« February 2009 | Main | April 2009 »
夕方Officeを離れて一旦帰宅した後、徒歩でStanford Univ.へ向かう。Memorial Churchの正面、The Ovalの芝生に寝転がり、Blackberryにヘッドセットをつないで耳にあて、予め伝えられていたConference Callの番号とPasscodeを入力。電話会議にJoinする。
緑の芝生と青い空を眺めながら、議論に参加。電話口の向こうは翌日午前中の東京。30分ほどで電話会議が終了する。気がつくと大分日が傾いて来た。周囲を夕日が照らす。Hoover Towerが夕日のオレンジ色に染まり美しい。ふと、Tower上部から鐘の音が聞こえて来ることに気づく。
同じく夕日に染まるMemorial Church。なんとなく厳かな気持ちになる。
いつものようにOfficeで電話会議に集中するのも良いが、たまには野外で仕事をするのも悪くない。
今日のDinnerは、San FranciscoのBoulevard Restaurantで（1 Mission St. San Francisco, CA 94105, TEL （415）-543-6084）。ここは2008年4月20日付エントリ「San FranciscoのBoulevard Restaurantは超超お勧め」でご紹介したとおり、相変わらず超美味&お勧めで最近よく通っている。当日予約にも関わらず、席は奥のBay Bridgeが臨めるAreaに通された。1歳半の娘を連れて行くことを事前に伝えたこともあり、一部Sofaになっている席をAssign。
Appetizerは、いつものDangeness Crab SaladをパスしてMONTEREY CALAMARI STUFFED with DUNGENESS CRAB Italian Butter Beans with Spanish Chorizo & Meyer Lemon Relish。イカの身の中にたっぷりのDangeness Crab Meatを詰めたもの。付け合せのBeanともよくあって大変美味。
そしてメインはいつもの超定番Pork Chop。BERKSHIRE PORK PRIME RIB CHOP (IOWA) WOOD OVEN ROASTED Olive Oil Fondant Potatoes, Artichoke Hearts, Green Olives & Pancetta Sauteed County Line Farm Spigariello Parsley, Melted Garlic & Mustard Seed Pistou, Roasted Pork Jus
いつもの通り、肉は柔らかくジューシーで超美味。合わせたWineはこれもいつものDuckhornのMerlot。いずれも当然のように文句なしの美味。ちなみにここのPork Chopは黙っているとMedium Rareで出て来る。火が通っていない豚肉が気になる人は、オーダーする際にWelldoneかMedium Wellと申し出るべし。
最後にデザートはBanana Cream Tiramisu (““Pick Me-Up”) Layers of House Baked Lady Fingers, Mascarpone Cream White Chocolate Banana Mousse, Chocolate Curls Valhrona Chocolate Sorbet。バナナクリームのティラミスとチョコレートSorbet。適度な甘さとBanana/Chocolateの風味がMixして超美味。
と、食事の内容自体はいつもの通り大変満足の行く内容だったのだが、食事中、Appetizerを食べ終わる頃から子供がぐずり出して危機的状況を迎える。ぐずってテーブルの上のものをあれこれいじりだす子供、そして大声&泣き声。何事かとこちらを冷めた視線でチラチラ見る周辺のテーブルの人々・・・。
真打ちPork Chop殿の登場を待っている最悪のタイミングに少し落胆しつつも、やむをえず家内を残して娘を抱いて店外に退散する。暫し店の外の道路を行ったり来たりしながら、脇で子供を遊ばせる。窓から店内が覗え、自分のテーブルが見える。幸いまだPork Chopが来ていないことを目視確認し、ほっとする。Boulevardに来て、冷めたPork Chopを食べる羽目になるのは出来れば避けたいところである。
しかし、San Franciscoの夜は寒い。すっかり体も冷えてしまったし、そろそろ子供も落ちついたかなーと思い、店内に戻ることにする。子供を抱き上げ、店内に残っている家内に向かって窓ごしに手を振らせたその瞬間。うちのテーブルの周辺4～5テーブルに座っている人々全員が、笑顔でこちらを向いて手を振り始めた・・・・。老夫婦、子供連れの家族、仕事Dinnerと思われる6名ほどの団体、女性グループ、皆が微笑みながら、一斉にこちらを向いて手を振っている。予期せぬ展開に不覚にも（？）感動してしまう。
