京都は今の季節、
修学旅行生でにぎわってる。
昔は全然気づかなかったけど、
よくできてるなあと思うのは、
桜のシーズンが終わって、
祇園祭までのあいだ、梅雨もあったりして、
ちょうど観光の“端境期”になる頃。
だから、町なかで修学旅行のバスを見かけると、
「ああ、春もそろそろ終わりやなあ」
と、京都人は感じる。
で、こないだの朝、
散歩の途中でそのバスを見かけたときに、
ふと思った。
修学旅行って、
ただの「団体旅行」じゃなくて、
“いろんな人と一緒に過ごす時間”が、
いいんじゃないかなあって。
同じ学年やけど、
気の合う友達もいれば、
あまり話したことのない子もいる。
性格や家庭環境も違ったり、
本当に色んな人がいる。
でも修学旅行の間だけは、
そんなみんなが、
同じご飯を食べて、
同じ部屋で寝て、
同じ景色を見て、
一緒に時間を過ごす。
そんな機会って、
高校を卒業したら、ほんまに少ない。
修学旅行って、
色んな同級生と同じ時間と同じ場所を共有する、
そんな貴重な体験ができる機会だったんだなあと、
改めて、ふと思った朝だった。
今日は「天赦日」。
一年に数回しかない、ちょっと特別な日。
いつもよりちょっと、楽ばっていこう!(^_^)