15歳で自衛隊入隊「最初は人間扱いされなかった」 『北斗の拳』武論尊氏が漫画と出会うまで
武論尊先生は、『北斗の拳』や『サンクチュアリ(「史村翔」名義)』などを筆頭に、日本漫画史に残る名作を生み出してきた漫画原作者だ。これまで多彩なジャンルの作品を手掛けてきたが、そのルーツは自衛隊にある。自衛隊員だった武論尊先生は、なぜ漫画原作者の道を歩み始めたのか。その重要なターニングポイントは、同期の自衛隊員で、のちに『男一匹ガキ大将』や『サラリーマン金太郎』などで一世を風靡する漫画家・本宮ひろ志先生との出会いにあった。