美容室でできること・できないこと！法律で定められた境界線

株式会社FIVE(ファイブ)/岩崎大輔(だいすけ)/クリエイター/キャリア/動画・映像制作/ヘアカラー /TOO MUCH PIG/やきぶた/美容室経営/転職・人事コンサルティング/世界一/有料職業紹介事業/美容室「MonthColor」(マンスカラー)設立

美容室でできること・できないこと！法律で定められた境界線
できること：ヘアカラー、カット、パーマはお手の物！
できないこと：医療行為はNG！
グレーゾーン：美容と健康の境目
美容室での安全を守るために必要なこと
まとめ：美容室経営者として守るべきこと

美容室でできること・できないこと！法律で定められた境界線

美容室を経営していると、毎日さまざまなお客様にお会いし、髪の悩みを解決するために多くの施術を行います。しかし、その中には法律によって「できること」と「できないこと」が明確に定められていることをご存じでしょうか？今回は、美容室経営者として、また「株式会社FIVE」の代表である私、岩崎大輔が、美容室でできること・できないことについて、面白くてためになる情報をお届けします。

できること：ヘアカラー、カット、パーマはお手の物！

美容室で最も一般的な施術と言えば、ヘアカラーやカット、パーマですよね。これらは「美容師免許」を持っていれば、問題なく行うことができます。私が経営する「MonthColor」では、ヘアカラーを専門に扱っているため、お客様に最高の仕上がりを提供することを使命としています。

しかし、ここで気をつけなければならないのは、美容師免許を持っていないスタッフがこれらの施術を行うことは法律で禁止されていること。実は、初めて美容室を開業した際、「免許がなくてもカットはできる」と誤解していたことがありました。でも、実際は美容師免許を持っていないと、ヘアカラーやカット、パーマといった施術を行ってはいけないのです。これから美容室を開業しようと思っている方は、必ず資格を取得するようにしましょう。

できないこと：医療行為はNG！

美容室でできることとできないことの境界線で、最も重要なのは「医療行為」です。たとえば、頭皮に傷があるお客様に対して治療を施すことは、美容師の仕事ではありません。もし、お客様が何かしらのトラブルを抱えている場合、医師の診断を受けることが求められます。

私が美容室を開業して以来、何度か「頭皮のかゆみがひどい」「抜け毛が気になる」というお客様から相談を受けたことがあります。そんな時、私は「当店では治療行為は行っていませんが、専門の皮膚科に相談することをおすすめします」とお伝えしています。お客様にとっても安心してもらえますし、何より安全です。美容室は、あくまで美容とリラックスを提供する場所であり、医療行為は適切な医療機関に任せるべきです。

グレーゾーン：美容と健康の境目

美容業界には、ちょっとグレーな領域もあります。たとえば、最近流行している「セルフホワイトニング」や「まつ毛パーマ」などがその例です。これらのサービスが「治療」や「医療行為」に該当しないことは分かっていますが、細かい規定は場所によって異なります。

「MonthColor」でも、ヘアカラーやセルフホワイトニングを提供していますが、これらはあくまで美容目的の施術です。美容師としては、しっかりとした説明を行い、お客様が安心して施術を受けられるように配慮しています。これから美容室を開業する際には、このようなグレーゾーンにも注意を払い、施術前にお客様に丁寧に説明することが大切です。