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重要なパートナーを見つける
アディダスとイケアのコラボレーションに、 石けんのダヴとダンキンドーナツ。 どちらも、双方に 利益をもたらした提携です。 不足部分を補ってくれる企業と 提携することで、リーチを拡大し、 顧客インサイトを深めたのです。 このように、適切な提携関係を結ぶなら、 貴重な知的財産、新規顧客、 ひいては自社が持っていない 専門知識までも得ることができます。 最適な戦略パートナーを見極める上で、 「業界内、業界周辺、業界外で探す」 という手法があります。 まず、提携の目的を明確にしましょう。 「ロイヤルティプログラムを 拡大するためのパートナーを探す」 といった具体的な目標です。 次に、その目標を達成するために 協力してくれる「業界内」の人や企業を、 競合他社も含めて リストアップしてください。 競合他社との提携を行ったのは、 クロロックスと P&G です。 P&G は紙おむつの改良を進める中、 新しいプラスチックフィルム素材に、 目をつけましたが、未知の市場だったので、 ラップ製造のクロロックスと 提携したのです。 人気商品が生まれ、 提携から4年で売上は2倍になり、 10 億ドル規模のブランドに 成長しました。 両社に利益をもたらしたのです。 次に考えるのは、「業界周辺」です。 業界に近い人や企業で、目標を 達成するために 必要なリソースを提供できる、 技術提供者やベンダーなどを 考えてみてください。 例えば、ウーバーはスポティファイの プレミアム会員が車内で好きな曲を 聴けるようにしました。 スポティファイと、 提携することで、 ウーバーの顧客満足度と ブランドロイヤルティは高まり、 スポティファイはプレミアムプランへの アップグレードを促せるわけです。 最後に考えるのは、「業界外」の部分です。 異業種だけれども、目標に関連した解決策や リソースを提供できる人、 企業はいないでしょうか。 例えば、ナイキはボシュロムと提携して、 サングラスにもなる、 アスリート向けのカラーコンタクトレンズ 「マックスサイト」を共同開発しました。 これは両社にプラスな提携となり、 ボシュロムはアスリート、 ナイキはコンタクト利用者の顧客層を 開拓できました。 パートナー候補の検討で 覚えておくべきなのは、 「双方に利益となる関係を築ける相手が 最も有望な提携先になる」ということです。…
エクササイズファイルを使って実践してみましょう。
インストラクターがコースで使用しているファイルはダウンロードできます。見て、聞いて、練習することで、理解度を深めることができます。