コース: Blender 基本講座

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、25,000件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

レンダラーによるマテリアルの違いを理解する

レンダラーによるマテリアルの違いを理解する - Blenderのチュートリアル

コース: Blender 基本講座

レンダラーによるマテリアルの違いを理解する

Blender でマテリアルを 設定する時には 少し注意しなければいけないことが あります。 今 Blender には Cycles と Eevee という 2つのレンダーエンジンが 用意されています。 レンダーエンジンというのは 3D で構築されたシーンを 2D の画像として出力する為の プログラムなのですが この Cycles と Eevee では マテリアルは共通で使えるのですが 最終的なレンダリングをした時に この2つのレンダーエンジンで 見え方が変わってしまう という問題があります。 例えば今この球が 透過しているというマテリアルの 設定になっています。 レンダーエンジンを Cycles に 切り替えた状態で レンダリングのプレビューを見てみます。 するとこのように球の向こう側が 透けて見えます。 しかしこの状態から レンダーエンジンを Eevee に切り替えると 全く透過されていない状態に なってしまいます。 Eevee では このマテリアルの設定だけではなく このレンダーエンジン自体が持つ この「スクリーンスペース反射」という プロパティをオンにしてあげないと このように向こう側を透過することが できないようになっています。 それなので、マテリアルを設定する時には 最初にどのレンダーエンジンを使って 最終的な画像を生成するのかを 決めてからマテリアルの設定を していくと良いでしょう。 途中でレンダーエンジンを 変えてしまうと それまで構築したマテリアルの設定を 修正しなければいけないかもしれません。 Blender でマテリアルを設定する時には レンダーエンジンをどちらを使うのかを 決めることが大切です。

目次