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JPOPSが世界へ(35) 日本の物神崇拝フェチ

「MUSIC AWARDS JAPAN」#が開催されました。

その授賞式は、国際音楽賞といえるほど、海外でも注目されたでしょうか。

 

再開します。

◯JPOPSが世界へ(35)  日本の物神崇拝フェチ

 

CD売り上げに関しては、日本が世界一です。

これは、誇ることではなく、日本の国民性と特別な商法によります。

極めて特殊な現象です。

 

日本では相変わらず、ファングッズなど、モノ、パッケージとして

買いたい人が多いのです。

CD、DVDを、フィジカル、フィジカルメディアといいます。

つまり、フィジカルがある、手にとって実感があるということです。

 

つまり、デジタルネット化、ストリーミングの遅れです。

つまり、それを進歩とみるなら、遅い、古いのです。

日本は、ガラケーからスマホへの移行も遅れましたね。

 

でも、デジタルネットワークに組み込まれることに抗うことも、

そういうアナログな存在の人間は、貴重であると思うのです。

言うまでもなく、人間は、身体を伴うアナログだからです。

 

 

#『MUSIC AWARDS JAPAN』5月21~22日

<国内の音楽業界における主要5団体(日本レコード協会日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会コンサートプロモーターズ協会)が国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN』を新設。スポンサーには、トヨタグループやNTTドコモなど大企業。文化庁もサポート。22日の授賞式は、NHKの生中継。

「最優秀楽曲賞」「最優秀アルバム賞」「最優秀アーティスト賞」「最優秀ニュー・アーティスト賞」「Top Global Hit from Japan(世界でヒットしている国内楽曲)」「最優秀アジア楽曲賞」の主要6部門をはじめ、60以上の部門で構成される。>>https://www.musicawardsjapan.com/ja/

ジャーナリズムと教育を考える

◯日曜劇場「キャスター」第5話5/11

 

<阿部寛さん演じるメインキャスター進藤は、

「ニュースゲート」で警視庁の隠ぺい問題を取り上げ、

「事件を通して社会の深い闇を垣間見た」

「それは権力が真実を封じ、組織が正義をねじ伏せる構造。

『正しいこと』が『許されないこと』にすり替えられる現実です。暴力をふるった警察官は守られ、被害者の声はかき消された。不正を告発しようとした者は脅され、正義を貫こうとした者は屈服を強いられた。なぜこんなことがまかり通るのでしょうか?」

 

 その理由は、組織の論理が個人の信念を支配するから、と語った進藤。

 

「権力の下では、真実よりも都合が優先される。

誰かが不正を指摘すれば『空気が読めない』と疎まれ、『正義のため』と声を上げれば、『組織を乱すな』と封じられる。皆さんも思い当たることはないでしょうか? 

職場で、学校で、日常のどこかで、理不尽をのみ込んだこと、おかしいと感じながらも沈黙を選んだこと、そしてその沈黙がさらなる不正を助長してしまったこと、組織のため、立場のため、守るべきもののために、私たちは知らず知らずのうちに良心にふたをする、そうやって正義は踏みにじられ、やがては忘れ去られていく」

 

「だが、問いたい。『仕方がない』という言葉は、本当に正しいのか? 

『そういうものだ』と見過ごすことは正解なのか? 

沈黙が続く限り、この社会の構造は決して変わらない。

あなたはこの現実を受け入れるのか? 

それとも疑問を抱き続けるのか? 

考えるのはあなた自身です」>

 

<文部科学省によると、全国の小中学校での不登校の児童・生徒は、34万人を超えて過去最多>

学校と同じことが、

社会でも行われているのですから、

学校に行くことも大切なんですよ。

 

 

 

#ジャーナリズム

<マスメディアを通じて、時事的な出来事や問題について、

報道、解説、批評などを伝える活動

主な役割としては、

 真実の報道: 情報を正確に伝えることで、国民が真実を理解できるようにすること.

 社会の監視: 権力や組織の活動を監視し、不正や不当な行為を暴くこと.

 公の議論の促進: 異なる意見や情報を共有することで、社会的な議論を活発化させること.

つまり、民主主義社会において重要な役割を担っており、国民の知る権利を守るために欠かせないものです。

具体的な活動としては、取材、記事作成、放送、インターネットでの発信などがあります.

以下の特徴があります。

 客観性:情報を客観的に伝えること.

 公平性:異なる立場や意見を公平に報道すること.

 徹底性:情報を徹底的に調査し、深く掘り下げること.

 自由性:表現の自由を保障すること.

