GitHub Copilotコーディングエージェントのプレミアムリクエスト消費方法が変更 – 1セッションごとに1つのプレミアムリクエストを使用

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現在パブリック プレビューで利用可能な GitHub Copilot コーディングエージェントを使うと、開発者は技術的負債に対処し、バグを修正し、新機能をスケーラブルに実装することもできます。タスクをGitHub Copilotに任せるだけで、他の作業に集中しながらバックグラウンドで動作させることができます。

2025年7月10日19:00 UTC(日本時間7月11日午前4:00)より、このコーディングエージェントの価格設定をよりシンプルで予測しやすくしました。コーディングエージェントが消費するのは、1つのセッションあたり、1 プレミアムリクエストです。

セッションの仕組み

セッションは、コーディング エージェントに次のことを依頼したときに始まります。

  • 新しいプルリクエストを作成する
  • 既存のプルリクエストに変更を加える

変更されるファイルの数やタスクの複雑さに関係なく、1つのセッション全体で1つのプレミアムリクエストが使用されます。 

注意: エージェントはGitHub Actions上で動作します。プレミアムリクエストの消費方法は変更されましたが、 GitHub Actionsで使用される時間(分)は、GitHub Copilot がタスクを完了するのに必要な時間によって異なります。

この変更の利点

  • 予測可能なプレミアムリクエストの使用: エージェントにタスクを任せる前に、プレミアムリクエストを何回使用するかを正確に把握できます。1セッション=1プレミアムリクエストとなります。
  • より高い価値: この新しい価格設定により、月間プレミアムリクエストの許容範囲内で、最大でこれまでの20倍のタスクをGitHub Copilotに任せることができます。

GitHub Copilotコーディングエージェントは、GitHub Copilotの全ての有料プランでプレビュー版でご利用いただけます。GitHub Copilot BusinessおよびEnterpriseユーザーは、管理者によってGitHub Copilot コーディング エージェントポリシー設定で有効にする必要があります。

詳細については、ドキュメントをご覧ください。

この記事はChangelogを日本語に翻訳したものです。