
北朝鮮の核問題、高校の履修問題、学校側のいじめ回避…
いざなぎ景気を凌ぐ景気といいながら、取り巻く状況は決して明るいものではありません
強い意志を持っていれば、というのは聖人君子の言葉です
裏返せば、弱いからこそ人間らしいといことなのです
弱いからこそ生きていかなければならないのです
高校生の履修が気にかかっています
「世界史」
オレも得意ではありませんでした
ただ単に「覚える」というのが性格に合わなかったのでしょう
ただ、世界史のセンセイとは妙にいがみ合って面白く授業を受けたことを覚えています
この歪んだ性格ゆえ、試験勉強はわざとしませんでした
大人になってやっと分かったのですが、やはり世界史は必須中の必須です
アメリカのテロ、中東紛争、石油の利権など、世界史を知らずしては、何も理解できない出来事なのです
受験をターゲットにするのは高校とすれば当然のことで、オレ自身も関係ない授業よりも直接の授業をやってくれと思っていたクチです
センセイもビジネスですから、自分の学校から何人一流大学に進学したとか、自分のクラスからいかに優秀な生徒を出したかというのが評価に直結しますから、当然のことでしょう
彼らのビジネスマンとしての気持ちは理解してあげなければなりません
世界史を改めて勉強しています
こんなにも面白かったのか
今目の前で起こっているのは、紀元前から続いていることなのか
などと、本を読むたびに驚きと感激を覚えています
情けないのは、その出来事が起きた年号をいともたやすく言えてしまうことです
何を教えるのが教育だったのかと…
世界史を知らずしては新聞さえ読めないのです
こんなに偉そうなことを言ってますが、日本史を履修していなかったオレの「日本史」は全て司馬遼太郎なのです(*_*;