2015年2月17日

HAProxyでPostgreSQLを負荷分散する(デモ動画あり)

PostgreSQLにレプリケーション機能が標準機能として入ってしばらく経ちました。

PostgreSQLでもレプリケーション機能がいろいろなところで使われるようになってきた最近ですが、以前から気になっていたこととして、「L4のロードバランサでPostgreSQLの負荷分散ができないのだろうか?」という素朴な疑問がありました。

ずっと試してみたいと思っていたのですが、ようやく今回 HAProxy を用いることで動作させることができましたので、その方法を簡単にご紹介します。

■「L4のロードバランサ」とは

「L4(Layer4)ロードバランス」とはTCP層におけるロードバランスのことです。L4のロードバランサは、アプリケーションごとのセッションの内容には関係なく、TCP層の情報だけを使ってロードバランスを行います。

ネットワークのロードバランスには、L4以外にもL7のロードロードバランサもあり、L7のロードバランサの場合には、例えばHTTP/HTTPSのロードバランサであれば、HTTPのセッションの内容まで見て、Cookieを挿入したり参照したりして、ロードバランスの挙動を制御したりします。

L4とL7のロードバランサ違いについては、以下のページの「Layer-4 と Layer-7 のロードバランサの違い」の項目を参照してください。

2015年2月9日

【寄稿】PostgreSQL 9.4特徴紹介とpgCon China参加レポート

SIOSさんのオープンソースブログに「PostgreSQL 9.4特徴紹介とpgCon China参加レポート」と題して、PostgreSQL 9.4と12月に参加したpgCon Chinaについて寄稿させていただきました。
日本では珍しい中国でのPostgreSQLコミュニティの様子よろしければご覧ください。

では、また。

2014年12月2日

PostgreSQLカンファレンス2014開催のお知らせと見どころのご紹介 #pgcon14j

この記事はPostgreSQL Advent Calendar 2014の12/3の記事です。

12月5日(金)にPostgreSQLユーザの方にはおなじみのPostgreSQLカンファレンスが開催されます。
私も企画に少しかかわっていますので、このエントリでは今回のカンファレンスの見どころをご紹介してみようと思います。

■5トラック同時進行で多彩なセッション

今回のカンファレンスは、レギュラーセッションに加えてさまざまな企画系のセッションがあります。
  • キーノートセッション
  • ハンズオンセッション
  • レギュラーセッション
  • チュートリアルセッション
  • インターナショナルセッション
キーノートやレギュラーセッションは通常通りと言えますが、それ以外にも、豪華講師陣による「ハンズオンセッション」、PostgreSQLの初学者でも半日で効率良く学べる「チュートリアルセッション」、海外から参加する講師による英語のみの「インターナショナルセッション」など、さまざまなセッションがあります。

2014年9月7日

第4回PostgreSQLアンカンファレンスを開催しました #pgunconf

昨日9月6日、第4回PostgreSQLアンカンファレンスを開催しました。
土曜日にも関わらず30名近い方に参加いただき、発表も17本もあり、今回も盛況なイベントになりました。参加いただいた方、発表いただいた方、ありがとうございました。

「アンカンファレンス」では、事前にはプログラムを決めず、当日イベント開始後に発表したい人が右の写真のように付箋紙で張り付けてプログラムを作っていくという仕組みで、一つのセッションが10~15分と短い代わりに、より多くの人が発表機会を得られる、というスタイルのイベントです。

そのため、毎回バラエティに富んだ話題に触れられるので、企画する側としてもプログラムができあがっていく様子を見るのがひとつの楽しみになっています。今回も始まって10~15分でほとんどの枠が埋まっていました。

アンカンファレンスに初参加だった方は1/3程度だったようですが、新人さんが2本も発表していたりして、気軽に発表できるイベントとして認知されつつあるようで、企画者としては嬉しく思いました。

2014年7月22日

もうひとつの「PostgreSQL Internals」技術文書が公開されました

最近、精力的にPostgreSQL関連の検証や技術情報の公開をしている日本HPさんから、「PostgreSQL Internals」という技術文書がPDFで公開されました。
上記ページの下の方に「PostgreSQLエンジニア向け!ストレージ内部構造および内部動作検証報告」というタイトルのPDFファイルをダウンロードすることができます。
章レベルで目次を抜き出すと以下のような内容になっています。
  1. 本文書について
  2. プロセスとメモリー
  3. ストレージ構成の検証
  4. 障害対応
  5. パフォーマンス関連
  6. SQL文の仕様
  7. 権限とオブジェクト作成
  8. ユーティリティ
  9. システム構成
  10. ストリーミング・レプリケーション
  11. ソースコード構造
  12. Linuxオペレーティング・システム設計