毒素感傷文

院生生活とか、読書の感想とかその他とか

子連れ単身赴任生活スタート支援

承認欲求に従い、中途半端な記事ながら放流します。残りは数か月経ねば情報は蓄積されるまい。

 

というわけで春からフルタイム勤務(大学教員)、乳幼児2児連れ近距離単身赴任をしています。れんさです。字面がヤバくていろんな人にドン引きされています。「想像つかない」「note書けば売れる(??)」などと様々な悪評をいただいてきたわけですが、1か月生活してみての所感を書こうと思います。

まず何よりも事前の準備が大事という話。

 

 

意思決定プロセス

激戦区での保活――パートタイマーD進?フルタイムアカデミア?

もっとも縛りの厳しかったのは保活。保活です。

【保-活】

認可保育園を探す活動のこと。年度途中で中途入園する方法もあるが、ここでは9-10月期申請のうえ1-2月中に入園が決定する年度開始時期の一斉入園を指す。

 

私が当時いた自治体は人口(特に子育て世代)が流入している数少ない自治体でして、保育園は新規に設置されているものの追い付いていないという実情がありました。

当時の自分は社会保険に入れる程度の臨床業務しかしておらず、上の子をなんとか小規模認可保育事業所の従業員枠に入れることができている状態(ややこしいですが認可外ではありません)でした。そして小規模といいますのは0-2歳を狭い保育室でも柔軟に、かつ、まめな観察のもと預かることのできる業態でして、3歳からは幼稚園または保育園の3歳児クラスに途中入園しなければなりません。

 

あのー、産休育休明けで...なんとかなりますかね?なりませんでした。

世は無情であります。

 

当時の自分はパートタイマーでありがら大学院に所属しており(院卒はして研究生的ポジション)、やり残した研究の残りなどをしつつ第二子の妊活もしなければなりませんでした。上の子の子育てもしつつですので、当然余裕はありません。1年先に自分がどういう生活をしているかさえ見通しの立たない状態でしたので、いっそ不確定要素が少しくらい増えたところで大差はなかろうというどんぶり勘定のもと第二子にチャレンジし、無事幸運のお陰でそこそこ早く出産を迎えたのでした。

この不安定な身分であれば、パートタイマーとして復職しつつそこでデータをとらせてもらってD進したい、そんな思惑があったのですが...保育園がそうも許しませんでした、3歳0歳同時入園というのは狭い門の向こうに高い壁が聳えているようなものでした。そのほかにも臨床業務がメインの職場において非常勤の身でD進することの特殊性など様々な要素がかみ合ってしまい、なんと産直後からJ-RECで求人を探す羽目になったのでした。

 

保活、転職、転居(?!)

でまあ、産後ケア施設の入居中に公募にいくつか応募を出して、そのうちのひとつの選考だけを進めることになりました。これが10月くらいの出来事です。

この公募につきましては別建てで記事がありますので委細はそちらに譲ります。

 

保活というものは、先述の通り第一期が10月に〆切されてしまいます。追加の書類が出せたとしても11月程度が限度で、公募という長い選考プロセスではこれがかなり不利にはたらきます。そんなのあってたまるかとは思うのですが、現状はどこの自治体でも一律にそうした制度が適用されております。

こうして、第一期にはパートタイマー育休明けとして非常に低い点数で就労証明書を提出しました。絶望。

 

保活では「基礎点」がものをいいます。両親現行フルタイムが最も基礎点が高く、パートタイマーなどになるほど基礎点は低下します。基礎点が高いほど希望の保育園に内定し、さらにきょうだいが既に入園していれば加点なるものが存在します。

私はフルタイム転職の予定でしたが、当時2歳(4月入園時には3歳)の上の子も転園、さらに転職による就職「内定」状態のため基礎点がマイナスされた状態で、転職したとてフルタイム現行の育休明けやきょうだい加点よりは低くなってしまう計算でした。そのうえ、保育園の初回選考は既に終了しているため、少数の空き枠に高くない点数で申請するという三重苦です。

さらに自分がもともと住んでいた自治体から新しい職場は大体通勤1時間、保育園が内定したとしてもきょうだい別園を送り届けて毎日の出勤、さらに出向時(仕事柄出向が多いです)にはもっと早い時間の出勤となるうえに伴侶が不規則な勤務で常時の送迎は望めないとあり、外注による安定化も希望がもてない状態でした。

 

――さてどうする?

転居でしょ!

