朝、そこそこ早くに起きたのはいいのだが、どうもベッドの中でグズグズしてしまった。明日トレーニングすればいいや、とトレーニングをあっさりスキップ。来週月曜日に行けば、火曜日は合気道の朝稽古、水曜日は当番につき出社するので、トレーニングができない、よって、木曜日か金曜日に行って、日曜日に行けば、週三回は確保できるので、まあいいか、と。
ということで、朝ゆっくりと過ごしてから、午後一番にアップリンク吉祥寺へ映画を観に行く。『ノスフェラトゥ』である。
しかし、『ノスフェラトゥ』って何か言いにくいな。
正直言うと、自分は好んで「ホラー」映画って観る方ではない。確かに「見えないモノを見せる」のが映画の真実の一面だとすれば、「ホラー」という様式はその様式にぴったり当てはまるだろう。だから、「ホラー」って映画にふさわしいジャンルなんだというのはよく分かる。でも自分は別にスクリーンに恐怖を欲することがあまりないのだ。
だったら、『ノスフェラトゥ』なんて観に行かなければいいじゃないかということになるのだが、予告編から見える端正な画作りに惹かれたからだ。そうそう、キューブリックの『シャイニング』も全然怖さを感じなかったが、その画作りに惹かれたのだった。しかし人の血の色ってのはスクリーンにおける絶妙の差し色になってしまうってのは、映画というメディア自体が血を求めているのだということでもあるような気がする(お、我ながら名言笑)。それはよく覚えておこう。
アップリンク吉祥寺に行ったら、『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』のイベントをやていたようで、名前しらないけどこんなキグルミが館内を闊歩しておりました。
このキャラの名前、分かる方教えて下さい汗。
ということで、『ノスフェラトゥ』については、別途noteでまとめます笑
帰宅してからは、娘に「勉強するなら付き合うよ。書斎にいるから声かけて」とだけ言い残して、書斎で昨日や一昨日の書いてなかった日記や雑文等々をパソコンに向かって書き散らす。昨日拝見した『ORLIK』の感想をnoteにアップ。haienaさん、読んでくれるかなーなんてアホなことを考える。素人の駄文なんて読むわけ無いじゃん(と自己ツッコミしておく)。
娘から声がかからないので、その後、小話的小説を書きたくなった。
実は今朝から、何がどういうきっかけなのかわからないのだが、ドストエフスキーを主人公にした小話を書こうと思っていたのだ。世界的文豪を冒涜するような行為かもしれないが、『文豪ストレイドッグス』なんてのもあって、そこではフョードルくんは大悪党として描かれているので、私のような小者が書く分には幾許かのお目溢しがあるだろうと期待する。
とにかく、書きたくなったので、エディタに向かって書き始めた。
このじてんでは、まだ結末などは決めてない。唯一アイデアとしてあったのは、彼の口述筆記者でやがて彼の二番目の妻になるアンナ・スニートキナを登場させようということくらい。あとは書きながら考えていたら、これって『芝浜』じゃんって唐突に思いついて、『芝浜』まんまの話に仕上げた。
そして最後の校正をChatGPT様にお願いして、アップ。
しかし『芝浜』をほぼ丸パクだよ笑
我ながらよくやるわ。
でも『芝浜』って大好きな落語のひとつだから(かといって、自分は落語マニアからは程遠いので、そんなにたくさんの落語を知っているわけではない。有名な噺だけだ)、まあいいかなーって。
それはこちら。
自分としては思ったよりもよく仕上がったような気がしている笑 ま、こんなもんかな笑。
娘からは待てど暮せど声がかからず、結局夕食に。夕食のときに「全然声かけてくれなかったじゃん」と言うと、「え?私、ずっと起きてたのに」というトンチンカンなことを言う。「おいおい。勉強を教わる方から『今から教えて下さい』ってキューだしするもんだろ」と、ちょっと苦言を呈しておいた。
結局、勉強を始めたのは22時くらいから。円についての問題を教えつつ、円の代数的記述について説明をする。それから、不等式で表現される平面上の領域の話を少々。そこで24時近くになり、自分も眠くなったので一旦ストップ。
ベッドに入ってから、落ちるまでこれを読む。日経新聞の書評欄で知ったのだが、エッセイとして読んでもなかなかおもしろい。