店内に戻るとウェイトレスが駆け寄り、当方が戻るまでメインのServeは止めていたと言う。Pork Chopを持ってきて良いかと聞かれ、無論御願いしますと応える。いつものPork Chopが2倍美味になった。
ちなみに子供用に御願いして作って貰ったFettuccine Pastaはモチモチしていて超美味だった。はっきり言って、子供用にしておくには勿体無い出来である。是非正規のメニューに組み込んで貰いたいと思う。
快晴の日曜日。今年ニ度目のGolf。場所はCinnabar Hills Golf Club（23600 McKean Rd San Jose, CA 95141 TEL （408）-323-5200）。最近日本から着任したY君のデビュー戦でもある。天気は快晴、やや冷たい風が吹くなかでTee Off。
1番、2番とボギーでしのいでまあまあの出来。
が、3番MiddleでTee Shotを曲げ、2打目は出すだけ。3打目の距離感を誤ってグリーンを大きくオーバーして奥のBushへ。痛恨のロスト。ショックで3パットも叩いてこのホール9打。
4番は右ドックの登りMiddle Hole。Tee Shotは左にひっかけるも大怪我には至らずFairway Keep。2打目でグリーンそばまで持って行き、なんとかボギーでまとめる。
5番Holeは打ち下ろしのMiddle。
Tee Shotを大きく右に曲げてLost。前進4打目はどトップのチョロ。5打目でようやくグリーンそばまで寄せるがその後3パット叩いてこのHoleも9。Tee ShotのDriverが大きく崩れ出す。非常にマズい傾向である。。
気を取り直して6番Short Hole、Followの強風が吹き荒れる164 Yards Par3。右側は崖になっていてプレッシャーを感じるHoleである。6番で軽くスイングした球は、真っ直ぐピンの方向へ。
ベタピンのワンオン。前のHoleで大叩きして傷んだ心を癒す、会心のショットである。
惜しくもバーディーパットを外すが、OKパーでガッツポーズ。
7番Longはダボ。そして8番MiddleはまたしてもTee Shot OBでその後崩れ、再び9打を叩く。。
9番はなんとかボギーであがる。
前半戦はDriverが壊滅状態で苦しい展開が続く。Tee ShotのOB、Lostを連発し、スコアはなんと57。。。。スコアメイク以前の出来。
スコアカードを眺めながら前半の総括をして、いざ後半戦へ。後半はDriverの使用を断念し、この日残りは５WでTee Shotすることを決意。Tee Shotがビシっと安定し、ダボ以上叩くHoleが皆無になる。やはりGolfは飛距離よりも方向感。。
あっという間に最終18番Hole、539 YardsのPar5。
Tee Shotは強いアゲインストに向かって5Wでショット。戻されて180 Yardsほどしか飛ばず。が、3打目でグリーンそばまで持って行き、アプローチはベタピン。
ワンパットで沈めて最後はパー。終わりよければ全て良し。
強風のコンディションで難しい局面が多かったが、後半はDriverを封印してなんとか49でまとめる。トータル106。Driverが不調で前半57と崩れたことが悔やまれるが、最高の天気とMembersに恵まれ楽しいRoundだった。
超快晴の土曜日。久しぶりにStanfordの裏庭Dish Area散策。
最初の心臓破りの坂をStrollerを押しながら必死に登る。息があがり、早速アキレス腱が悲鳴をあげる。
急坂を登りきったところで後ろを振り返る。Bay Areaが一望出来るNice View。遠くにStanfordのHoover Towerがみえる。この先は比較的平坦な道が続く。
Dishを目指して散歩続行。
Dishの真下まで到着。今日のDishは真上を向いている。
更に散歩継続。左手を見ると280、そしてその先は青々とした山並みが広がる。天を仰いで思いっきり深呼吸。
下り坂に差し掛かる。再びHoover Towerが正面に。
散歩終盤戦。ゆるやかなUp-Downのある道をのんびり散策。しかしいい天気。頭の中を空っぽにして、ひたすら歩く。
元のDish Area入り口に到着し、散歩終了。約1時間強の道のり。気持ちの良い汗をかいてリフレッシュ。
The Carneros Innをチェックアウト。帰路につく前に、2軒ほど寄り道をして行く。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
St Helena Hwyを北上し、Rutherford地区に入って間もなく右手。Cakebread Cellars到着。ここはTastingは事前アポイントメント要。Wine貯蔵庫を回り、Wineの説明を受けておしゃべりを楽しみながらTastingをする趣向。所要時間約1時間程度。
Tastingは6種類。
2007 Sauvignon Blanc, Napa Valley
2007 Chardonnay, Napa Valley
2006 Chardonnay Reserve, Carneros, Napa Valley
