今回は主要欧州クラブの2024~2025シーズン総括を書いていきたいと思います。
1回目は「トッテナム」です。
リーグ 勝ち点38 11勝 5分 22敗 64得点 65失点 17位
FAカップ 4回戦敗退
リーグ杯 ベスト4
ヨーロッパリーグ 優勝
基本布陣
過去記事はコチラ↓↓
①早々に欧州カップ出場権から脱落
「結果を残す」2年目に突入したポステコグルー監督率いるトッテナムですが、守備陣を中心に怪我人が続出。さらに監督自身が断固として戦い方を変えないので守備は決壊。得点は奪えるもののそれ以上の失点を喫する試合が続き、更に1月には奮闘していたソランケも離脱し、早々に欧州カップ出場権から脱落していきます。
それでもヨーロッパリーグではストレートでリーグフェイズを突破し、決勝トーナメント1回戦ではAZ、準々決勝ではフランクフルトに勝利し、準決勝に進出。
そしてロメロ、ファン・デ・フェンの復帰の目途が立ち、残留争わない状況になった際にリーグ戦を半ば捨て、ヨーロッパリーグ優勝に照準を絞る様になりました。
②「終わり良ければ総て良し」を体現
そしてその目論見通りにヨーロッパリーグでは準決勝でボデ/グリムトを撃破し決勝進出。決勝の相手は同じく苦しいシーズンを過ごしこちらもヨーロッパリーグ制覇に照準を絞ったマンチェスターユナイテッドと、互いに「絶対負けられない」チーム同士の対決となりました。
そして運命の決勝はヨーロッパリーグで主に見受けられた堅守速攻でマンチェスターユナイテッドをシャットアウト。ブレナン・ジョンソンのゴールを守り切り見事2007-2008シーズン以来のタイトルを獲得し来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得。
各選手の喜びようを見ると(特にソン)、「終わり良ければ総て良し」を体現したシーズンとなりました。
③クラブの風潮を変えたシーズンに
その優勝をありポステコグルー監督には残留が噂されているものの、正直このタイミングでの「勇退」がチーム、そして監督キャリアを考えると良いかと思います。
最後の最後にビッグタイトルは獲得したものの、自身の望むスタッフを連れてなお増え続ける怪我人、そしてリーグ戦で対策されて勝てず、本来は大失敗とも言えるシーズンになっているのは事実。そんな中でも戦い方を変えない頑固さは群雄割拠のプレミアリーグにおいて強みというよりは大きな弱みとなってしまっています。
選手からの求心力が落ちていないのは素晴らしいこと(逆に次監督の就任のネックになりそうですが、、、)ではあるものの、このまま続けると昨シーズンのマンチェスターユナイテッドのテン・ハーグ監督の二の舞になる可能性はあるだけに、今噂のあるトーマス・フランク監督への交代がベターだと思います。
またセンターバックの手直であるロメロも移籍を示唆し、ドラグシンが長期離脱中(来シーズン開幕には間に合わないと思われます。)のセンターバックは両質共に足りない状況。リシャルリソン、ヴェルナーが抜ける可能性が高いウイングと併せてしっかりと強化しておきたい所です。
ただクラブにとって久しぶりのタイトル獲得がクラブの風潮を変えたのは確か。来シーズンのチームにも注目です。
では
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