コメンテーター一覧
大学教授やジャーナリスト–多士済々な顔ぶれ
【視点】臭気判定士という国家資格があることも知らなかったが、とにかく相馬さんの仕事がすごすぎる。 『相馬さんは通勤電車の中で、「毎日といっていいほど、TCAのにおいがする人に遭う」という』と、サラッと書かれているが、相馬さんだけが嗅ぎ分けている世界があると思うと、その生活にとても興味を惹かれる。 それはさておき、「都心の駅で着ている服を全て捨て、全身分を買い直したこともあった」というのはかなり深刻な状況だ。「くさい」というこが人を追い詰めるということに、あらめて衝撃を受けた。
【視点】大学で教鞭をとる私にとっても考えさせられる記事でした。学生の興味や報告を聞き、「こんな本や論文を読んでみては」と紹介することがよくあるからです。 この記事にもあるように、利用者が読みたいものが最初からある程度決まっており、それを探すだけなのであれば、人間はAIには到底かないません。ただ、その段階に至っていない「なんとなく気になる」状態の場合、対話のなかで何を読むべきかを示すのは人間の仕事ではないかと思います(勧めたからと言って、読んでくれるとも限らないのですが...)。その反応が投げかけた問いによって決まってしまう分だけ、AIとのやり取りは、決められた枠の外に利用者を連れ出してくれない感があります。 日本では司書の役割が軽視されることが多く、その待遇も決して良いとは言えません。「AIで代わりができる」ということになれば、その傾向がますます強くなってしまうのではないかと危惧します。
【視点】与党が選挙で大敗すれば首相の立場が不安定になることなど、誰にでも分かるはずです。仮に石破首相の続投を望んでいるのであれば、選挙で自民党か公明党に投票すればいいでしょう。他党を支持しておきながら(具体的な投票先までは書かれていませんが)、いまになってこのようなデモを行うのは、正直言って理解しがたい行為です。取材でもそういうツッコミをもっとしてほしかったと思います。
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