2006 Rubaiyat, North Coast
2005 Zinfandel, Red Hills, Lake County
2006 Cabernet Sauvignon, Napa Valley
Sauvignon Blancはさわやかなうまさ。07 Chardonnayは印象残らず。06 Chardonnay Reserveはほのかなトースト香。うまい。
06 Rubaiyatは、83% Pinot Noir、15% Zinfandel、2% SyrahのBlend。さっぱりさわやかな飲み口で、まずはPinotの酸味が。続けてFinishでZinfandelのFruits香が浮かび上がり、Syrahのものと思われるSpicyな風味が一瞬顔を出す。飲んだ後は酸味の後味が。大変不思議というか面白いWine。05 ZinfandelはDryな印象。華やかさ抑え気味で、ちょっと苦味&Spicyさをほんの少しだが感じる。最後に06 Cabernet Sauvignon。CalistogaからCarneros迄、Napa南北の様々な地区のGrapeをBlend。ややDark & Driedな印象で、上品な味わい。しっかりうまい、正統派Cab。1本購入。
06 Rubaiyatが大変印象深い面白いWineだった。Cakebreadを後に。最後にNapaのDownTownに向かい、Vintner's Collectiveを目指す。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
NapaのDownTownにあるVintner's Collective。ここではNapa周辺に点在する中小20のWine GrowerのWineを楽しむことが出来る。建物（Pfeiffer building）はNapa最古の石造りの建物。本Tasting Room & Shop OwnerのGarret Murphyはフランス人で、レストランコンサルタント。NapaのAuberge du SoleilやMeadowood.のレストランへのアドバイスを手掛けた経歴あり。
Tasting Room内部はコンパクトな作りで、10名ほどで満員になるサイズ。この日も大変な盛況で、Counterに空きが出来るまで少し待った後Tasting開始。ここにはFixedなTasting Menuは無く、事前に決まっているのはTastingは6種までということだけ。Counterの向こうにいるお兄さんに自分の好みを伝えてTasting対象を適宜会話の流れでみつくろって貰う段取りになっている。例えば濃い目のCabが好きと言って1～2種類試した後に感想を言い、「だったら次はこれでどう？」みたいな提案が来るような感じ。
当方のリクエストはしっかり重めのFull Body系赤中心の組み立て。お兄さんの提案は以下6種。
2006 Mi Sueno Pinot Noir, Ulises Vineyard, Russian River Valley
2006 D-Cubed Primitivo, Napa Valley
2005 Richard Perry Vineyards Syrah
2006 Mi Sueno "El Liano", Red Wine, Napa Valley
2006 Las Bonitas Cabernet Sauvignon, "Brown Label"
2003 Richard Perry Vineyards Cabernet Sauvignon
まずはMi SuenoのPinotから。しっかり系をリクエストしたのにPinotからか・・・と思いながら一口含んでびっくり。やや甘めな飲み口、そしてしっかり&ややSpicy。Pinotとは思えない強さのWineである。すごく美味。
続けてD-Cubed Primitivo。85.4% Primitivo, 9.7% Zinfandel, 4.9% Petite SirahのBlend。PrimitivoはZinfandelのCloneでItaly産とのお兄さんうんちく。前のPinotよりはLightでMedium Body。すごくFruityでほのかな紅茶香（？）。印象的なWineである。
そして次はお目当てだったRichard PerryのSyrah。文句なしのFull Body、そしてFinishに豊かな色彩。すごくうまい。Syrahにしては素直なうまさで、クセの無い味。1本Get。
4杯目はMi Suenoの"El Liano"。65% Cab、35% SyrahのBlend。Full BodyのCabの味わいとDry&SpicyのSyrahのアクセントが同居して溶け合っている。無茶苦茶美味。迷わず1本Get。
Tastingも終盤戦。5杯目はLas BonitasのCab。Smooth & Fruity & 素直。かなりうまいが、1つ前のEl Lianoと比べるとあくまでも相対論なるもややFlatか。最後はRichard PerryのCab。しっかりFull Bodyで堂々とうまい。
