get_taxonomy

説明

mixed get_taxonomy( string $taxonomy )
タクソノミー情報を取得する。

パラメータ

  • $taxonomy
    標準のカテゴリー(category)や投稿タグ(post_tag)、カスタムタクソノミーのタクソノミー名を指定する。

返り値

タクソノミーが登録されている場合はそのタクソノミー情報(オブジェクト)を、登録されていない場合はfalseを返す。
プロパティ名データ型意味
labelsstdClassタクソノミー登録時に連想配列で指定した内容のオブジェクト(name、singular_name、earch_items、popular_items、all_itemsなど)
descriptionstringタクソノミーの説明
publicbool公開の場合はtrue
hierarchicalbool親子関係がある場合はtrue
show_uibool管理画面(投稿ページ)でウィジェットを表示する場合はtrue
show_in_menubool管理画面メニューに表示する場合はtrue
show_in_nav_menusbool
show_tagcloudbool管理画面でクラウド表示する場合はtrue
show_admin_columnbool管理画面で複数指定されている場合にカンマで区切って表示する場合はtrue
meta_box_cbmixedメタボックス表示用のコールバック関数名
rewritemixedアーカイブページのリライト情報
query_varstringクエリー変数名
update_count_callbackmixed投稿数カウント用のコールバック関数名
_builtinboolカテゴリーや投稿タグなどの標準組み込みタクソノミーはtrue、カスタムタクソノミーはfalse
capstdClass関連するケイパビリティのオブジェクト(manage_terms、edit_terms、delete_terms、assign_terms)
namestringタクソノミー名
object_typearray関連する投稿タイプ名の配列
labelstringタクソノミーラベル

注意

名前を含む複数の条件にマッチするタクソノミー情報を取得する場合は、 get_taxonomies関数が利用できる。

使用例

  • カテゴリーのタクソノミー情報を取得する。
    <?php $tax = get_taxonomy( 'category' ); ?>

フィルター

直接実行するフィルターはありません。

アクション

直接実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/taxonomy.php

最終更新 : 2023年09月29日 11:54



お勧め

任意の名前でエラーログファイルを指定する(2019年2月15日 更新)

来週にはWordPress 5.1がリリース。RC1のソースコードを見ていると、 wp_debug_mode関数が変更されており、興味深かった。

Gutenbergでカスタムフィールドを使う(2018年8月10日 更新)

Gutenbergの新エディターではカスタムフィールドのウィジェットが表示されない。既存のカスタムフィールドのデータはなくなるわけでないので、新エディター上で編集・更新できないか調べてみた。

Slightly troublesome permalink:プラグイン作ってみました(2021年4月20日 更新)

カテゴリーを含んだパーマリンクを設定している場合、複数のカテゴリーを指定した投稿記事のパーマリンクのURLに目的のカテゴリーとは異なるカテゴリーが適用された経験はないだろうか。このプラグインは、パーマリンクに適用されるカテゴリーをコントロールし、希望通りのパーマリンクを設定します。

WP_Postオブジェクトで投稿情報を直感的に使う(2012年10月4日 更新)

WordPress 3.5で登場するであろう WP_Postクラス。WordPressの投稿情報は、投稿情報本体のほか、カテゴリーや投稿タグ、カスタムフィールドなど、いくつかに分散して記録され、それぞれの情報を取得する際は、いくつかの関数をしていた。新しいWP_Postクラスにより、その習慣とおさらばできるかもしれない。

テキストエディタの文字を変更する(2018年5月27日 更新)

テキストエディタ(投稿ページの「テキスト」タブのエディタ)に標準では備わっていない機能を追加する自作プラグイン「html entities button」がほぼ1年ぶりにアップデート。ここではバージョン2.0.0で追加したテキストエディタのフォント切り替え機能について紹介する。