wp_preload_resources

説明

void wp_preload_resources()
プリロードするリソース(link要素)を表示する。

パラメータ

パラメータがありません。

返り値

返り値はありません。

注意

本関数を直接使用するケースはほぼないが、wp_preload_resourcesフィルターでlink要素の属性を制御できる。

'wp_preload_resources'フィルターの返り値が配列以外の場合は何も出力しない。次に示す連想配列を1つ以上含む場合は対応するlink要素が出力される。

キー内容必須
'href'href属性値(リソースのURL)
'as'as属性値('script'、'style'、'image'、'document'など)
'crossorigin'crossorigin属性値(CORSポリシー)
'type'type属性値('text/html'や'text/css'など)
'media'media属性値(メディアタイプまたはメディアクエリー)
'imagesizes'imagesizes属性値
'imagesrcset'imagesrcset属性値
'fetchpriority'[6.6.0]fetchpriority属性値

[6.6.0]連想配列のキーにfetchpriority(属性)が追加された。


使用例

  • 'wp_preload_resources'フィルターを使用する
    add_filter( 'wp_preload_resources', 'my_preload_resources' );
    
    function my_preload_resources( $preload_resources ) {
    
    	// リソースデータ(連想配列)を追加
    
    	return $preload_resources;
    }
    

フィルター

[6.1.0]'wp_preload_resources'フィルターを呼び出す。パラメータ$preload_resourcesの初期値にはarray()が格納されている。
$preload_resources = apply_filters( 'wp_preload_resources', $preload_resources );

アクション

直接実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/general-template.php

最終更新 : 2024年07月18日 16:53


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