Tasting終了。いずれのWineもレベルが高く、優劣つけ難いうまさ。特にMi Suenoの"El Liano"が新たな発見で嬉しい。。
これでNapaでの予定が全て終了。家内の運転で帰路につく。この2日間でまた幾つか新しいWineや超美味ご飯との出会いがあり、美しい景色にも多々巡り合った。ほろ酔い気分で車窓を流れるNapaの広大な葡萄畑を眺め、何とも満ち足りた気分に包まれる。
抜けるような青空。快晴の日曜日。Hotel内のDining、The Hilltop Dining Roomで朝食。天気と周辺のViewが素晴らしい。
レストランのテラス席正面にはプールが。落ち着いたたたずまい。
朝食は、Hilltop Benedicts, Farm Eggs and Filet Mignon. Filet Mignon, Toasted Brioche, Sauce Bernaise, Red Wine Reductionをオーダー。Egg Benedictと牛Filetのステーキ。半熟卵とサクサク柔らかいトーストがよく合って美味。中央のステーキはしっとり柔らかでこちらも美味。朝からステーキを食べて気合を入れる。
食後、暫しPatio前の庭を散策。Carnerosのなだらかな丘が視界一杯に広がる。たっぷりの陽光が当たりを照らし、乾燥した心地よいそよ風が頬に当たる。余りにも気持ちの良い日曜の朝。胸一杯に新鮮な空気を吸って深呼吸。天を仰ぐ。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ランチはHotel内のBoon Fly Cafeで。ロッジ風の建物、Casualな店内。宿泊客以外にもWalk-Inのお客で賑わう人気店である。
BVのCabをGlassでオーダー。そして食事はBreakfast Kobe Beef Burgerをオーダー。巨大なBeefパティの上に、これまた巨大な半熟卵焼きがドーンと載っている。そしてその上にはたっぷりベーコン。ど迫力のAmericanなBeef Burgerである。
同じ皿に載っていたレタスとOnion、そしてトマトの切り身を上に載せ、最後に最上部にパンをかぶせる。タワー状の巨大なハンバーガーを暫し左右から眺めた後、両手でバーガーを掴んで口を限界まで広げ、一気にかぶりつく。。
バーガーにかぶりつくと半熟卵の黄身がポタポタと垂れて来るが、構わず食べ進める。Beefは超柔らかく、パンはふわふわ。ベーコンと半熟卵、Onion、Tomatoの味が入れ替わり襲ってくる。超超美味。もう何年も食べていないが、たとえて言うならファーストキッチンのベーコンエッグバーガーを5兆倍うまくした感じ。これはうまい。
あっという間に完食。家内のオーダーしたMargarita Pizzaもうまい（らしい）。Boon Fly Cafe、超お勧めである。
尚、The Carneros Innにはレストランがもう1つ、メインダイニングのFARMがある。1月31日付エントリ「Napa Valley ～ Carneros Innのダイニング、FARMは超お勧め」でランチをご紹介したが、FARMは現在Dinner Timeのみの営業でTemporaryにLunch TimeはCloseしており、Lunch Time再開は5月とのこと。
St Helena Hwyを南下して、Sonoma Hwyの交差点を右折。そのままCarnerosの葡萄畑の丘を越えていくと右手に今日の宿、Carneros Innが見えて来る（4048 Sonoma Highway, Napa, CA 94559 TEL (707) 299-4900）。雲が広がり、天気が怪しくなって来た。
敷地奥のRegistration棟まで車で乗りつけ、チェックイン。そしてコテージに向かう。たまたま部屋が空いていたということで、何故かSuite RoomにUpgradeされていた。Suiteはコテージが2つ使えて、奥がメインのコテージ、手前がサブのコテージ。両方のコテージが中央のWood DeckのPatioを取り囲む作りになっていて、Patioを歩いて両方のコテージを行き来出来る。無茶苦茶広い。
日没直前に、暫し周囲を散策。よく整備された敷地内に、コテージが散在している。ホテル敷地外は地平線まで葡萄畑が続くCarnerosの丘。大変気持ちの良いホテルである。
1日終了。楽しい時間は本当にあっという間に過ぎてしまう。
今日から1泊でNapa Valley旅行。St. Helena HwyからRedwood Rdに入り、Mt. Veeder方面に山道を10分ほど登って行く。今日の1軒目のWinery、The Hess Collection到着。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
大変立派な建物が印象的。中には美術館も併設されている。
Tasting Roomも立派。
Tasting CourseはChardonnayから始まってCabまで色々とTry出来る通常のTasting Courseと、The Hess CollectionのCabを年代順にTasteして行くCourseがある。当方は後者を選択。1998年、2001年、2003年、2004年、2005年のCabを試せる。Glassが5つ、Bottleが5つ、目の前に並べられて行く。胸躍る瞬間。。
