田んぼに並ぶ小屋、小屋、小屋…近鉄名古屋線の車窓から一帯に40棟以上、これは一体？

2025年5月31日 05時10分 (5月31日 05時10分更新)

　車窓に見える謎の小屋たち。津駅から近鉄名古屋線に乗り名古屋に向かうと白塚駅を過ぎたあたりで田んぼに並ぶたくさんの小屋が見えてくる。一帯に少なくとも40棟以上。なぜここだけ立ち並んでいるのか。見慣れぬ小屋の正体に迫った。

あぜ道沿いに立ち並ぶポンプ小屋。近鉄名古屋線がそばを走る＝津市河芸町影重で

　小屋が点在するのは津市河芸町影重と一色地区にある近鉄名古屋線と国道23号に挟まれた田んぼ。端から端までは約1キロで住宅や商業施設に囲まれている。一方で国道23号を挟んで200メートルほど離れた田んぼに小屋はなかった。

　個性豊かな小屋は高さ50センチほどのコンパクトなものから扉が付いた人が入れるサイズまで大小さまざまだ。多くがトタンに覆われて電線が伸びており、よく見るとパイプの...

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