警察署の番号から電話がきて… まさかの手口に「巧妙化しすぎ」「気を付けて」
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突然、知らない番号から電話がかかってきたり、身に覚えのない内容のメールが届いたりして、不審に思った経験はありませんか。
近年、自動音声ガイダンスやショートメッセージなどで、SNSに誘導して、個人情報を抜き取るほか、金銭などを騙し取ろうとする『詐欺』が増えているといいます。
その中には、警察をかたって人を騙す詐欺もあるのだとか…!
警察庁が注意喚起「警察はSNSで連絡をしません」
2025年6月、警察庁がXアカウントで『ニセ警察詐欺』についての注意喚起を投稿。「警察はSNSで連絡をしません!」と強調して、注意を呼びかけました。
ニセ警察が、突然連絡をしてきて「あなたの口座が犯罪に使われている」「あなたは逮捕される」などと不安を煽り、捜査名目で金銭を騙し取ろうとしてくる手口が増加しているのだとか。
詐欺の手口はどんどん巧妙化していて、本物の警察署の電話番号を偽造して画面に表示させ、誘導することもあるといいます。
さらに、ビデオ通話やメッセージアプリの『LINE』などで、ニセの警察手帳や逮捕状を見せてくるケースも…。
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突然警察から連絡があり、ただでさえ焦るような状況の中、このような手口で近付かれたら、信じてしまう人もいるでしょう…。
たとえ心当たりがなくても、突然「逮捕される」などといわれたら、不安になる人もいるかもしれません。
実際に、上記のような手口で現金を騙し取られる被害は、相次いでいるそうです。
警察庁は、ニセ警察官がかけてきた、実際のビデオ通話の映像も公開しています。
詐欺を見抜くポイントは?
警察庁のウェブサイトでは、このような詐欺を『見破るポイント』も公開されていました。
以下の、本物の警察官がしないことを覚えておくといいでしょう。
もし不審な電話がかかってきたら、速やかに電話やビデオ通話を切って、対面で最寄りの警察署へ相談するか、警察相談専用電話『#9110』で確認するようにしましょう。
電話番号が実在する警察署のものだとしても、偽造されている可能性があるため、本物と信じずに必ず相談してください。
また、不審なメールについても同様です。警察がSNSを通じて金銭を要求することはないため、決して応じないようにしましょう。
詐欺電話への対策はある?
そもそも、そのような電話がかかってこないようにしたいと思う人は多いでしょう。
警察庁は、国際電話番号からの着信を拒否することをオススメしています。
日常生活で国際電話を使用することがない人は、着信拒否の設定をするといいかもしれません。
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こういった手口の詐欺があると知っておくだけでも、被害を防ぐことはできます。
家族や友人などに情報を共有して、悲しい思いをする人を1人でも減らしたいですね。
[文・構成/grape編集部]