1998 Hess Collection Cabernet Sauvignon
2001 Hess Collection Cabernet Sauvignon
2003 Hess Collection Cabernet Sauvignon
2004 Hess Collection Cabernet Sauvignon
2005 Hess Collection Cabernet Sauvignon
まずはお目当ての2004年Vintageから。92% Cab、5% Petit Verdot、2% Cab Franc、1% MerlotのBlend。正統派Cab、medium body、たっぷりタンニンとBlack Berry & Cherryといった感じ。無茶苦茶うまい。続けて2005年を口に含み、その後2003年、2001年、1998年と過去に向かう。2005年は2004年の印象が強くあまり記憶に残っていないが十分うまい。2003年はあくまでも2004年との比較なるも相対的にFlatな印象とほのかな甘み。2001年以前はそれ以降とはWine Makerが異なるとのことだが、年季が入っていることもありまろやかさが前面に。1998年は更に角が取れてまろやかな仕上がりになっている。どれも無茶苦茶うまい・・・。
続けて再び1998年から2001年、2003年と未来に向かってGlassを傾けて行く。至福のひと時。。2004年Vintageを1本購入。帰りがけに貯蔵庫を少し覗く。
併設されている美術館を見学後（美術館は写真撮影禁止）、Hess Collectionを後に。Monticello Vineyardsに向かう。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
St Helena Hｗｙを北上、Oak Knollを右に折れてBig Ranch Rdを右折。間もなく左手にMonticello Vineyardsの看板が見えて来る。敷地内に入ると左右に立派な建物。左の白い建物がTasting Room。
Tastingは5種。
2006 Corley Reserve Chardonnay
2007 Rose
2006 Estate Grown Pinot Noir
2005 Estate Grown Merlot
2006 Estate Grown Syrah
Chardonnayはほのかなバター香で美味。Roseはきりっとさっぱり、Pinotはやや華やかさ抑え気味のしっかりPinotで美味、Merlotはうまいのだが優等生といった感じ。この中で印象に残ったのはSyrah。100% SyrahでややSpicyというかPepperyというか、ぴりっとスパイスの利いた香りが大変印象的。うまい。
と、ここまでTastingして来て、おしゃべり相手のCounter越しのおばちゃんに、元々Cab目当てで来たので少し飲ませて貰えないかと告げたところ、会話の流れで以下3種が芋づる式に出て来た。
2005 'Tietjen' Vineyard Cabernet Sauvignon
2005 Proprietary Red Wine
2006 Jefferson Cuvee Cabernet Sauvignon
まず、Tietjen Vineyard Cabが驚きのうまさ。ぎっしり詰まったCherryといった印象で、そのまま土の香りが漂って来そうな雰囲気。口に含むと少しざらついた感覚、そして心地よい喉への引っかかり。超超美味。GrapeはRutherfordからでSingle Vineyard。224 Case製造と希少。無論即買い。
続けてProprietary Red WineをTry。Oak Knoll地区のCabernet Franc 56%、Merlot 28%、Syrah 10%、Cab 6%のBlend。先ほどのTietjen Vineyard CabよりSmoothな感触だが、Still Full Bodyの強いRed。Dark fruitといった感じ。かなりうまい。Wine Enthusiastで91 Pointsついているとのこと。
最後にJefferson Cuvee Cabを試す。75% Cab、25% MerlotのBlend。CabはYontville、Rutherford、Oak Knoll各地区GrapeのBlend。上記Tietjen Cabに通じるConcentration度合いに加えて（このWineにはTietjen CabもBlendされている）、MerlotのBlendがややSoftな飲み口印象を醸し出す。美味。こちらも買い。
Cabはどれも期待通りのうまさで大大満足。SyrahもSpicyな風味が特徴的でうまく、新たな発見が楽しい。恒例のBistro Jeantyでのランチをはさんで、次にCult Wine Centralに向かう。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
