【悩み相談の輪】結局、自分軸って何なんでしょう?」自分らしさって、どこにあるの?
こんにちは。50歳・無職・内向的な男です。
この相談コーナーでは、「ずっとモヤモヤしてたけど、誰にも聞けなかった」そんな声を拾いながら、いっしょに静かに考えていきます。
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一生ブレない自分軸の身につけ方 ~やりたいこと、才能、目標を見つける!~
今日も一歩も外に出なかったけどいい一日だった。 気にしすぎさんが自分軸を作るまで
■今日のお悩み
〈相談者:光月 風子さん/31歳 女性/会社員〉
最近よく「自分軸で生きよう」とか「他人軸はやめよう」と聞きます。
でも、正直“自分軸”って何なのか、よくわかりません。
私は流されやすい性格で、つい人の意見に合わせてしまったり、周りを気にして無理をしたり…
自分を大切にしたいけど、どうすれば“自分軸”でいられるのか教えてほしいです。
■回答:「自分軸」とは、“自分との約束”を守る力
ご相談ありがとうございます。
「自分軸」って、言い換えるとこんな言葉になると思います。
「自分との小さな約束を、ちゃんと覚えていられる人」
- 朝、少しでも歩こうって決めたら、5分でもいいから歩く
- 無理なお願いは引き受けないって決めたら、断ってみる
- 本音を無視しないって決めたら、「今、イヤだな」に気づいてあげる
その一つひとつが、自分軸の“芯”になっていくんです。
■他人軸とは、「正解探し」に疲れる生き方
他人軸の特徴ってこんな感じです:
-
“あの人が言ってたから”と自分の判断を後回しにする
-
“みんながそうしてるから”と無理に流れに乗ろうとする
-
「これでいいんだよね?」と、誰かの承認がないと不安になる
これ、誰でも一度はあると思います。
でもずっとそれを続けると、自分の気持ちがわからなくなっていくんですよね。
■「自分軸」が自然に育つ、ちいさな習慣
1日5分でもいいので、自分の内側に問いかける時間をつくってみてください。
-
「今、自分は何を感じてる?」
-
「本当は、どうしたい?」
-
「誰かのためじゃなく、“自分のために”今日できたことは何?」
これを毎日やっていくと、自分の感覚が“声”として聞こえるようになります。
そこに耳を傾けることが、“自分軸”を生きる第一歩です。
■一瞬で気持ちが楽になる考え方
「自分軸で生きるって難しそう…」と感じる方へ。
気持ちがふっと楽になる考え方をひとつ。
「何を選んでも、結局は“自分が選んだ”と受け止めること」
誰かに合わせたとしても、「今回は自分がそうしたかった」と受け入れる。
逆に、自分の意思で選んだことなら、「これが私の正解だ」と思う。
他人と比べなくていいし、正解を探さなくてもいい。
自分の“感覚”を、ひとつずつ信じてあげれば、それでOKなんです。
■書き手より、最後にひとこと
31歳のあなたへ。
“自分軸”という言葉が気になるのは、きっと「自分に戻りたい」というサイン。
人に流されたり、迷ったりするのは、ダメなことじゃありません。
でも、そのたびに「自分の感覚」を探しに戻ってこれたら、それがもう“自分軸”なんです。
大きな答えじゃなくていい。
自分にとっての「ちょうどいい」を、少しずつ育てていきましょう。

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今日のやさしい名言:
自分軸は、どこかにあるものじゃない。
毎日の中で、ちょっとずつ“育てる”もの。