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ビル・ゲイツによると、代替は無理と考えられていた2つの仕事もAIが奪っていく

Lee Chong Ming原文翻訳:大場真由子、編集:井上俊彦

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ビル・ゲイツは「AIによって早期退職や短い労働時間が可能になるかもしれない」と話している。
ビル・ゲイツは「AIによって早期退職や短い労働時間が可能になるかもしれない」と話している。
Alex Wong/Getty Images
  • ビル・ゲイツによると、AIが教育と医療という2つの職業における人手不足を解決できるかもしれないという。
  • この億万長者は、「AIは、肉体労働を含む労働力の不足も補うようになるだろう」と語った。
  • ビル・ゲイツは「長年続いてきた医師と教師の人材不足が、AIによってまもなく解消される可能性がある」とも話している。

ビル・ゲイツ(Bill Gates)が、長年続いてきた医師と教師の人材不足は、AIによってまもなく解消される可能性があると語った。

「AIが導入されれば、医療の知識を提供するようになり、人手不足は解消されるようになる」と、ゲイツは2025年4月11日に公開されたポッドキャスト「People by WTF」の中で語った。

AIの影響を受けにくい職種は何か…ChatGPTの回答は? | Business Insider Japan

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公衆衛生に長く取り組んできた彼は、インドやアフリカの国々では今も医療従事者が不足していると指摘している。

アメリカもまたこの問題を抱えている。アメリカ医科大学協会(Association of American Medical Colleges)が2024年発表した報告書では、アメリカは2036年までに最大8万6000人の専門医およびかかりつけ医が不足に直面すると予測されている

「マイノリティの人や医療保険に加入していない人、地方に住む人を含め、すべての人に平等な医療を提供するには、この国では何十万人もの医師が必要だ」と、同協会の人材研究部門のディレクターであるマイケル・ディル(Michael Dill)は2024年、Business Insiderに語った。

高齢者医療を専門とする医師の数も減少しており、人口が高齢化する中でその傾向は続いている。医療従事者は、「老年患者の増加が医療の質の危機を引き起こす可能性がある」と2025年3月にBusiness Insiderに話している。

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