社会に真実を伝え、国民の理解を深め、民主主義の維持に貢献。(AI による概要を編纂)>

 

日本の教育 

このところ、都内の歴史的遺産を

見てまわっています。

 

小平の下水道館、下水道そのものを見られるのは、

セーヌ川にもあるそうです。

下水道は、感染症を防ぐ最大の手段でした。

日本は、江戸時代に

人糞も肥溜めからの循環リサイクルで

環境保護していました。

西洋は、川に垂れ流していたので、都市化が進むにつれ、

20〜30年周期で、チフスなどが流行していたそうです。

 

20世紀はともかく、

そこまで日本のリーダーや政治家ほか、

世の中を動かしていた人は、 

本当に深く考え、すごいことを成していったのだと

思わされます。

この100年、どうして亡国の道を

歩み出したのか、

今の政治家の資質、言動を見れば明らかです。

 

こうなると、

教育、やはり、自由の名のもと、

大きく方向を切り違えたのではないかと

思わざるをえません。

 

 

小平下水道館




平和ボケ日本

映画の「鈴木先生」で

女子生徒(土屋太鳳さん)が不審者にナイフを突きつけられても、

生徒も男子生徒も先生も、

本人も、

たった一人の冴えない男のナイフの脅しに手も足も出ない。

椅子でもカバンでももって反撃できるだろうが、、

と思ったのを思い出しました。

 

女子生徒も振り切って逃げられるスキだらけなのに、、

自分の身を守ったり、仲間を救う、という気概もない、

かなり経って、女性の先生が飛び込んだのだが、、、。

 

ちなみに、こういう自分の信条で行動する先生は、

私が10代の頃、

大手進学予備校などにいたようですし、

それ以前には、私立、

いや、公立にもいたように思います。

 

ナイフでの殺傷事件が増えたように思います。

不審者から逆走車まで、

身に降りかかってくる危機に

ときには意識を。

ニュース、歴史、文学、街から読みとりましょう。

 

 

 

 

鈴木先生

<武富健治による日本漫画作品。『漫画アクション』(双葉社)で2005年1から2011年まで連載。単行本は全11巻が刊行。2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。その後『鈴木先生外典

2011年テレビ東京にてドラマ化。その劇場版である映画が2013年公開。>

 

 

戦争に学ぶ 危機対応 死生観

一方で、日本人が、戦後の歩みで、平和のなかで、

失ったものは、数知れないのです。

 

だからこそ、戦争の現実やその歴史遺産に

せめて、ドキュメントや写真、

映画やドラマでも触れてください。

 

そのときの決断とその結果、

できたら、その相手の立場からも考えましょう。

 

先週、カメラマンの石井さんと再会しました。

祐天寺でヴィナシスの写真を展示されています。

4年前、ユージンと水俣、で、

ここのスタジオで

取り上げた記憶も飛んでいました。

 

ヴィナシスは、バラナシ、ベナレスです。

インドのヒンズー教聖地、

寝台列車で半日かけて行ったことがあります。

 

120回、インドに行った石川さんの話では、

死体を公の場で焼く、あるいは、ガンジス川に流す、

日本のように遺体そのものへの執心はまったくないそうです。

そういう死生観に触れるのも、よいと思います。

 

 

fukugen.hateblo.jp

 

海外に学ぶ 非常事態、有事、危機対応

私は、かつて、ローマのホテルで下の階から火が出たり、

ルーマニアでエレベーターがとまったり、ドブロニスクで、、、

そのほか、日本ではできない経験を散々したので、

それなりに敏感です。

 

戦火、いや、

戦禍の東欧などで、

戦争のわずかですが、

残臭を嗅ぎ、現実を体験しました。

 

そこから、ずっと、日本の常識は、世界の非常識

とみてきました。

いや、日本人の今の感覚も。

 

それを世界から訪れた人が魅力的に思い、

学んだり気づいたりすることは

大いに意味があります。

 

しかし、私たちこそ

海外で、できれば不自由を強いられるところにいき、

学ぶとよいと思います。

安全安心という感覚は、

生きる力を削ぎかねません。

 

fukugen.hateblo.jp

 

 

日本の危機管理

大の里に伊藤美誠選手、卓球や相撲などスポーツの視聴で

うさを晴らしています。実力勝負の世界は、さわやかですね。

 

小泉新農相、米価2,000円、

選挙が近づき、危機感が実感すると、

政府も財務省も、こういう危機対応をするわけです。

前農相がちょっとした失言して、

野党もマスコミも国民も、大いに騒いで、

総理も首まで、すげ替えて、、、

まあ、民主主義が機能しているといえるのでしょうけど、

健全なのかしら。

 

なぜ、危機というなら、早く危機対応できないのか、

それは、危機と思っていないからで、

そこには、農協ほか利権絡みであって、

 

まあ、私もこのご時世、米ぐらいで、

とはいえ、

手遅れ対応、改革の糸口、、、

有事のときに、これでは間に合うわけがありません。

 

そこを信用できない自民党には、

政権を担う資格はない、

のに、あいかわらず、人材不足、

公の分野にリーダーとなる人材がいかなくなったのが、

問題です。

 

日産もプライドに縛られたまま、本社ビル売却、

政府もまた財源というなら、身銭を切ることからでしょうに。

私たちは、無能な人材にどれだけの浪費をしているのでしょう。