
12月5日(月)
imyホール
10:00 - 11:30
参加費:
無料
定員:
それぞれ 50 名
詳細、登録は、こちらのページからどうぞ。
皆様のご参加をお待ちしております。
GCP セミナーツアー登録ページ
4月20日 Google for Mobile|Game Bootcamp 開催
2016年4月12日火曜日
Google for Mobile は、Google が主催するモバイル サービス コンテンツ提供事業者の皆様をサポートするためのイベントです。今回のイベントでは、ゲーム デベロッパーの皆様を対象に、先日サンフランシスコで行われた GDC (Game Developers Conference) 内で Google からの発表内容を改めて説明させていただくと共に、Google Cloud Platform、Google AdWords、AdMob、Google Play のそれぞれの製品からゲームビジネスを更に発展させていただくために役立つ実践的ノウハウを共有させていただきます。
また Google Cloud Platform トラックでは、3 月 23 日(水)にサンフランシスコで開催された GCP NEXT 2016 で発表された最新情報はもちろん、日本ならではの内容も事例を交えながらご紹介いたします。
是非お申し合わせの上、ご参加ください。
<イベント概要>
日程
2016 年 4 月 20 日(水)
スケジュール
9:30: 受付開始
10:00 - 11:30: 基調講演
11:50 - 13:00: ライトニングトーク
14:00 - 18:00: ブレイクアウトセッション (Google Cloud Platform トラック と Google Play/Google AdWords/AdMob トラック の 2 トラック)
2 トラックの中から、お好きなセッションにご参加いただけます。
18:00 - 19:30: ハッピーアワー
会場
六本木アカデミーヒルズ
住所:〒106-6149 東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー49F
アクセス:東京メトロ 日比谷線「六本木」駅1C出口より徒歩3分(コンコースにて直結)
イベントウェブサイト
Google for Mobile | Game Bootcamp ウェブサイト
※サイト内では完全招待制となっておりますが、一般のお客様へのお席もご用意がありますので、ぜひお申し込みください。
Google Cloud Platform ゲーム業界向け イベント「Change The Game」 を開催します。
2016年2月16日火曜日
2 月 25日(木)、Google 六本木オフィスにてゲーム業界向けイベント「Chang The Game」 を開催いたします。Google Cloud Platform エキスパートがゲーム業界の今後について、そして Google がゲーム開発をどのようにサポートするかをお話いたします。
ゲーム業界が今後はどのように変わっていくのか? ゲーム開発において次に備えなくてはいけないものは何か?そして Google がそれらに対してどのように貢献できるのかについてお聞きください。
皆様のご参加をお待ちしております。
開催概要
【名称】 Google Cloud Platform ゲーム業界向け イベント Change The Game
【日程】 2016 年 2 月 25 日(木) 16:00 - 20:00 (受付 15:30〜)
【会場】 グーグル株式会社
六本木ヒルズ森タワー
〒106-6126 東京都港区六本木6丁目10-1
http://www.roppongihills.com/facilities/access/index.html
【定員】 80 名程度 (定員となり次第締め切りとさせていただきます。)
【参加費】 無料
【主催】 グーグル株式会社
お申し込み方法などの詳細は下記ページよりご覧ください。
https://goo.gl/DEKFE0
GCP NEXT 2016 : クラウドの重要トピックを網羅した技術セッション
2016年2月4日木曜日
* この投稿は米国時間 2 月 2 日、Google Cloud Platform の Developer Advocate である Kelsey Hightower によって投稿されたもの(
投稿はこちら
)の抄訳です。
私は最近
Google Cloud Platform
チームに加わりましたが、まず私が Google に魅了された理由についてお話したいと思います。
Google に入社する前、私は
Go プログラミング言語
と
Kubernetes
という 2 つの重要な技術に傾倒していました。偶然どちらも Google が生み出したものであったことと、私が両方の技術に投資していたことで、現在の仕事に就くことができたと考えています。
数多くの人達がそうであるように、私もまた Google に引きつけられてきました。それはあらゆる刺激的なイノベーションが、ここ 10 年のコンピューティングのあり方を形成するのに一役買い、無数のオープンソース プロジェクトに影響を与えてきたからです。
私は数年間、Google のさまざまなホワイトペーパーを読み込み、Web 上で情報をかき集めて最新の知識やノウハウに精通しようとしてきました。しかしこのやり方はかなり時間がかかりました。
同じことをもっと効率的に行う方法をお教えしましょう。ぜひ
GCP NEXT 2016
に参加してください。
というのも、
Google Cloud Platform
技術が包括的に取り上げられ、そしてさらに重要なことに、これらの技術を支える担当者から話が聞ける、唯一のカンファレンスだからです。
GCP NEXT 2006 のカンファレンス
プログラム
について
NEXT では、Google と
Google Cloud Platform
コミュニティ(開発者、お客様、パートナー)を中心とした詳細な技術セッションを予定しています。ぜひとも 2 日間にわたって Google のコンピュートの世界に入り込み、
Google Cloud Platform
の実践的なノウハウをお持ち帰りください。
以下はセッションの一例です。
“From idea to market in less than 6 months : Creating a new product with GCP”
- 発表 : CI&T (App Developer トラック)
“Painless container management with Google Container Engine & Kubernetes”
- 発表 : Brendan Burns & Tim Hockin ,Google (Infrastructure & Operations トラック)
“Cloud data warehousing with BigQuery featuring Dropbox Nighthawk”
- 発表 : Jordan Tigani ,Google & Dropbox (Data & Analytics トラック)
“Security analytics for today's cloud-ready enterprise”
- 発表 : Matt O’Connor ,Google & PwC (Solutions Showcase)
Google ではプレゼンテーターによるセッションの提供を目指して社内外に広く
スピーカーを募り
、応募者とその提案から NEXT の技術トラックを構成しています。
NEXT の技術トラックは、機械学習からネットワーキング、IoT に至るまで現在のクラウドで最も重要なトピックを網羅しています。
また、これらのトラックでは、Google のプラットフォームを実際に運用している商品責任者や開発者が、ベスト プラクティスやハウツー情報を皆さんに直接お話しします。
こうしたスピーカーには Netflix や Atomic Fiction、FIS Global (Sungard) の方々が名を連ねています。今後さらに多くのスピーカーが加わる予定です。
クラウドへの移行を視野に入れて、あるいはコンピュートに関するスキルを磨くために
Google Cloud Platform
をもっとよく知りたいとお考えの方は、ぜひ GCP NEXT にご参加ください。
今すぐに登録
すれば早期割引が適用されます(早期割引の適用は 2 月 5 日まで)。
GCP NEXT 2016 の最新情報については
Google+
や
Twitter
、
LinkedIn
をご覧ください。
- Posted by Kelsey Hightower, Developer Advocate, Google Cloud Platform
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300 ドル相当が無料になるトライアルで、あらゆる GCP プロダクトをお試しいただけます。
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