――まじかよ。

マジです。

 

というわけで、それまでの自治体で出産前に7園ほど見学に向かったあとで、さらに職場のある自治体の役所へ出向き、やはり激戦区だったため通勤経路上の別の自治体の役所で相談し、なんとか通勤経路であれば認可保育園も空きがありそうとのことで転居・子連れでの単身赴任を検討開始したのです。

この時点で11月半ばくらい、就職が(一応)内定したくらいでした。

大学人事というものは学内での選考プロセスが非常に長いため、この後も〆切で胃を痛めることになります。

 

 

準備;外注

時間は前後しますが、そもそも乳幼児2児を産前から産後まで日中の面倒をみるというのは現代ではただごとではありません。

 

私の場合、実両親との関係は希薄ではありませんが濃密でもなく、さらに近隣在住でもなく、加えて当時はなんと一時的に父親の医療的処置(頻度は少ないですが)にまで赴くこともある状況でした。これに関しては自分の立場が許すからやっていたに過ぎませんが、幼児の世話をしつつ常勤の8割程度の定時のパートタイマー臨床をしつつ、妊活(高度不妊治療)に通いながら学会発表の準備をしつつ試験勉強をしつつときどき父のもとに赴くという瞬間最大風速みたいなことをしておりました。

仕事柄純粋に勉強になるため、別に苦痛ではなかったのですが、この瞬間最大風速をさらに超える日々が待ち受けていようとは当時はあまり思っていなかったと思います。

 

こんな状況で私が家事をやっていたと思います?やるわけねーだろ!!!(口が悪い)

 

というわけで日常生活の中でもっとも優先度の低い家事があっさりと切り捨てられることとなります。

 
1.食事
①宅配総菜

産前からお世話になっております。それまでは大人は冷食配送を利用していましたが、出産前後で上の子も成長してきたのに伴って薄味の大人の食事を食べてくれるようになりました。塩分にも配慮されて日持ちのよい宅配総菜サービスを見つけたため、利用するようになります。これで週の半分の買い物・調理がぼぼ不要となりました。

だいたい世の中のワーママ情報ではホットクックなどの自動調理・電気圧力鍋が利用されますが、包丁も持ちたくないほどやる気がなかった妊婦の私は宅配を選択しました。

 

②幼児向け冷凍食

ちょっとニッチではありますが、上の子が1歳のあいだは特に困ったのでピンポイントの年齢をターゲットにした冷食も使いました。今もお世話になっております。こちらも塩分や野菜類に配慮されて分量も十分であり、個人的にはかなりお世話になっています(これからも)。


③ベビーフード

0歳児はよくお世話になります。第二子以降は特に、でしょうか、これに関しては説明を省いてもよいかと思うので省きます。


Uber eats

この生活になってから導入しました。ネットスーパーなどの方が便利なのかとも思いつつ、生鮮食品を購入するには受け取りスケジュールが合いにくいというのが大人1人子ども2人の生活に不適です。

「この時間にコレが欲しい」に関してはUberに軍配があがるため、しばらくはこのスタイルでやっていくつもりです。試行錯誤中。良い案をお持ちの方は是非こっそりお教えください...

 

2.育児
①病児シッター

今回単身赴任になってから導入しました。受診代行まで含まれているサービスで、フルタイムの味方です。家の中に一連の道具を揃えておいて20分前後の引継ぎで1日預かってもらえます。至高!転職で休みづらい慣らし保育中の擬似シングルにはもってこいのサービスです。足向けて寝られません。

②ファミリーサポート・送迎シッター

ファミリーサポートの方には以前の自治体に居住しているときからお世話になっておりました。有資格者とそうでない方と両方おられるので一長一短と思っておりましたが、いざ送迎(特に送り)を頼むと大変、本ッ当に大変お世話になっているのが実情です。

私の勤務の特殊性によるのですが、比較的朝早く家を出なければならないためなかなか自分の生活リズムに子供を合わせるのは序盤の体調管理が心配なため利用させていただいております。

 

3.掃除

家事代行一択です。第二子妊娠中から入ってもらうことになりました。特に清潔意識が高いわけでもないのですが、やはり大人一人での生活には限界があるためサービス導入しております。水回りだけでは時間が余るので結局家じゅう掃除してもらえますし、コストも大して高くはないです。便利。

 

4.日用品

Amazon定期便

便利。

西松屋オンライン

便利。以上

 

 

スケジュール

もっとも多忙な時期で下記のとおりです。なお、出向のない勤務の際は30分程度遅れたスケジュールかつ外注のない保育園送迎をしております。

6:00前後 起床

6:30 朝食準備、朝食

7:00~ 幼児起床、朝食 乳児保育園準備

7:30 ベビーシッター送迎氏に幼児依頼、乳児連れて出勤

 

16:30 最寄り駅到着、幼児お迎え

17:00~17:30 乳児お迎え、帰宅

18:00~18:30 乳児授乳、幼児・大人夕食

19:00 乳幼児・自分入浴、イブニングケア

19:30 乳児寝かしつけ

20:00 幼児タイム(絵本など)

21:00 幼児寝かしつけ

21:30 大人フリータイム(家事、飲酒

深夜~未明 どこかで乳児授乳

以下エンドレス

 

開始2か月弱でどうよ

まず、1か月で下の子の認可園を転園しました(四方八方にすみません)。

仕事も新規入職のため大した業務を担っているわけでもなく、ただただスケジュールの帳尻合わせをしているだけの状態です。

 

また経過報告をしたいところですが、いつ次の経過報告をできるかのめども立たないので取り急ぎ備忘録を。

 

ところでスタート支援ください。