やまぬタワマン投資熱の実態は 売却者の調査が示す「半住半投」意識

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木佐貫将司
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 各地で建設が相次ぐタワーマンション。住むためではなく、お金を増やす投資目的で利用されているとの指摘は多い。実際に住民はどう考えているのか。

 不動産情報サイトを運営する「LIFULL(ライフル)」が、東京都神奈川県千葉県埼玉県大阪府タワマンを売った男女311人に行った意識調査によると、購入時から「いずれ売却しようと思った」は45.9%で「ずっと住もうと思った」の36.8%を引き離した。

 売却理由で最多だったのは「不動産価格が上がって高く売れそう」の37%。売って後悔したことを尋ねる質問には、33.8%が「もっと高い価格で売れたかもしれない」と答えた。

 調査からは、タワマンに住み…

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この記事を書いた人
木佐貫将司
ネットワーク報道本部|首都圏ニュースセンター
専門・関心分野
選挙、議会、政策、地方自治、データ分析