BearLog PART2

暇な中年の独り言です

5月28日 上場時の時価総額についてちょっと思いを馳せてみる

 押印当番だったので、9時半に出社。

 本当は9時に出社しなければいけないのに、いかんいかん汗

 そう言えば昨日、同僚から大分土産の「ちいかわダイカットキーホルダー」をちょうだいしたので、そいつの会社のちいかわ仲間に分配するべく、会社へ持ってくる。しかし温泉に入るハチワレ、本当にかわいいぜ。

 午前中一杯は、投資先の取締役会とそれに付随する事業相談会。ほぼこれで午前中が潰れる。

 その後は、投資先関連の各種手続を行っているうちに時間が経ってしまう。それに加えて、今決算締め真っ盛りなのだが、事業報告書の後発事象に記載すべきことがもれているのでは?という有り難い指摘を同僚からいただいたので、さっそく明日対応しなければならないという状況になった。監査報告書の日付が6月2日で物事が進んでいるから、ギリギリの対応だったな。見つかってよかった。同僚に心からの感謝、である。

 その後さらに夕方、投資先の取締役会があって、そこで事業計画上のIPOの時期をどうするかという議論になった。この投資先については、まだファンドの満期も先なので、慌ててIPOしなくてもいいのではないかということを明確に思っていたりする。

 そもそも自分が時価総額100億円台の上場企業のCFOをしていた経験があるから、小さい時価総額で上場しちゃうと本当に大変、ということが身にしみて分かっているので、自分がキャピタリストであるという大前提はありつつも、IPOスケジュールについては無理してほしくないなあといつも思う。拙速なIPOは誰も喜ばない。

 おまけに東証もクロースの上場維持基準で時価総額を100億円以上、というようにハードルを上げてきているし。2030年までに100億円以下の会社を100億円以上に上げるってのは、かなり無理ゲーに近いと思うのだが、どうだろうか?

 夜は流れで同僚と久しぶりに「ラーンナー」でタイ料理を食べてから帰る。シンハー1本だけ飲んちゃう笑

tabelog.com

 カオソーイとかを食べたんだけれども、美味しかった。

 そう言えば、先日見た『ガール・ウィズ・ニードル』のレビューをnoteにまとめましたので、暇な人は読んでみてください。これって思いの外、結構書くのに苦労してしまった。でもいい映画だったと思うのだ。

note.com

5月27日 渋谷で見かけた警備員さんがいい感じ

 朝一番、合気道の朝稽古。今日は片手取りからの一教、二教、そして回転投げ、そして回転投げとは逆方向に腕を回して投げる(うまく表現できないが)、というものを習う。一教については少し勝手が分かってきたのだが、中途半端に分かってきただけに、ささっとやろうとしてしくじる(自分の悪い癖だ)。先輩からは「ドタバタしないで、落ち着いて」というご指導をちょうだいした。そりゃそうだ。

 それに加えて、座技呼吸法では強く腕を抑えられてしまった場合は、肘をぐっと下げるということを教わった。なるほどなあ。肘を下げて手首を外側に回すと不思議と肩が持ち上がる。

 その一方で、両手首を強く握った場合、相手の力が一瞬ゆるみ、その次に何か筋がぴくっとした感覚を感じた瞬間に、あがらうすべもなく転がされる、という技を駆使する方がいる。これも不思議。やってみたいと思うものの、当然まだできない。

 しかし人間の身体って不思議。

 帰宅してからは在宅勤務。

 夕方は投資先の株主懇親会に出席。場所はこちら。

www.themagnus.jp

 基本は結婚式場なんだと思うけれども、なかなかの立地と内装。そして立食だったのだが、料理も丁寧さがでており、好感が持てた。締めのご挨拶を頼まれてしまっていたので、懇親会中ずっとネタ探しをしていたのだが、いいネタが出ず。しょうもない話しか出来なかった。

 帰宅途中、渋谷駅でリロ&スティッチのプロモーションをやっており、自撮りする人たち多数。そんな中で、スティッチを守る警備員さんを発見。

 何か面白い。

 帰宅してからは色々とやりたいことがあったのにダラダラしちゃう。ダメだな。

 ストレッチして就寝。

 そう言えば『ノスフェラトゥ』のレビューをまとめてます。よろしければどうぞ。

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5月26日 作者と直接結びついてしまうという現代の喜びを味わいつつ

 朝一番でトレーニング。日曜日にサボり癖が出てスキップしちゃったからな。とはいえ、身体は比較的動いたほうだと思う。

 午前中は在宅勤務でデスクワーク。

 午後から出社。IPOした銘柄の売却に関する投資委員会に出席。売却であるが故にそんなに時間はかからなかった。

 そう言えば、大変なことがあった。

 以前の日記で映画『ORLIK』について、noteでまとめたから、haiena監督が読んでくれたらうれしいなあ、なんて言っていたのだが、

kumaotaku.hatenablog.com

 何と恐ろしいことに本当に御本人に読んでいただいたそうで、Xでレスをちょうだいしてしまったのだ。

 なんと。素人が勝手なことを呟いているにすぎないのに、身に余るようなレスをちょうだいしてしまい、本当に恐悦至極である。いやはや、とにかく次回作を早く観てみたいものだ。haiena監督、本当にありがとうございました。しかも、だ。

 ちょっとまて。「すごい」ってホントかよと思うけれども笑

 haiena監督だけでなく、主演の金子貴伸氏やミラー大尉役の黒崎純也氏からもレスをちょうだいしているのも驚きだった。

 レビュー主冥利につきるといいつつ、製作者側と直接つながれてしまう時代、その時代の不思議さと楽しさ、喜びなどなどを感じでいるところである。

 素直に自分の感想を書いたのだが、こんなに喜んでいただけるとは思わなかった。

 映画が耳障りの良い言葉しか喋らなくなって久しい気がするのだが、それに公然と反旗を翻すということは、かなり大変なことだと思うし、そういう反骨精神に満ち溢れた映画は応援していかなきゃいけないと思うのだ。

 ゴダールが巨匠として扱われているのだって、彼が観客に寄り添った結果ではない。

 彼が興味の赴くままに進めた映像的実験、その先進性と革新性を周囲が認めたが故のことだ。彼自身が巨匠になりたいからといって、観客に寄り添う映画を作ったわけではない。

 作者と観客は常に緊張関係にある。

 その緊張関係からしか、すぐれたものは生まれないとは思うのだ。自分の駄文がそんなサイクルの一助になれればいいなあ、なんつって思っている。

 さて、夕方は今日も映画を観に行った。今回はガラリと趣を変えて、『ガール・ウィズ・ニードル』である。

 本編のイチ部がyoutubeにアップされているので、貼っておく。

youtu.be

 モノクロ画面からは第一次世界大戦の傷が癒えないデンマークの雰囲気が否が応でも伝わってくる。カメラは、あるときはブレながらドキュメンタリーのように、あるときはどっしりと構え、被写体を執拗に追う。

 いやー、話の内容もすごいが、その書法、ちょっと痺れた。しかも20世紀初頭の話なのに、「女性」を巡る言説としては、今でも立派に通用してしまいそうなかんじだ。こりゃ凄い。絶対に観たほうが良い。

 ということで、この衝撃波またnoteにまとめることにします。

 

 ということで帰宅してから、ストレッチして就寝。

 疲れたのは、『ガール・ウィズ・ニードル』のせいばかりではなさそうだ⋯⋯。