OPUS Oneのすぐ側にあるCult Wine Central。ここはNapa Wine Companyが運営している共同Tasting Room &販売店で、近隣25のWineryのWineが並ぶ。Napa Wine Company自身、Napaに600エーカのブドウ畑を所有しているWine Growerであり、葡萄の破砕、Wineの醸造、ワイン樽の貯蔵施設を所有している。近隣80のWineryが同社設備を利用してWineを製造しており、その中から同社が25のWineryのWineをピックアップしてここで紹介している、という背景。
お目当てのGhost Block 2005はやはりとっくの昔にここでもSold Outで存在しなかったが、Officiallyには今年の5月1日から入手可となる2006年VintageのPre-Release版という不思議なものがあり、Tastingは出来なかったがこれを2本まずGet。
続けて、Tasting Menuに沿って飲んで行く。
2005 Pahlmeyer Jason Red
2006 Vinum Cellars Napa Valley Cabernet Sauvignon
2005 Volker Eisele Cabernet Sauvignon
2005 Hoops Cellars Cabernet Sauvignon
2004 Fife Reserve Cabernet Sauvignon
2006 Joel Gott Wines California Zinfandel
Pahlmeyer Jason Redは73% Merlot、19% Cab、6% Cab Franc、1.5% Petit Verdot、0.5% MalbecのBlend。しっかりFull Bodyで超美味。即買い。Vinum CellarsのCabはJason Redに比べて軽めなるも、こちらも十分美味。Volker Eisele Cabは80% Cab、18% Merlot、2% Cab FrancのBlend。Merlotがタンニンを適度にSaveしつつ、全体の香りに複雑性を与えている、という感じ。これも大変うまい。。。
Hoopes Cellars Cabは100% CabでSingle Vineyard。Oakville地区の8エーカの畑で取れたGrapeで作っている。堂々としたFull Bodyで、味、香り、Finishとも素晴らしい。Single Vineyardらしい混じり気の無いストレートなCab。即買い。
次のFife Reserve Cabもかなりうまかったのだが、Hoopsの印象が強すぎてよく覚えていない。いずれにしても美味。
そして最後のJoel Gott WinesのZinfandel。Zinfandel特有のFruityな色彩感とほのかな甘み。とてもうまい・・・。と、Price Tagを見るとなんと$16。この値段でこの味はありえないと思われ、思わず2本即買い。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
大満足のTasting終了。家内の運転で今日の宿泊先であるCarneros Innを目指す。
今迄数年間、散々超美味とか言いながらあれこれ食べて来たが、一発奮起してこのたび減量を決意。と言ってもDrasticなものではなく、1日1回の散歩と夕食の分量を控えめにするという内容からまず始めてみる。
3月初旬に夏時間が始まって、現在当地は夜7時30分過ぎ位迄明るい。そこで、仕事中夕方6時30分頃に一旦Officeの外に出て近隣のTrailを30分～40分ほど散策する、というサイクルをとりあえず今週1週間回してみた。これがなかなか気持ちが良い。
そして夕食はご飯1杯で我慢。1週間続けてみて、心なしか少し体が軽くなった気もする。時間の許す範囲で続けてみたい。
大満足のLunchの後、1号線を20分ほど更に南下し、Big Sur方面へ。Bixby Bridgeで暫し風景を堪能。ここに来たのは本当に久しぶり。
その先5分ほど行ったVista Pointから振り返ると、先ほど通ったBixby Bridgeが右側に見える。風景をしっかり目に焼き付ける。
更に数分走って、Point Sur Lighthouseを撮影。ここでU-Turnして1号を北上開始。Big Surを後に。Pebble Beachを目指す。
先週末小林さんとのSpyglass Hillでの対戦後に立ち寄ったPebble Beach Golf Links。今日は快晴の天気。18番Holeグリーン周りの芝生を暫し散策。Club HouseでJazzの生演奏をバックにTart Tatinを賞味。美味。
帰りは17 Mile Driveを通る。夕日に輝く海と周辺の景色が大変美しい。
今日はうまいLunchとNice Viewをたっぷり堪能した1日だった。明日からまた気合を入れて仕事に取り組みたい。