コース: プロジェクトを成功に導くには
アクションアイテムと問題解決を検討する
プロジェクトの実行には 想定外が付きものです。 ここでは、プロジェクトをスムーズに 進めるために想定外を管理し、 解決に導く流れを見ていきます。 プロジェクト中の思わぬ事態を よく想定外の問題と言いますが、 前向きな呼び方をするなら、 アクションアイテムです。 私はアクションアイテムを 必ずスプレッドシートに記録します。 各アクションアイテムには 明白にすべきことが7つあります。 それを入力していきます。 項目の名前は何か。 どういった事態か。 誰が特定したか。 いつ特定したか。 誰が対処するか。 どう対処するか。 いつ実施するかです。 H+ Sport もこの手法を取り入れています。 ここで想定外が起きました。 プロジェクトで使用予定の フォークリフトが1台故障したのです。 アクションアイテムトラッカーを 見てみましょう。 項目に名前と説明が付いています。 報告したのはシフト監督者、 担当はフリートマネージャーです。 次のステップが提案され、 目標期日が決まりました。 このように情報を集めて更新していけば、 H+ Sport はプロジェクト中に起こる 事態にも遅れを取ることはありません。 次は皆さんの番です。 サンプルのアクションアイテムトラッカーを 開き、5分ほど時間を取って、 自分のプロジェクトで起きそうな事態を 入力してください。 アクションアイテムトラッカーを使うと、 プロジェクトの実行段階で想定外のことが 起きても適切に対応できます。 対応すべきこと、対応する人、対応する日を 記録することが、 チームの成功につながります。