4月30日 GDPショックも持ち直す
4月30日の米国株式市場は、主要3指数がまちまちの展開でした。
NYダウは+0.35%(約141ドル高)、S&P 500は+0.15%と小幅続伸。一方、ナスダック総合は-0.09%とわずかに下落。
1-3月期のGDP速報値が-1.1%(予想+0.2%)とマイナス成長となり、市場の懸念を増長しました。
「また含み損が増えるのか…」と、キリキリする胃をさすりながら、眠りにつきました。
それでも、終盤に明るいニュースが!
米政府が中国に関税協議を打診との報道で、関税の不安が和らぎ、押し目買いが入ったようです。
経済指標では、4月のADP雇用統計が+14.5万人(予想+15.0万人)とやや弱め。ボーイングやIBMがダウを支えましたが、ハイテク株は軟調でナスダックが重しに。為替は円が対ドルで1%高と、リスクオフのムードが広がりました。
5月1日 重要決算と雇用統計期待で反発
5月1日は3指数が揃って反発!
NYダウは+0.85%(約350ドル高)、S&P 500は+0.92%、ナスダック総合は+1.02%。
ハイテク株が力強く戻しました。
翌日の雇用統計を前に楽観ムードが広がり、中国との通商協議進展への期待も後押し。
22:30以降は、PCに釘付けでした。。
決算では、マイクロソフトがクラウド事業の好調で+4%超、メタは広告収入回復で大幅高。
エヌビディアの株価は、UAEへの販売制限緩和の報道で+2.5%。
4月のISM製造業景況指数は49.2(予想50.0)と低迷しましたが、市場は「雇用統計で挽回!」と前向きでした。
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5月2日 雇用統計と好決算でリスクオン!
5月2日は市場が盛り上がり、NYダウは+1.39%(約564ドル高)、S&P 500は+1.47%、ナスダック総合は+1.51%。
S&P 500は、なんと、20年半ぶりの9連騰、ダウも9日続伸と、リスクオン全開でした。
4月の非農業部門雇用者数が+17.7万人(予想+15.0万人)、失業率4.2%(予想通り)と、経済の底堅さが確認されたのが大きい!
決算では、アップル(AAPL)がAI期待で時間外で上昇(寄り付き後一部売られ)、マイクロソフトはクラウド需要好調で+5%。アマゾン(AMZN)は予想下回る決算で一時下落も、ハイテク全体は買い戻し優勢。
ヘルスケア、金融、エネルギーも堅調で、VIX指数は22.67(-7.88%)と低下。
私のポートフォリオもようやく光が見えて、朝起きた時、少しだけ、ホッとしました。
関税ショックの暗雲から晴れ間へ向かうか?!
この3日間のリスクオン相場、S&P 500の20年ぶり9連騰に数か月ぶりに心が踊っています。気持ちの良い目覚め。私の慢性胃炎もこころなしかマシに^^;
しかし、この市場の流れ、過熱感は否めません。
投資の偉人ウォーレン・バフェットさんは、「他人が貪欲な時こそ慎重に」と説いておられます。
周りが浮かれる今、逆張り思考が大事。
実は、私も資産がもう少し回復したら、個別株の一部を売ってキャッシュを増やそうかとも考え中(まだ未定ですが…)。
来週のパランティア、アップラビン、IONQ、RGTI、SKYTの決算等に期待しつつ、市場の波を冷静に見極めたいと思います!
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